不定期感想の部屋(2002年)
2002年3月17日作成
最終更新日 2007年4月15日

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【12月25日】  【12月19日】  【12月12日】  【11月18日】
【11月14日】  【10月14日】  【8月29日】  【7月22日】
【6月30日】  【6月10日】  【4月26日】  【4月24日】
【4月21日】  【4月12日】  【4月11日】  【4月4日】
【3月31日】  【3月26日】  【3月24日】 

【12月25日】
最近になって感じたこと


【教育テレビ】 しゃべり場(第8期)が面白い

 現在深夜で再放送しているしゃべり場(第8期)を偶然見たのだが、今改めて見ても非常に面白かった。これは本放送している時から思っていたのだが、この時の十代は思いの外しっかりしていたことを改めて実感した。若さ故に時折主張が変わってしまうことはあるけど、いいたいことははっきりしているし、それに対して同調、反論する側の十代もまた、主張がきっぱりしていた。そうした意見のぶつかり合いが面白さに繋がったのだと思う。
 これと比べると、現在放送中の第9期の十代を見ていると、なんだか物足りなく感じてしまう。おそらく今期の十代の方が現代の若者に近い感性の持ち主なんだろうけど、盛り上がり度という点で見劣りしてしまう。別につまらないというところまではいかないまでも、やはり第8期のしっかりした意見同士の衝突が見られないのは寂しいかな、なんて思った。

【CD】 GIZA studio Masterpiece BLEND 2002

 「天使な小生意気」の新オープニング、新エンディングがいくつか入っていたこともあって購入してみることにした。
 その中でも一番気に入っていた「I's for you」はアニメ版同様、切なくなるような感情を引き起こさせる上質なレベルに仕上がっていた。
 一方で初期のオープニングだった「grand blue」はアニメ版と比べ、質がかなり劣化しているように感じた。特にサビでの盛り上がりの欠如は致命的といえる。原因はハモリの強弱にあって、アニメ版ではそこを強く押し出すことで心地良く聴けた。それなのに、CDではそのハモリが弱くなってしまったことによって、サビの印象はかなり悪くなった。AメロBメロに関しても何となくアニメの時よりレベルダウンしたような感じがしてならない。
 では現在エンディングを飾っている「Tears Go By」はどうかというと、アニメ、CD共にどちらかというと微妙な感じだった。基本的にはどちらのバージョンも一緒で、それは別に構わないんだけど、前作(「I's for you」)と違って切なさとリズミカルさが中途半端に混ざる不快感がしたのが、あまり良くないのではないかと思った。
 残念ながら現在オープニングを飾っている「Sun rise train」は収録されてなかったのだが、アニメ版とCMで流れるシングル版を聴く限り、可もなく不可もないという印象だった。


【12月19日】
最近購入して気になったもの(その2)


【DVD】 少林サッカー

 サッカーをモチーフにカンフーアクションをやったらこうなった、という感じのおバカ映画だった。いかにも遊び人風な女が異様に腰をくねらせて登場するシーンを筆頭に、点の取り合いという本来の目的が、いつの間にやら如何に強力なシュートを放てるかに趣旨が変わってしまう強引な展開や、「キャプテン翼」を彷彿させる重力を無視したド派手なアクションの数々はどれも(良い意味で)下らない面白さがあった。

【DVD】 映画 クレヨンしんちゃん
嵐を呼ぶ モウレツ!オトナ帝国の逆襲

 これは本来子供向けのアニメなんだけど、今回の映画に限れば、むしろ大人が、それも30代以上のそれが見るべき作品という感じがした。
 今の大人達が子供の頃に楽しんでいた雰囲気の虜になってしまうアイデアは非常に素晴らしいし、そういう風になってしまう気持ちもなんとなく判る。便利な製品が豊富に揃えられた現在では、昔のように希望溢れる未来を空想して楽しむなんてことは難しい。そういう意味では、たとえ物が豊かでなくても、誰もが希望ある未来を胸に生活していた昔の方が、精神衛生上は良かったのかもしれない。

