神戸公演が終わってしまった〜さみし〜〜〜(泣) 普段から感傷的なところはあるのですが、こんなに劇場を去りがたかった公演 というのも、結構めずらしいです。 さて。最近恒例になりつつある(笑)千秋楽カーテンコール役者さん一言挨拶 のレポートです。 だいたいの内容は合っているはずですが、もし間違い・抜けているところなど に気づかれましたら、ご指摘ください。修正・補足いたしますので………… 挨拶なさった順番にいきます。 (青字は客席の反応・役者さんのリアクションなどの説明、赤字は補足した部分、 緑は思い出せていない部分です) <清水さん>(上田藩士「虎太郎」役) 「虎太郎は釣りが好きという設定でした。僕は無理をするのが好きです(場内笑) 皆さんはどうか無理をしないでください」 <南塚さん>(上田藩士「三郎太」役) 「岡田さつきさんと3度目の姉弟役です。1回目は『TWO』。(さつきさんが) 「ノリオ(『TWO』での南塚さんの役名)」「姉ちゃん」(場内爆笑)2回目 は『広くてすてきな宇宙じゃないか』。(さつきさんが)「カシオ」「姉さん」 (場内再爆笑)そして今回。(さつきさんが)「三郎太」「姉上」(場内大爆笑) できた姉を持つと弟は苦労します(笑)次はぜひ頼れる兄ちゃんをやりたいです」 <菅野さん>(上田藩士「隼助」役) 「一年前は田中星児に似ていると言われ、お会いしないうちに武田鉄也になり、 爆笑問題の小さい方になり、今回は子ダヌキになってしまいました(場内爆笑) 次はぜひ人間になりたいです」 <岡田さつきさん>(「三郎太」の姉・「初音」役) 「七夕のお願いごとで、みんなが「お嫁さんになりたい」と書くのを見て、どう せ大人になったらみんな結婚するのにばかだなーと思っていました。あれから二 十数年、ばかものは私でした〜(場内爆笑)ちなみにその頃の私の願いごとは、 「すじこが食べたい」でした。それが私の『TRUTH』でした〜(場内再爆笑)」 <大内さん>(上田藩士「英之助」役) 「今回は幽霊の役で、どうやらみんなには見えなかったようで、楽屋でも、挨拶 しても目の前にいるのに(ここで目をこする仕草)とかされて、無視されていま した(場内笑)東京公演ではもう一人幽霊役を増やしてもらおうと思っています」 <小川さん>(「帆平」の妹・「美緒」役/中村亮子さんとダブルキャスト) 「今回私には、だじゃれの好きな兄がいました。なので道場が「お笑い池波道場」 と言われていました。東京ではもう少しまじめにやりましょうね、兄上。(と、 西川さんに向かって言われたのですが、西川さんはお返事なさいませんでした)」 <中村亮子さん>(「帆平」の妹・「美緒」役/小川さんとダブルキャスト) 「常に内またで歩くのがこんなに難しいとは思いませんでした。昔の人は、着物 の下に何もはいていなかったと聞きましたが、今の私がノーパンだったらちょっ と怖いでーす(ここで役者さん方が「えっ?」という表情をなさってました)」 <篠田さん>(上田藩江戸藩邸留守居役「山岡」役+海音寺住職「月真和尚」役) 「かぶりもの役者の篠田剛です(場内大爆笑+拍手)……金髪、にわとり、そし て今回が和尚。……しかし皆さん、僕の素顔を忘れていませんかぁ!? 「近江谷 さん、二役大変でしたね」とか「上川さん、二役お疲れさまでした」とか書かれ ていました(場内笑)」 *金髪……そういえば(笑)(『俺たちは志士じゃない』初演でありました) <坂口さん>(「虎太郎」の妻・「ふじ」役) 「森光子でございます(場内爆笑)上川隆也でございます(直後、上川さんから なにかつっこみが入る)(場内大爆笑)……本当は坂口理恵です(以上の一連の ネタは、普段のカーテンコールでもなさってました)今回はたくさん笑っていた だきまして、ありがとうございました。