<02.7〜12に観た舞台の記録>  

  ・TEAM発砲B・ZIN『メルダイバー』(2002.7)
  ・ランニングシアターダッシュ『BRIDGE』(2002.7)
  ・演劇集団キャラメルボックス『嵐になるまで待って』(2002.7)
  ・グローブ座カンパニー『ヴェニスの商人』(2002.8)
  ・PLAYMATE『隣りのベッド』(2002.10)
  ・劇団G:フォレスタ『IN!〜開かないドアを今日もノックする〜』(2002.11)
  ・演劇集団キャラメルボックス『裏切り御免!』(2002.11)
  ・サードステージSHOWCASEシリーズ『今度は愛妻家』(2002.12)
 


 

 ・TEAM発砲B・ZIN『メルダイバー』:(6)

    新神戸オリエンタル劇場で7/6〜7の公演。
    7/7の昼に観てきました。
    O列(3列目)11番(左サイドブロック中央付近)席での観劇。
 
    (以下、当日の日記から転載)
      TEAM発砲B・ZIN観劇。65点ぐらいかな。ネタはまぁそこそこ。
     台詞が途中から説教臭くなるのはいつもの事か。キャラクター
     に個性があるものが少なかったかも。いつも面白い武藤さんは
     今回も良かったし坂口さんもそれなりに格好よかったけど。
                              (02.7)
 
 

 ・ランニングシアターダッシュ『BRIDGE』:(6)

    兵庫・伊丹AI・HALLで7/13〜21の公演。
    7/14の昼に観てきました。
    E列(5列目)23番(右サイドブロック、センターブロック側通路
   寄り)席での観劇。
 
    (以下、当日の日記から転載)
      食事後ちょっと慌てて伊丹AI・HALLへ。ランニングシアター
     ダッシュ本公演を観るのは久々なので(2月のダンディリーグ
     はちょっと番外的だったと私個人は捉えている)、緊張。去年
     の8月公演が個人的には外してたからな……作品も、4年前に
     ネビュラプロデュースでやった『BRIDGE』ということで、ダッ
     シュオリジナルメンバー(客演さん一人いるけど)でどうなる
     のかの不安も多少あったし(4年前に観たのをわりと気に入っ
     てるから)……結果的には、台詞とか音楽がいくらか変えられ
     ていたけど、それなりに良かったかな。好きなテーマソングと
     かは残ってたし、ストーリーは知ってるけど長い間ビデオ観て
     ないので違う意味で新鮮でもあった。……でも妙に椅子の座り
     心地が悪く感じられて疲れてしまった。今までと同じ椅子だと
     思うんだけど……姿勢の問題か?(爆)
                              (02.7)
 

  ・演劇集団キャラメルボックス『嵐になるまで待って』(再々演):(6)

    7/28(日)昼と8/3(土)昼と、新神戸オリエンタル劇場で観劇。
   (7/28:1階L列17番/8/3:1階F列22`番(補助席))
    不安がってたほどじゃなかった点と、期待してたほどじゃなかった
   点があって、結局のところ半々といった印象。2回観て思ったのが、
   舞台上の忍足さんは意外に地味だということ。あるいは当然なのかも
   しれないけど、明樹さんの方が存在感があった(あくまで個人的には)
   他、全体的に、再演よりも地味に仕上がっていた感じ。単純に、先に
   生で観た方が印象が強いとも言えるけど。音楽は完全に前回と同じ。
   台本もほとんど変わってないから、人物以外は再演とほぼ同じという
   印象。キーパーソン2名が変わっていなかったせいもあるかな。
                              (02.7)
 

  ・グローブ座カンパニー『ヴェニスの商人』:(9)

    8/1に大阪・MIDシアターで観劇。(G列15番席)
    平日しか公演なかったので、なんとか時間作って観に行った。
    無理して観に行ってよかったと思う。何故そうなる、という感じの
   話運びはあるけど、それは原作がそうなんだからまぁしょうがない。
   個人的にはこのカンパニーの芝居はやはり良質だと思う。来年以降は
   本拠地のグローブ座が無いからどうなるのか分からないけど、できる
   ことなら続いてほしい。
                              (02.8)
 
   *その後の情報で、カンパニーの名称を変えての継続が決まったとの
   こと。一安心。
 

  ・PLAYMATE『隣りのベッド』:(6)

    10/20によしもとrise-1シアターで観劇。(F列16番席)
    2ヵ月半ぶりになる観劇。1ヵ月前後観ない時は何度かあったけど、
   これだけ空くのは我ながら珍しい。
    さて、どういう経緯があったかは知らないけど、演劇祭参加という
   形での関西初公演。元カクスコの原田修一さんとか、遊気舎の楠見薫
   さんとかが出演なのでどんなのになるのかと(楠見さんは未見なので
   余計)思いつつ行ってみて……うーん。近江谷さん・楠見さんの夫婦
   はいいとしても、小林愛さん・原田さんのカップルはちょっとどうか
   なーと思った。そう思うのは私の性格というか、変に生真面目なとこ
   が作用している気もするけど。しかしそれを省いて考えても、何ヵ月
   かでコンビニ店長になるってのは無理があるんじゃないか? うーむ、
   どうも最近、気持ちにガツンと来るのが無い。というか、粗ばっかり
   目に付いてしまう。
                             (02.10)
 

  ・劇団G:フォレスタ『IN!〜開かないドアを今日もノックする〜』:(6)