【DVD】 天使な小生意気C

 内容についてはいずれやる(予定)として、注目すべきは映像特典に、かつてサンデーのCM枠で紹介された時の映像が収録されていたことだ。そこで源造は現在小林一文字役の檜山修之が演じていた(と思われる)のだけど、やはり彼は小林のような真面目な役の方があっているようだ。それなら天使恵はというと、聞いたことのない声で誰かは判らないものの、演技力は林原めぐみの方が断然いいように思った。
 というように声優の演技に多少問題があったのだけど、懐かしのCMがどんな内容だったのかを確認できたのだから良しとしておこう。

【小説】 汚辱のゲーム(下巻)

 物語を語る上でのキーワードの一つに「記憶操作」が挙げられる。何者かの手によって記憶を弄られた哀れな被害者はいいようになぶられ、時には悪事を働かせられ、そして用済みになれば自殺させられてしまう。これら全て自分の意志とは無関係に行ってしまうというのだから恐ろしい。
 サスペンス(正確にはサイコホラーというジャンルらしい)にしては珍しく真犯人を上巻の後半でばらしてしまうのだが、真の恐怖はその存在を主人公達が認識してからという展開は面白いなと思った。終盤になると予期せぬところから事実を明かされたにも関わらず、そんな事を知ったところでどうにもならないことが、世の中には掃いて捨てるほどあるのだ、という捻った展開には少なからず驚かされた。

【CD】 ファミコンミュージック

 なんといっても目玉はディスクシステム版「ゼルダの伝説」であろう。特にオープニングで流れるBGMは何度聴いても鳥肌が粟立つ。音源が一つ増えただけだというのに、こんなにも劇的に音が素晴らしく奏でられるようになるとは驚きだ。出来れば2ループ分収録していれば(実際は1ループちょっと)もっと良かった。他にも「全てのBGMが一つのトラックにまとめられていたり、ディスクシステム立ち上げ時、及び起動音が同じトラックに収録されている」などの不満はあるが、それでも不朽の名曲を再び聴くことが出来ただけで充分満足している。




【12月12日】
最近購入して気になったもの


【DVD】 宇宙刑事ギャバンB

 日本を攻め落とせば世界を征服できる、という馬鹿馬鹿しい発想が根底にあるのがすこぶるいい。何話目かの予告で「世界各地で毒ガス攻撃が、しかも、その毒ガス製造基地がなんと日本に!」とあくまでも拠点は日本なんだというこを殊更強調するナレーションは、非常に可笑しかった。
 発想といえば、敵の親玉であるドンホラーの名台詞「魔空空間に引きずり込め」との命令によって生み出される【魔空空間】という異次元のような設定を用意することで、闘いの舞台を何でもありな状況にしたのも素晴らしい。「地球の地軸を操作して一種のブラックホールを作り上げる」というデタラメながらも面白い設定を思いついた人間の脳味噌の中を、一度でいいから覗いてみたいものだ。
 特撮の肝であるアクションに目を向けると、ギャバンと敵が重力を無視して戦うハチャメチャな演出や、終盤に登場する「レーザーブレード」から必殺技でフィニッシュするまでの流れるような展開は、今見ても色褪せない見応えがあった。

【PS2】 デビルメイクライ

 主人公ダンテが縦横無尽に動き回るアクションを自分の手で操れるのは確かに面白いのだが、思うように敵を薙ぎ倒していけない難易度設定なのがちと辛かった。ボスキャラはともかく、最初の雑魚との戦闘ですら苦戦するというは、どうしたものかと思った。

【PS】 サモンナイト

 方向の概念や縦切りと横切りに優劣をつけることで、基本的な戦闘でも戦術を考える楽しさがある。今のところまだ手探りの状態で進めているのだけど、面白くなっていきそうな予感はしている。

【パソゲー】 好き好き大好き!

