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図書紹介 留意事項 |
書名: 岩波ジュニア新書222 「従軍慰安婦」にされた少女たち |
No.B175002 NDCK210 |
著者・出版社: 石川逸子/岩波書店 |
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内容: 半世紀前、アジアの少女たちの青春が奪われた。日本軍は侵略する先々に、また本土に少女たちを連行し、兵隊のための「慰安婦」とした。韓国での直接取材にもとづき、強制連行、前線の「慰安所」でのくらし、戦後の生活と、彼女たちの想像を絶する苦難のかずかずを描く。人間性への加害と日本の責任を考える一冊。 1 同年齢の少女たちのうえに起きたこと 2 連行された少女たち 3 「慰安所」はこうしてはじまった 4 戦争末期のなかで 5 「慰安婦」はなぜつくられたか 6 少女たちの戦後 7 日の丸の下での「慰安所」 8 二度とくりかえさないために メモ: |
書名: 岩波新書 従軍慰安婦 |
No.B175005 NDC210.700 |
著者・出版社: 吉見義明/岩波書店 |
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内容: 「日本が過去にやったことを、日本や韓国の若者に知ってほしい」―日本政府の謝罪と補償を求めて提訴した韓国人元従軍慰安婦の一人はこう語った。軍慰安所はいつどこにつくられ、日本軍・日本政府はどのように関与したのか。また実態はどうであったか。関係公文書を丹念に収集・分析した著者が、回想や聞書をあわせて、全体像を描き出す。 1 設置の経過と実態―第一次上海事変から日中戦争期まで 2 東南アジア・太平洋地域への拡大―アジア太平洋戦争期 3 女性たちはどのように徴集されたか―慰安婦たちの証言と軍人の回想 4 慰安婦たちが強いられた生活 5 国際法違反と戦犯裁判 6 敗戦後の状況 メモ: |
書名: 岩波ブックレット NO.229 朝鮮人従軍慰安婦 証言 昭和史の断面 |
No.B175003 NDC210.750 |
著者・出版社: 鈴木裕子/岩波書店 |
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内容: 1 皇軍と従軍慰安婦 2 「皇軍将兵への贈り物」 3 朝鮮人慰安婦たちは 4 従軍慰安婦問題とわたくしたち メモ: |
書名: 岩波ブックレット NO.261 帰らぬ女たち 従軍慰安婦と日本文化 |
No.B175004 NDC210.750 |
著者・出版社: 富山妙子/岩波書店 |
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内容: 遠い風景から射す影 女と性と表現 他者の眼 タイとの出会い メモ: |
書名: 国立市公民館女性問題講座「歴史」 女性史を拓く〈4〉 「慰安婦」問題と戦後責任 |
No.B142096 NDC367.210 |
著者/出版社: 鈴木裕子/未来社 |
初版1996/07/25 \2200 |
内容:
「慰安婦」問題が40数年間、不問に付されてきた背景とは。侵略と加害の認識を欠落させた歴史観、被害者意識の戦争観がどう作られたかを歴史的事実に沿って検証。 日本軍「慰安婦」問題が40数年間不問に付されてきた背景とは。侵略と加害の認識を欠落させた歴史観、被害者意識の戦争観がどう作り出されてきたかを歴史的事実に沿って検証。 。 1 「8・15」はどう演出されたのか 2 「敗戦」と女たち 3 女たちをとりまく状況、女たちの「8・15」認識 4 日本と朝鮮の「戦後50年」 5 賠償からみた「戦後50年」 6 戦後天皇制度と女性 7 裁かれる日本軍「慰安婦」問題 鈴木裕子[スズキユウコ] 1949年東京生まれ。早稲田大学大学院文学研究科日本史学専攻修了。女性史・社会運動史研究。東京経済大学講師。 |
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メモ: |
書名: 新潮選書 日本売春史 遊行女婦からソープランドまで |
No.B175016 NDC 368.4 |
著者・出版社: 小谷野敦/新潮社 |
初版2007/09/20 ¥1,155 |
内容: 「娼婦の起源は巫女」「遊女は聖なる存在だった」「遊廓は日本が誇る文化だった」など、これまでの売春論は、その是非を問わず、飛躍と偽善にみちた幻想の産物ばかりである。また、現代にも存在する売春から目を背け、過去の売春ばかりを過剰に賛美するのはなぜか?古代から現代までの史料を丁寧に検証、世の妄説を糾し、日本の性の精神史を俯瞰する力作評論。 第1章 売春に起源はあるのか 第2章 古代の遊女は巫女が起源か 第3章 遊女論争―網野善彦による「密輸入」 第4章 「聖なる性」論の起源 第5章 中世の遊女と網野史学 第6章 近世の遊女史 第7章 岡場所、地方遊廓、飯盛女 第8章 日本近代の売春―廃娼運動と自由恋愛 第9章 現代日本にも存在する売春―カフェ、赤線、ソープランド 小谷野敦[コヤノアツシ] 1962年生まれ。東京大学文学部英文科卒業、同大学院比較文学比較文化専攻博士課程修了。学術博士。現在、東京大学非常勤講師。 |
