ドコモPHSの紹介

NTTドコモPHS

98年12月にNTTパーソナルから営業譲渡を受けてPHSサービスを開始したドコモ。
旧NTTパーソナル各社は、そのままNTTドコモ各社にサービスが受け継がれている。
基本的なところはNTTパーソナルといっしょ。
しかし、携帯電話最大手のドコモが、どこまでPHSを活性化させられるかに注目だ。

新着情報  サービス概要  料金プラン  通話料金

ネットワークサービス  エリア  データ通信  端末

新機種  M-stage

☆新着情報☆

これ以降の新着情報はこちらで。

2001/4/27 M-STAGE MUSIC対応新機種SH712m登場→こちら

2001/2/17 いまどこ専用端末P-doco?mini登場→こちら

2001/1/30 PALDIO新機種641Ss、641Sf登場→こちら

2001/1/27 ドコモPHS、2月下旬より位置情報サービスを拡充

2001/1/6 ドコモPHS、音楽配信サービス「M-stage music」を開始

2001/1/6 ドコモPHSからM-stage music対応端末P711m登場→こちら

2000/12/1 ドコモPHS、MPEG4対応の動画配信サービス「M-stage Visual」を開始

2000/12/1 動画配信サービス対応端末「eggy」登場→こちら

2000/11/10 P-LINK機能搭載の新機種632P登場→こちら

2000/6/8 CFカード型新機種P-inComp@ct登場→こちら

2000/4/25 無料通話分の適用範囲を拡大、メール利用料やmoperaネットサーフィンも無料通話分に

2000/4/21 PALDIO新機種623N、623P登場→こちら

2000/3/1 携帯電話への通話料を値下げ→こちら

2000/1/8 PHS中継機能を持つ「P-LinkStation」登場→こちら

1999/11/16 新機種631S登場→こちら

1999/11/16 発信先限定プラン「ここだけプラン98」登場→こちら

1999/11/3 位置情報サービス専用端末&専用料金プラン→こちら

1999/10/8 ドコモPHSから10月中旬よりmoperaに接続可能に。→こちら

1999/10/3 きゃらメロディライブラリのリンクを追加!便利です。

1999/8/17 ドコモPHSから新機種621S、622S登場→こちら

1999/7/7 ドコモからデータカード一体型PHS登場→こちら

1999/7/7 ドコモから携帯・PHS両用のデータカード「モバイルカードDUO」登場→こちら

1999/6/27 パルディオEメールのメールアドレス取得が可能に→こちら

1999/6/27 長期利用割引が割引率を変更して継続利用割引へ  一律に基本料金からの割引へ(4%〜11%)

1999/6/22 新料金プラン「パルディオおはなしプラスL」登場!→こちら

1999/6/1 年間契約割引「いちねん割引」登場→こちら

1999/4/13 携帯電話・PHS複合機SH811及び64kデータカードDC-6S登場。→こちら

1999/4/6  本コーナーを拡充 ※新機種については、引き続きこちらをご覧ください

 

☆サービス概要☆

NTTドコモは現在、携帯電話・ポケットベル・PHSの全てを扱っている。
そのうちPHSは、1998年12月に旧NTTパーソナルより営業譲渡を受けてサービスを開始した。

エリアは日本全国。もともと体質的に一社なので、全国で同様にサービスを受けられる。
基地局はPHS3社の中で最も多い。
が、エリア的にはDDIポケットよりも「穴」(エリア内なのに使えない場所)が多いといわれる。

データ通信には最も力を注いでおり、データ通信ユーザーも多い。
32k通信も64k通信も3社中最も早くにスタートさせており、データカードの普及率も高い。
料金プランの「パルディオデータプラス」は、PHSデータ通信で最強のプランだろう(使い方にもよる)。

☆料金プラン☆

料金プラン

99年4月より一気に充実。PHSキャリアの中で最も豊富な料金プラン。

料金プラン 基本料金 通話料金 備考
プラン270 2,700円 標準 もっとも標準的なコース。いちねん割引対象プラン。
プラン198 1,980円 1.5倍 使用頻度があまり多くない場合に
プラン198デイライト 1,980円 夜間・深夜は2倍 PHSを使うのが昼だけなら、一番得になるコース
プラン135 1,350円 18秒10円 相手先・時間帯に関係なく一律料金で分かりやすい
パルディオおはなしプラスL 4,200円 標準 2200円分の通話料込み。いちねん割引対象プラン。
パルディオおはなしプラス 1,980円 2.5倍 1000円分の通話料込み
パルディオデータプラス 1,980円 3.0倍 データ通信は標準料金で、1000円分の通話料込み
ここだけプラン98 980円 標準 発信先が3ヶ所以内に限定。対応端末のみ。
P-docoプラン 980円 1回10円 位置情報サービス専用プラン。専用端末のみ。