 誘拐してきた女の子にラバースーツを着せて監禁するという、常軌を逸していた状態で交わされる「相手を探るような会話やその時々の心理描写」は確かに深く掘り下げられている。しかし、どことなく違和感を感じてしまうのはどうしてなんだろう。

【小説】 汚辱のゲーム(上巻)

 序盤から漂う異常な事態や、中盤以降に発覚する黒幕とおぼしき人物の異常さ加減は結構面白い。これで中盤までの中弛みがなければ、より物語に没頭出来ていたのではないかと思うものの、下巻ではそれがどう展開していくのか楽しみにはなってきた。




【11月18日】
ここ一ヶ月余りで気になったこと(その2)


【DVD】 天使な小生意気 @〜B

 コミックに手を出すきっかけとなっただけに、改めて最初から見ても単純に面白かった。そんな中Bで声優林原めぐみのインタビューはファンならずとも必見である。これを見ればこの作品の良さを大方確認できるし、コミックを含めた楽しみ方というものも参考になると思う。
 それにしてもこのアニメの配役は抜群だった。もっともはまっていたのは、腕力馬鹿蘇我源造を演じる高木渉だった。以前GTOで主役の鬼塚英吉役の時は役柄が2枚目半ということもあってか、少しイメージとかけ離れていたような気がしていた。もともと3枚目の役を得意とするイメージがあっただけに、源造を演じる高木渉は、それこそ水を得た魚のように生き生きとしているように感じた。
 もちろん天衣無縫に暴れ回る主人公天使恵を熱演する林原めぐみや、変態であることに命を懸ける安田太助役の上田祐二は相変わらずの素晴らしさだし、メグの親友花下院美木役の大本眞基子も、すっ惚けたところを見事に捉えていた。意外だったのは普通であることを強調しまくる藤木一郎役の田中一成が、思いの外上手だったことだ。彼がどのくらいの実績を残しているのかは知らないが、これだけ弾けた演技が出来るのであれば、今後の活躍にも大いに期待できる。

【DVD】 スパイダーマン

 映画は井筒監督が虎ノ門で、特撮のわざとらしいしょぼさに大笑いしていたのを覚えていていたこともあって「スパイダーマン」を購入。実際観てみると監督がいうほど特撮のことで笑うようなことはなかったが、大衆娯楽として見る分には十分堪能できるスケールの大きい作品ではあった。

【PS】 ファイナルファンタジー

 ごく最近はPSの「FFI」「FFII」(スクウェア)を購入し、現在は「FFI」の方をちょくちょくプレイしている。これらはファミコン時代では何度となくプレイしまくっていただけに、PSで当時の感動をどの程度再現しているのかちょっと楽しみにしていた。実際蓋を開けてみると、いずれも序盤に関しては、そんなに悪くないのではないかという塩梅だった。始めて間もない頃こそファミコン版とは違う戦闘シーンの演出(感覚としてはFFIVに近い)に戸惑ったものの、当時の面白さを再認識し始めるにつれてあまり気にならなくなった。ただ、惜しむらくはファミコン版の完全再現をしてないのが残念でならない。

【コミック】 問題のない私たち1巻
(漫画、木村文/原作、牛田麻希/集英社)

 それと、コミックでは前々から欲しいと思っていた「問題のない私たち」を、この間ようやく手に入れたのだが、その内容たるや「問題提起作品シリーズ」とは違った意味で衝撃を受けた。虐めの陰湿さにリアリティーがあるのはもちろんのこと、虐める側、虐められる側という相反する立場の気持ちが痛切に感じられるところが良かった。

 ちなみに、感想については、現在続けている「天使な小生意気」と「アンダンテ」に加え、「問題のない私たち」「EVER17」「腐り姫」(ひょっとしたら「FFI」「FFII」も)に関してはいつの日か当ホームページに掲載出来ればいいかなと思っている。



【11月14日】
ここ最近で気になったこと(その1)


 このところは仕事が大変になってきた為に、まともな更新はこれからもしばらくは無理かもしれない。しかし、それだけではなんなので、最近(大体ここ1〜2ヶ月くらい)になって購入した中で気になるものを、多少の感想も交えながら書こうと思う。

【PS2】 EVER17

 一番時間を費やしたのはPS2の「EVER17」(キッド)だった。各サイトで大絶賛していたこともあって購入してみたのだが、結論から先に言うと残念ながら自分好みの作品ではなかった。
 確かに、最後のシナリオでそれまでに散りばめられた多くの謎が一つにまとまっていく展開は見事ではあるが、正直面白いとは思えなかった。理由は作品全体に漂うSFな設定であることと、後は自分で解釈して下さいと言わんばかりの結末だったからだ。
 だからといって作品自体の質が悪いのかというとそうではない。個人的には受け入れられなかったというだけの話で、シナリオに関しては高水準のレベルで仕上げられていると思う。SFを基調とした人物設定も事細かに成されているので、その手のファンならば申し分ない出来映えだと思う。