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メモ: |
書名: 娼婦と近世社会 |
No.B175015 NDC368.400 |
著者/出版社: 曽根ひろみ/吉川弘文館 |
初版2003/01/01 \2400 |
内容:
近世社会には遊女・芸者・熊野比丘尼、隠売女・飯盛女・夜鷹など、さまざまに「性」を商品化された女性たちがいた。その実態を生活やこころの問題、梅毒や性愛のあり方も視野に入れながら描く。性の売り手・買い手が都市下層民まで拡大し、売買春を成り立たせてきた多様な歴史的背景を女性史の立場から探る。また、現代の「売春」論議にも一石を投じる。 第1章 売春の歴史をめぐって 1 現代の視座から〜1990年代以降の売春をめぐる議論 2 売春史の可能性 3 売春史と遊女史 4 売色・売女・売淫 第2章 「売女」 1 売春社会の出現 2 隠売女 3 売女の生活とからだ 4 売女の生活とこころ 5 公権力と売春 6 売春と貧困 第3章 近世の熊野比丘尼―勧進と売色 1 売色する比丘尼 2 勧進の変遷 3 熊野への統制と離脱 4 売女比丘尼 5 賃稼ぎと売春 第4章 芸者の世界 1 遊芸を売る女性 2 宮津の酌取女・茶汲女 3 置屋仲間と芸子 4 芸者と売女―売春の位置 5 芸者考 第5章 近世の梅毒観 1 娼婦と梅毒 2 近世における梅毒の実情 3 梅毒治療の実態ー水銀と山帰来 4 庶民の梅毒認識 ほか 第6章 婚外の性愛―女性史から見た『好色五人女』 1 性愛と倫理 2 婚姻を破る性愛…密通 3 未婚の娘たちの性愛 4 恋情や情愛に基づく性 終章 近世売買春の構造 1 近世公娼制の特質 2 近世売買春の構造 むすび |
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メモ: 売春、買春、密通、梅毒、比丘尼 関連記事:「売買春を女性史から探る/神戸大教授 曽根ひろみさんに聞く/「決して豊かな性ではない」」はこちら |
書名: 買春する男たち |
No.B175014 NDC368.400 |
著者/出版社: いのうえせつこ/新評論 |
初版1996/10/31 \1800 |
内容:
売春は「買春」という行為があってのものなのに、何故、バイシュンと言えば「売春」ばかり問題にされてきたのか。「買春」に甘い特異な日本の社会構造と、性風俗産業の隆盛の背景を鋭くえぐる。 第1章 “買春”の歴史 第2章 “買春”は本能か 第3章 書物に見る“買春” 第4章 テレクラ買春 第5章 風俗買春 第6章 買春と女性運動 終章 買春ツアーに見る社会構造 いのうえせつこ[イノウエセツコ] 本名、井上節子。1939年生まれ。フリーライター。女性の視点でさまざまな社会問題について取材、執筆、講演活動を行う。横浜市在住 |
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メモ: |
書名: あなたはもう幻想の女しか抱けない |
No.B175011 NDC367.900 |
著者・出版社: 速水由紀子/筑摩書房 |
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内容: 捕らわれていた幻に亀裂が入ったら、一度すべてを壊してしまえばいい。自分の生命の奥底にある「リアル」を、この現実世界の中で再生させることで、もはや幻想を必要としない自分を見いだせる。女たちはもっと「心地よく」「楽に」生きることに貪欲だから、そう思うのである。なぜ、日本のオヤジたちは、自分を上手に癒せないのか?援助交際で女の子を買う同じ世代が「将来、母となる少女を守れ」と聖少女幻想を振りかざして怒っている。外部からの幻想を注入され続けて来た男たちが、「自尊心」のリニューアルをはかるのは、膨大なエネルギーを必要とする。 序章 「東電OL」の心の闇 消えた3人の「エリートOL」 「東電OL」はもう一人の私 第1章 女たちが変えていく男との関係 男の幻想に止めを刺した女子高生 妻三十五歳は離婚の年齢 ほか 第2章 「援助交際」少女たちのセクシュアリティ 援助交際という名のイメクラ・ゲーム 援助交際を生んだ主犯は父親 ほか 第3章 とり残されていく男たち 増殖する一流大卒「微変態」クン 暴発少年を生む歪んだ家庭 ほか メモ: |
書名: 朝日文庫 閉じられた履歴書 |
No.B175006 NDC368.400 |
著者・出版社: 兼松左知子/朝日新聞社 |