…………(この後、もう少し続いたよう な気がするのですが、思いだせません……「皆さんに楽しんでいただけるので、 かつらの重みにも耐えていけます」というような言葉もあったかと思うのですが …………うーん)」 <西川さん>(池波道場師範・「初音」の従兄「帆平」役) 「(大声で)ただ今ご紹介にあずかりました西川浩幸こと上岡龍太郎です(上川 さんから手でつっこみが入る)本日は数あるイベントの中から、『スターウォー ズ・エピソード1」(場内爆笑)にも行かず、『ホーホケキョとなりの山田くん』 (場内爆笑)にも行かず、ましてや『幻のポケモン・ルギア爆誕』(場内大爆笑) にも行かず、キャラメルボックスを選んでくださってありがとうございました。 暑い夏ですが、皆さん夏バテしないように、うなぎとか、……うなぎとか(直後 上川さんから「同じだ!」とつっこみ)……うな重とか(再度上川さんからつっ こみ)(場内爆笑)…………うなぎを食べましょう!(場内大爆笑)」 <上川さん>(上田藩士「鏡吾」役) 「1993年春、『四月になれば彼女は』で一人の役者がデビュー致しました(ここ で岡田達也さんがご自分を指さされました)演出家からのダメ出しというものが あるのですが、罵詈雑言の数々でした。それまで全く演技というものをやったこ とがなくて……(言葉が続くうちに岡田さんがどんどん小さくなっていかれまし た (^^;)いつまでもつかと思っていたんですが、あれから6年、こうして立派に 主役をつとめるまでになりました。これで私も安心して1年間出稼ぎに行けます (場内大爆笑)」 <岡田達也さん>(上田藩士「弦次郎」役) 「今回僕は「弦次郎」という役だったのですが……「弦之助」とか(場内笑)、 「英次郎」とか(場内笑)「げんごろう」(場内爆笑)(ここでさつきさんが謝 る仕草をなさいました……)とか、稽古中もなかなか覚えてもらえませんでした。 情報誌では「弥次郎」とか……東京では弦次郎でいきたいと思います」 *この「情報誌」読みました。……おいおいって感じですね (^_^; …………計、12人分です。 あ〜やっぱり長いですね〜 (^o^; この一言挨拶の後、スタッフとしてがんばっていらした役者さんのご紹介があ りました。真柴さん・中村恵子さん・岡内さん・浅岡さん。皆さん浴衣姿で出て いらして、とっても可愛かったです (^^) これが1回目のカーテンコール。 2回目は客席ほぼ総立ち(!)の中、3方向に向かってのお辞儀のみ。 3回目は篠田さんが和尚さんのかつらをかぶって出てこられて場内大(×5) 爆笑+ものすごい拍手。客席が静まって全員が座ってのち、ご挨拶。「これ以上 は何も出てきません!」(笑)「新ネタをいきたいと思います。一本じめです。 皆さんやるんですよ〜?(笑) よ〜ぉ、(パン!) ありがとうございました」 役者さん+客席全体、実に息の合った一本じめでした (^o^) そうそう。3回目が終わってそれぞれ退場されていく時、西川さんだけが別の ところから行こうとなさったんですよ。それで、すぐ後ろにいらした上川さんが、 思いっきりつかんで引き戻して、顔を往復ビンタではたいて(もちろん振りだけ ですが)、どつきながら押していかれたのでした…………(大爆笑!) いやぁ、公演の最初の頃はともかく、真ん中あたりは西川さん退場の際に何も なさっていなかったので、ちょっとさみしかったりしてました (^^; 最後にやってくださいましたね〜 (*^o^*) 岡田達也さんが、舞台中央で一旦止まってこっちを向かれて、お辞儀をなさっ たのも印象的でした。思わず「おつかれさまでした!」って声にしそうになりま した。 神戸でこの盛り上がりですから、東京千秋楽ではいったいどのようになるんで しょうね〜〜〜??? 観に行かれた方はレポートお願いしま〜す(こらこら)。 (99.7.18)