【パソゲー】 プリンセスホリデー、初恋

 パソゲーでは、まず見た目の良さというだけの理由で「プリンセスホリデー」(オーガスト)と「初恋」(ルーン)を購入してみた。しかし、この手の作品にありがちな世界観の作り込みの甘さというものは相変わらずだった。
 とはいえ、この世界のソフトの開発期間は家庭用に比べて非常に短い場合が多く、細かな設定に時間が割けないとなると、やはり見てくれの良さを第一に考えてしまうのもある意味仕方がないのかもしれない。それを売りにしたいのであれば、無駄に長いシナリオは思い切って省略した分、変わりにヒロインの魅力のみを前面に押し出す形にしていたら良かったのではないかと思う。

【パソゲー】 腐り姫

 そういう観点からいくと、後に購入した「腐り姫」(ライアーソフト)というのは見た目こそちょっと引いてしまいそうになるものの、シナリオの方ではそこはかとない魅力を感じた。まだ一回しかクリアしてないのだが、なんとも言えない雰囲気を醸し出す内容は続きを気にさせるだけのパワーを感じた。
 (その2)に続くかも……




【10月14日】
【小説】 桶川女子大生ストーカー殺人事件


 ストーカー規制法が執行されるまでに、これ程の激しい戦いがあったとは思いもよらなかった。被害者側はもちろん、鳥越俊太郎を始めとする取材班が警察という巨大組織を相手に、一歩も引かずに真実を追い求め続けた姿勢には感服した。凄まじいまでの執念を辛抱強く持続し続けるのは取材者側はもちろん、当の被害者も大変なご苦労があったに違いない。
 これを読んでから問題提起シリーズの「ひみつ」(コミック)を読み返してみると、そこに描かれている事件が如何にリアリティー溢れる話だったかがより実感できる。




【8月29日】
【CD】 SUPER EUROBEAT VOL.130
〜The Global Heat 2002 Request Rush〜


 売上では過去のスペシャル版と比べると、かなり寂しい結果(オリコン初登場14位)となったが、個人的にはVOL.100以来となるリクエストカウントダウンが復活してくれたことには、十分満足している。加えて、初回版ではユーロビートサウンドと共に迫力ある映像で、車の魅力に迫るDVDビデオはカーマニアならずとも一見の価値がある。中でも「リッジレーサー TYPE4」に登場した、冗談みたいな車が実在していたのには驚いた。より速く走らせることだけを考えた末のことなのだろうが、本当に作ってしまうとはいやはや恐れ入った。



【7月22日】
【アニメ】 天使な小生意気(テレビ東京)


 サンデーのCMで紹介されていた時から気にはなっていたのだが、なんとなく敬遠していた。それがアニメ化されたというのでちょっと見てみることにした。
 最初の頃はそれほどのものではないのかなと思っていたが、見続けるうちに何も考えてないようで実は考えている作品なのかな、と思えるようになった。男らしさとは女らしさとは一体何なのかを、今時のあからさまなラブコメにない変わった設定で伝えようとしていることに感心した。それぞれの立場に応じた考え方で物を言ってることも個人的には気に入っている。

 話は変わってテーマソングについて。ラテン風味のオープニングはアニメバージョン限定ということであれば、割と好みだったりする。ただ、CMで流れているバージョンはアニメのと違って淡泊に聞こえてしまうのが残念でならない。
 そして、エンディングはというと、最初のはまあそれなりに雰囲気が出てたかな、くらいの印象しかなかった。しかし、先週あたりから切なさを噛み締めるように歌う新曲はなかなかどうしてかなり良さげな感じだった。CDのCMにしてもアニメのとほぼ一緒だったので、もしかしたら買うことになるかもしれない。




【6月30日】
【サッカー】 韓国対トルコ(6月29日)