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内容: 売春防止法成立で誕生した婦人相談員として、30年間新宿で性を売る女たちを見てきた著者が、売春の形態の変化と,売春が女性を崩壊させてゆくプロセスを、多くの実例を挙げながら描く。性を売る女たちの生々しい肉声をすくいあげた異色のドキュメント。 1 現代の性風俗―変貌する歌舞伎町 2 赤線の灯が消える 3 街娼とドヤ街 4 麻薬と覚せい剤 5 多様な売春 6 ヒモと暴力 7 愛から遠い世界で メモ: |
書名: クリティーク叢書 売る身体・買う身体 セックスワーク論の射程 |
No.B175001 NDC368.400 |
著者・出版社: 田崎英明/青弓社 |
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内容: 売春を性的奴隷としてではなく性労働として捉えること―売買春からセックス・ボランティアまで性労働の現場に定位しながら、欲望の物語を不断に再生産する資本制システムからの切断点をさぐる。 第1章 プロスティテュート・ムーブメントが問うもの 第2章 買春する身体の生産 第3章 売買春と資本主義的一夫多妻制 第4章 快楽と生殖のはざまで揺れるセックスワーク ―大正期日本を手がかりに 第5章 労働としての売春と近代家族の行方 第6章 日本の性産業で働くタイ女性たち 第7章 買売春と労働をめぐって ―「下館事件タイ三女性を支える会」有志による座談会 メモ: |
書名: Human Sexualityトーク&トーク〈2〉 買春と売春と性の教育 |
No.B175010 NDC368.400 |
著者・出版社: 鈴木水南子 村瀬幸浩【対談】角田由紀子 草野いづみ【論稿】/十月舎 |
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内容: 買売春の是非論を超えて「人間と性」の本質をラジカルに模索する。 「対談」買春・売春から「人間と性」を考える “売る女”の側から“買う男”を見る なぜ「売る」のか 「買売春問題」の何が問題か 買売春と法律 買売春の歴史と現在 買売春と性の教育―その課題と展望 メモ: |
書名: 買売春解体新書 近代の性規範からいかに抜け出すか |
No.B175007 NDC368.400 |
著者・出版社: SEXUAL RIGHTS PROJECT/柘植書房新社 |
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内容: 本書は、SEXUAL RIGHTS PROJECTが大阪府からジャンプ助成金を受け、1997年に企画・主催した連続セミナー「風俗産業を考える」の講演内容をまとめたものです。 対談 援助交際は売春か?(上野千鶴子宮台真司) 売春女性に対する差別意識を考える ―「東電OL殺人事件」差別報道から見えるもの ―未成年者の売春をどう考えるか ―法規制と自己決定売春防止法が女性に与える影響 ―風俗産業で働く女性たちエンパワーメントの意味を考える ―「被害者」・「堕落者」の視点からの脱却 メモ: |
書名: 快楽電流 女の、欲望の、かたち |
No.B175008 NDC367.900 |
著者・出版社: 藤本由香里,白藤花夜子/河出書房新社 |
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内容: 小さい頃から私は売春婦に憧れていた。東電OLはなぜ街に立ったのか?!風俗、AV、レディスコミック、売春・援助交際、小説などを題材に、現代の女性のセクシュアリティの深層に迫る。図版多数。 序章 割れた鏡のカレイド・スコープ 1 売春論―私が売春するために必要なこと 2 ポスト対幻想論―「対」に閉じない恋愛の諸相 3 実験小説―ワンナイトスタンド 4 欲望論―レディース・ポルノの黄金律 5 性幻想論―エロティック・ファンタジーを微分する 6 AV論―自分を産みたい女たち 終章 The personal is political メモ: |
書名: シリーズ<女性と心理>2 セクシュアリティをめぐって |
No.B175009 NDC143.500 |
著者・出版社: 河野貴代美編/新水社 |
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内容: トランスジェンダーからバイセクシュアルまで。性のゆらぎと実状を見る。 1 「性」を考える―トランスジェンダーの視点から 2 「女」を語る―ジェンダーの呪縛から解かれるために 3 妻たちの性は本当に解放されたのか? 4 セックスワーカーを搾取しないフェミニズムであるために 5 素人ホステスから見た「女らしさ」のワナ 6 ウーマン・ラヴィング 7 バイセクシュアリティの可能性にむけて メモ: |