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B173&B175  援助交際
紹介図書の目録
B175 売買春・従軍慰安婦 B173 未成年者への性支配・暴力・虐待
B353 子どもの非行・事件 B186 ティーンズの性行動・意識
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図書紹介 留意事項







書名:
朝日文庫制
服少女たちの選択
After 10 years
No. B173020
NDC 367.9
著者・出版社:
宮台真司/朝日新聞出版
初版2006/12/30
¥735
内容:
1996年、その年の流行語ともなった「援助交際」がピークをむかえた。何が女子高生たちを“援交”に駆り立てたのか。街を歩き、インタビューを重ね、問題のありかを探索し、その分析をまとめた衝撃作を10年を経て文庫化。新たに中森明夫氏の解説、圓田浩二氏、元援交少女との対談・座談会を収録。

  第1部 制服少女がパンツを売る理由
    パンツを売ってどこが悪いの?
    団塊の親たちの無残な失敗
    鏡としての「パンツ売り」
    少女は郊外で浮遊する
    「女子高生」というブランド

  第2部 コミュニケーションの進化史
    新人類とオタクとは何だったのか
    無神論者たちの宗教ブーム
    社会は「島宇宙化」する


宮台真司[ミヤダイシンジ]
1959年仙台市生まれ。東京大学大学院博士課程修了。社会学博士。首都大学東京准教授。


メモ:


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書名:
新書y
援交少女とロリコン男
ロリコン化する日本社会

No. B173019
NDC 367.9
著者・出版社:
圓田浩二/洋泉社
初版 2006/01/21
\ 819
内容:
援助交際のブームはたしかに終わった。しかし、それはなくなったわけではない。当たり前のものとして日常の風景に溶け込んだだけである。自らの性的な商品価値を自覚し、日常的に性を売る少女たち。そして、その価値を求め、少女を買う男たち。少女という価値に翻弄される当事者たちへの綿密な取材を通して、気鋭の社会学者が、一九九〇年代以降、日本社会に急速に広まった援助交際とロリコン化の現象を探り、現代社会における性のあり方とコミュニケーションの作法の変容を明らかにする。

  第1章 日常化した援助交際
    1 児童買春なのか児童売春なのか
    2 少女売春から援助交際へ
    3 援助交際を助長した電話風俗
    4 「援助交際の日常化」を招いた出会い系

  第2章 なぜ少女は体を売るのか
    1 効率のよいアルバイト
    2 もっと私がかわいかったら…
    3 優しくされたいから
    4 「ウリ」はしないけど日常的
    5 寂しさを紛らわすために

  第3章 なぜ男は少女を買うのか
    1 援助交際歴一五年の男
    2 なぜ少女でなければならないのか

  第4章 男たちはロリコン化しているのか
    1 ロリコン男が増えている!?
    2 ロリコンは異常か?
    3 ロリコン化する社会

  おわりに 現代の少女たちの性をどう考えるべきか
    援助交際の日常化とロリコン化が問うもの
    道徳で性を規定することはできるか
    性行動が人格を表現していると考えるのは妥当か
    成熟とは一体何を意味しているのか


圓田浩二[マルタコウジ]
1969年兵庫県生まれ。立命館大学文学部卒業、関西学院大学大学院社会学研究科社会学専攻博士課程後期課程単位取得退学。社会学博士。沖縄大学人文学部国際コミュニケーション学科講師。フィールドワークを通して援助交際や摂食障害、沖縄におけるダイビングを通じて県外移住者の問題などを社会学的に研究している。

メモ:
著者紹介の沖縄大学のサイトは http://www.okinawa-u.ac.jp/okidai/profile/maruta.html

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書名:
〈性の自己決定〉原論
援助交際・売買春・子どもの性
No.B180004
NDC367.9
著者・出版社:
宮台真司、速水由紀子、山本直英、宮淑子、藤井誠二ほか/紀伊國屋書店
初版 2001/06/25
\1,785
内容:
私たちの基本的な生活行動である〈性〉。そのあり方はきわめて多様であり、本来は他者や公権力が口をはさむ筋合いのものではないはず。しかし実際には〈性の自己決定〉を妨げるシステムが社会にはびこっている。本書では、社会学者、ジャーナリスト、高校教師、NGO活動家、弁護士など8人の論客が、それぞれの現場から問題点を論議し、「性への規制」の欺瞞を暴く。いつ、だれと、どんなセックスをするのか。自分のことは自分で決める−−−〈性〉を語れない大人たちへの挑発の書。