 サッカーはやはり点を取り合ってなんぼのスポーツなんだなということを、この試合でまざまざと教えてもらった。そして、勝敗の結果以上に韓国の方が、共同開催国である日本よりも見ていて面白い試合が多かったようにも思った。
 日本の選手に無くて韓国の選手にあったのは、最後まで諦めないという気持ちで相手に立ち向かっていく姿勢だと思う。象徴的なのがロスタイムになって2点目を入れるシーンである。どんな状況であっても気迫を前面に押し出してプレイし続けた執念が呼び込んだゴールといっても過言ではない。結局試合には2−3で負けてしまったけど、戦う姿勢を貫き通した韓国は本当に素晴らしいチームに成長したと思う。




【6月10日】
【ランキング】 今週のオリコンランキング(【6/6】)


 ここ数年は、リニューアルをする度にランキングコーナーが縮小し続けてるという残念な傾向が続いている。そして、今回のそれでさらに窄められ、ゲームの累計とCDの先々週の順位が削除されてしまったのだ。この変更は個人的には非常に痛いと思う。何故ならば、先の要素が無くなったことで雑誌でなければ得られない情報はほとんど皆無に等しくなってしまったからだ。
 近年ではネットでもランキングを掲載していて、こちらなら雑誌と同等の情報をより早く見られるようになっている。ということは、わざわざ雑誌でランキングを掲載する必要性そのものがなくなりつつあるのかもしれない。そう考えると雑誌におけるランキングの縮小はやむを得ないことなのだろう。個人的には様々なジャンルのランキングで賑わっていた頃に戻してほしいのだが、その願いはどうやら届きそうにもなさそうだ。
 仕方がないこととはいえ、雑誌の情報量が低下してしまったことで購入機会はさらに減少したのは間違いない。あるとすれば、月間ランキングが掲載される週の時と、よほどのことがあった時ということになるだろう。つまりこれまで隔週で購入していたものを、今後は月一プラスαという頻度になるということだ。
 あと、各ジャンルの感想については、次回の更新から書いていこうと思っている。




【4月26日】
【PS2】 プロジェクト ビーナス(仮)


 前作にあたる「7(セブン)モールモースの騎兵隊」の練り込まれたシステムなんかは結構面白かったんだけど、キャラや世界観の独特な雰囲気が馴染めなかった印象がある。
 その続編となる今作はどうかというと、メーカーのホームページで紹介されているイラストを見る限り、前作よりは親しみやすいデザインに仕上がっていて一安心した。元々ゲームそのものは奥深い戦略を楽しめる内容だったので、今後の煮詰め方次第では大きく化けるなんてこともあるかもしれない。




【4月24日】
【ゲーム】 ナムコ戦略発表会(4/22)


 注目すべきところは家庭用ソフトにおけるシェアの推移であろう。かつては2割を越えていたものが、今では5%にも満たないほど落ち込んでしまっているそうだ。
 確かに、ここ数年はシリーズもの(鉄拳、エースコンバット、リッジレーサー、テイルズ、ワースタ)でなんとか凌いでいるというのが現状である。そのシリーズものも良くて現状維持、悪いものは新作の度にじり貧という状態である。
 それに、ゲーム市場そのものが年々縮小傾向にあることを考えると、あのナムコでさえも正念場を迎えてしまったといっても言い過ぎではなさそうだ。




【4月21日】
【ドラマ】 ヨイショの男(TBS)


 多少の演技臭さは気になるものの、これまで稲垣吾郎(以下吾郎)にあったクールなイメージとのギャップもあって結構笑えた。コメディードラマとして見てもなかなか面白い内容に仕上がっているので、今後の展開にも期待が持てそうだ。




【4月12日】
【バラエティー】
森本さやか(以下森本)「ゲームウェーブ」残留(テレビ東京)


 端から見れば番組残留おめでとう、ということになるだろうが、よくよく考えると様々な思惑があったような気がする。

 まずは、司会の伊集院光(以下伊集院)が、間違ったところでノルマをクリアしたと叫ぶところ。確かに場内は興奮状態だったけれど、その程度のことでクリア基準を忘れてしまうようなドジをしてしまう器ではないと思う。となると、考えられるのは番組スタッフの方が、意図的に間違ってもらうように示唆したのではないか、という可能性が出てくる。現在の伊集院の実力からすれば、余程のことがない限り致命的なミスをするとは思えない。となると、意図的に森本の失敗を誘導させようとした、と考えるのが妥当なところではないだろうか。そうした予期せぬハプニングにも関わらず、見事にノルマを達成した森本は素直に凄い子だなとは思う。