    11/5に扇町ミュージアムスクエアで観劇。(自由席・真ん中あたり)
    OMSでこの時期にやってる公演、で選んだ結果、この全く未知の
   劇団に行き当たった。
    ストーリー自体は難解ではないけど、納得のいかない、意味のつか
   めない部分が多少あった。まぁ人間なんて恋愛なんてそんなもんだと
   言ってしまえばそれまでだけど。
    でも少なくとも、あのエピローグなら要らないだろうと思った。
                             (02.11)
 

  ・演劇集団キャラメルボックス『裏切り御免!』:(5)

    11/17に新神戸オリエンタル劇場で観劇。
   (1階K列22番・GREENキャスト)
    新作なんでとりあえずひたすらストーリーが気になるところでした。
   セットが土蔵っぽいと思ったらその通りで、蔵のシーンがあった(笑)
   ……ところで、プロジェクターを使うのは最近の流行なのかな? 先日
   のG:フォレスタなどでやたらと使っていたので変にそういう印象が。
   キャラメルの場合『銀河旋律』や『広くてすてきな宇宙じゃないか』
   以外では、個人的記憶ではほとんど使ってなかったと思う。なので、
   今回オープニングでいきなり使ってるのに、しかもタイトルの題字が
   そのまま出たのに少々驚く(前記作品では英語タイトルは出たけど)。
   しかし同時に、過去作品の台詞まで映し出されたのには「あれ?」と
   思ってしまった。その点はその時限りじゃなくて、ストーリー全編で
   「まるっきり同じ」な台詞はいくつか出てきた。そのせいで「今まで
   の時代劇作品の貼り合わせ」という雰囲気を感じてしまったのは否め
   ない。ただでさえ過去作品の主役を2人も出しているわけだし。
 
    登場人物が多く、なんとなく展開がばたついてるように感じるのは
   『クローズ・ユア・アイズ』を思い起こさせる。あの時みたいにもう
   一度観ればいくぶん感想が落ち着くのかも知れないが、生で観に行け
   る機会はたぶんもう無いので、初見の感想で言う。つまらなかった訳
   ではないけど、少々消化不良。作品中の人物をきちんと生かさなきゃ
   いけないのは当然だけど、今回のストーリーと登場人物数だと2時間
   では表現に限界があったという感じ。主役が「いずれ去っていく人」
   だから、そういうふうにしかならないのかとも思うけど、同時に中途
   半端さも感じる。やっぱり『クローズ』と似ているかも。『俺たちは
   志士じゃない』も近いものはあるかな。でもあれは前記2作よりも、
   「落ち着くとこに落ち着いた」という思いが何故かしている。正直、
   あんまり好きでない作品のはずなのに。
 
    さて音楽。ZABADAKだから基本的には好き。当初は前公演用に作成
   していたから使われる予定だった曲も入ってるのだろうけどどれだっ
   たんだろう(1曲は想像できなくもないけど)。3分の2が最新アル
   バムから、残りが旧作から。気に入った曲もあったけど、使いどころ
   が合ってない気がするものもいくつか。既存曲使用はそうなりやすい
   と言うべきか、単に好みの問題とするべきか。
                             (02.11)
 

  ・サードステージSHOWCASEシリーズ『今度は愛妻家』:(9)

    12/1に近鉄小劇場で観劇。(P列11番席)
    サードステージの先行予約の時間と都合が合わず利用できなかった
   ので、一足遅れてローソンチケットで確保。そしたら後ろから2列目。
   近小がさほど大きくないのと位置がセンターだったのが救いだろうか。
   某ページ等での評判は良かったのでそこそこ期待していた。
    ……で、感想。ややこじつけ的+ズルイ設定だと思う。前者は高橋
   長英さんの役が長野さんの父親だったとかいうあたり、後者は「亡く
   なった人メイン」なあたり。特に後者は、元々が「泣かせやすいネタ」
   であるし、使用頻度が増えると卑怯以外の何者でもない、と私は思っ
   ている(キャラメルで一時期多かったから)……だけど、目が潤んで
   しまった。長野さん扮する奥さんが亡くなってるのは、台詞に出る前
   から「もしかして」とは思っていた。ほとんど伏線に気づいた経験の
   ない私が察したんだから、気づいた人の割合は結構多かったんじゃな
   いかなーと(ずっと白い衣装、というのが分かりやすくもあったし)。
   あぁそういうことなんだ、と冷静に感じる反面、池田さん扮する旦那
   さんの思いが痛々しくて切ない。かつてはおそらく、時にはうっとう
   しいとさえ感じてただろう相手を、なくしてしまってからかけがえの
   ない存在だったと気づく(あるいは思い出す)。あまりに有りがちな
   ことであるが故に、残された者の後悔やいなくなった人を求める思い
   がよりストレートに観る側の感情を刺激する。去ろうとする奥さんに、
   「行かないでほしい」と旦那さんが懇願するあたりで、一番涙が出そ
   うになった(多分そういう人が多かったでしょう)。
    個人的には去年上演の『ペーパーマリッジ』の方が好きですけど、
   ビデオが出たら買いそうだな(笑)……しかしどうにもよく分からな
   かったのは、真木よう子さん扮する女優志望の女性について。キャラ
   クター自体あんまり好きではないけど、それを大目に見たとしても、
   「なんで病院に行けなかったのか」が説明不十分……だと思うんだが。
   あそこだけはいくら考えても消化不良。
                             (02.12)
 

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