  援助交際を選択する少女たち
  「性的自己決定能力」を育む性教育
  性の自己決定とフェミニズムのアポリア
  「売春」を真正面から語れ
  闘いと癒し―異性愛強制社会と対峙して
  性の自己決定権を確立する法制度とは
  子どもの性的自己決定権をめぐる諸外国の動き
  自己決定原論―自由と尊厳


メモ:


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書名:
誰が誰に何を売るのか?
援助交際にみる性・愛・コミュニケーション
No.B175012
NDC367.9
著者・出版社:
圓田浩二/関西学院大学出版会
初版 2001/06/25
\3,990
内容:
本書は、インタビュー取材を中心に、筆者がしたフィールドワークをもとにして、執筆された社会学的研究書である。分析の対象は援助交際という社会現象であり、その当事者へのインタビューをとおして、さまざまな考察を展開するかたちになっている。論じられている問題は多岐にわたるが、主要な問題関心は、性、愛、コミュニケーションである。

  イントロダクション
  第1章 援助交際とは何か?
  第2章 援助交際の女たち
  第3章 援助交際の男たち
  第4章 メディアと援助交際
  第5章 援助交際におけるジェンダー構造
  第6章 匿名的な親密さと援助交際
  第7章 援助交際の時空間
  終章  援助交際にみる性・愛の行方―「性=人格説」批判


圓田浩二[マルタコウジ]
1969年兵庫県姫路市生まれ。1992年立命館大学文学部(哲学専攻)卒業。1994年立命館大学産業社会学部卒業。2000年関西学院大学大学院社会学研究科社会学専攻博士課程後期課程単位取得退学。現在、関西学院大学大学院社会学研究科研究員。


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書名:
東研ブックレットシリーズ  性を語るbQ
“援助交際”の少女たち
どうする大人?どうする学校? 
No.B173005
NDC367.900
著者・出版社:
村瀬幸浩/東研出版
初版 1997/04/25
\630
内容:
  小学生にテレクラ・売買春を語る
  “性と生”をめぐる中学生の現在
  “援助交際”にみる女子高生のこころ
  “援助交際”を生む背景と大人がなすべきこと
  インタビュー


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書名:
解説
児童買春・児童ポルノ処罰法
No.B173007
NDC369.400
著者・出版社:
園田寿/日本評論社
初版 1999/12/10
\1,575
内容:
ゆがんだ性は正される。処罰法の何が問題なのか。刑法学者が示した、刑罰の処方箋。「3年後の見直し」に向けての議論が始まる。

  1 総説
    本法の概要
    本法制定の背景

  2 逐条解説
    目的
    定義
    適用上の注意
      ほか

  3 資料
    児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律
    関連条文(抜粋)
    都道府県条例(抜粋)
       ほか


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書名:
制服少女たちの選択
No.B173009
NDC367.900
著者・出版社:
宮台真司/講談社
初版 1994/11/25
\1,732
内容:
「売り」は「悪い」ことか。大人はそれに答えられるか。見知らめ男を相手に身体を売る女子高生。しかし、彼女たちに倫理を問えるほど、私たちの社会に確固とした倫理規範があるだろうか。家庭・学校・地元―あらゆる既存の共同体が消滅し、「島宇宙化」社会が到来する。90年代以降の社会構造を予見した、新しい異才の問題作。

  第1章 パンツを売ってどこが悪いの?
  第2章 団塊の親たちの無残な失敗
  第3章 鏡としての「パンツ売り」
  第4章 少女は郊外で浮遊する
  第5章 「女子高生」というブランド
  第6章 新人類とオタクとは何だったのか
  第7章 無神論者たちの宗教ブーム
  第8章 社会は「島宇宙化」する


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書名:
Human Sexualityトーク&トーク〈2〉
買春と売春と性の教育
No.B175010
NDC368.400
著者・出版社:
鈴木水南子、村瀬幸浩【対談】角田由紀子、草野いづみ【論稿】/十月舎
初版 2001/01/28
\1,575
内容:
買売春の是非論を超えて「人間と性」の本質をラジカルに模索する。

  「対談」買春・売春から「人間と性」を考える
  “売る女”の側から“買う男”を見る
  なぜ「売る」のか
  「買売春問題」の何が問題か

  買売春と法律
  買売春の歴史と現在
  買売春と性の教育―その課題と展望




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