 あとは、森本に挑戦する2軍のメンバーに、彼女以上に華のある逸材がいなかったということもあったように思う。現に森本は現役女子高生アイドルという他にない魅力を兼ね備えているが、他はおしなべて18歳以上だったし、加えて何かプラスαの要素でアピールする部分も感じられなかった。となると、森本が続投することになるのもある意味、当然の成り行きだったのかもしれない。まあ、なんにせよ、森本には今回のことをバネにしてさらなる活躍をしてくれることを心から祈ることにしよう。




【4月11日】
【ドラマ】 23,2%


 これは「渡る世間は鬼ばかり」の初回の視聴率である。数字だけをみれば確かに悪くはない。しかし、過去に放映されたスペシャル版の時はほとんどといっていいくらい25%以上の高視聴率だったことを考えると、半年のブランクは短すぎたのでないかと思う。
 実際のところ、内容自体は決して悪くはなかった。けれど、どこか目先の視聴率が欲しさに安易に制作を再開してしまったからか、以前ほどの凄まじい勢いは感じられなかった。このままではシリーズそのものが尻窄みして潰されてしまうのではないかと思うと、心配で心配で仕方がない。




【4月4日】
【CD】 ギャラクシーエンジェル オリジナルサウンドトラックZ


 何故このCDを購入したかというと、知る人ぞ知る「宮内タカユキ(以下タカユキ氏)」が歌う挿入歌が入っていたからだ。といっても自分は彼をそれほど知っている訳ではないが、パッと聴いて「なんだか魂を揺さぶる歌い方をする人だな」と思い、サントラが出れば必ず購入するぞと心に決めていた。その後、ネットでいろいろと調べて見ると、アニメ・特撮ものを始め、数々の主題歌や挿入歌を歌っていることが判明した。中でも「超電子バイオマン」の主題歌、挿入歌をタカユキ氏が歌っていたことには正直驚いた。これだけの実績を残しているとなると、今後もなんらかの形で歌われる可能性は大いにありうるので、その時はまたチェックすることにしよう。




【3月31日】
【野球】 プロ野球開幕


 気がつくと何時の間にやらプロ野球が開幕していた。それも、今年は8年ぶりにセリーグとパリーグの開幕日が同じという、球界にとって喜ばしい出来事もあった。
 で、我がベイスターズはどうだったかというと残念ながらカープに惜敗。しかし、先発三浦は8回途中まで2失点の好投していたし、金城のバント技術が向上していたことが見られただけでもよしとせねばなるまい。なにはともあれ、これからも良い試合を続けていってほしいものだ。




【3月26日】
【テレビCM】 「鉄拳4」のCM


 最近放映された格闘系のものと比べ「鉄拳4」は、凡そ格闘ゲームのイメージとはかけ離れた演出に唖然とした。もっとも「鉄拳4」は最後発でありながら先行するもの(「DOA3」「VF4」)より優れた部分がないとなると、ああいうやる気の失せるような内容に終始してしまうのもある意味仕方がないといえなくもない。だったら発売なんかしなければいいだけど、一応腐っても3D対戦型格闘ゲームとしてもネームバリューはあるので、商品価値があるうちに出しておきたかったのかもしれない。




【3月24日】
【アニメ】 ギャラクシーエンジェル(テレビ東京)


 ここ数回見てようやく面白さの一端を垣間見たような気がする。要するに「お気楽極楽で脳天気な性格のメンバーが、宇宙を股に駆けるSFギャグパロディー」ということのようだ。何が起ころうとも「ま、いいか」で済ますいい加減な展開であることを前提に見ると、これがどうして結構面白かったりする。オリジナリティーという点ではどこかでみたような設定を拾い上げて再構築しただけなのでほとんど皆無なんだけど、なんとなく眺めて楽しめる作品ではある。