※おはなしプラス・データプラスは、無料分も含めてプラン270の2.5(3.0)倍で計算
※全てのプランで10秒以内のPHSへの発信(きゃらトーク含む)は一律10円

継続利用割引

契約期間6ヶ月以上1年未満基本料金から4%引き
契約期間1年以上3年未満基本料金から8%引き
契約期間3年以上基本料金から11%引き
全ての料金プランに適用。ただし、いちねん割引との併用は不可。

ファミリー割引(複数回線割引)

支払名義をまとめることにより、
主回線(携帯のみ)基本料金20%引き、さらに長期利用割引併用
副回線(携帯・PHS)基本料金15%引き、さらに長期利用割引併用
となる。なお、名義は同居の家族のものでも良い。
また、登録ファミリー内の通話料も15%引きとなる。

ホーム割引

自宅(指定連絡先)への通話が最大20%引き。

  3ヶ月〜1年 1年〜2年 2年以上
割引率 5% 10% 20%

ただし、パルディオおはなしプラス、パルディオおはなしプラスL、パルディオデータプラスには適用無し

いちねん割引(年間契約割引)

1年間の使用を条件に、あらかじめ基本料金を割り引き。
ファミリー割引とは併用できるが、継続利用割引とは併用不可。
対象プランはプラン270およびパルディオおはなしプラスLのみ。契約中の解約には手数料が必要。

プラン270・
パルディオおはなしプラスL
契約から1年経過まで 1年超3年まで 3年以上
割引率 15% 16% 17%
解約手数料 3,000円 1,500円 1,500円

 

☆通話料金☆

一般電話・PHSへの通話料

同一区域内 隣接および20kmまで 20km超30km 30km超60kmまで 60km超100kmまで 100km超160kmまで 160km超
60秒(90秒) 60秒(90秒) 45秒(60秒) 36秒(45秒) 14秒(23秒) 14秒(16.5秒) 14秒(16.5秒)

10円で通話できる秒数。

通話料は、さらに一通話ごとに+10円の金額になる。
(  )内は深夜23:00〜翌8:00までの通話料。
10秒以内の通話については、一律10円(時間帯に関わらず。対PHSの通話のみ適用。プラン135除く全プラン。)

携帯電話への通話料

  通話料 1分の通話料
平日昼間 15秒 40円
平日夜間・土日祝 16.5秒 40円
深夜 22秒 30円

10円で通話できる秒数。

☆ネットワークサービス☆

mopera<モペラ>

ドコモのインターネット総合サービス。
携帯電話(PDC)、FOMA、Dopa、PHSから接続可能。
○インターネット接続サービス
「moperaネットサーフィン」。旧パルディオネットサーフィン。
インターネットに通信料だけで接続できるサービス。
通信料はプラン・時間帯・場所に関わらず1分15円。
準定額制データ通信プラン「P-p@c」にも対応。
○メールサービス
メールサーバは、従来からのPOPと新しい規格のIMAPの二つから選ぶことができる。
IMAPの方は高機能で、受信するメールを受信する前に選択してダウンロードすることができる。
メールアドレスは2つまで取得可能で、アドレスは自由なものを取得することができる。
なお、メール転送や、あらかじめ用意しておいた返信用のメッセージを自動返信することも可能。
料金は、POPメールが月500円。IMAPメールが月1500円と結構高めの設定。
(月額利用料は毎月の請求と合算で請求される)

留守番電話

圏外・電源オフ時の転送・留守電サービス。
月額使用料は100円。
転送ごとに転送料金がかかり、再生ごとに通話料がかかる。

パルディオEメール

Eメールサービス。定額料などは不要。
携帯電話単体で利用する場合と、PCやPDA、パルディオEボードを利用する場合とがある。
携帯電話単体だと、電話間の直送メールと、センター経由のEメールとを両方利用でき、
直送の場合は1通10円、センターの場合はセンター接続料7円/10秒となる。
利用可能文字数は機種によって異なり、およそ全角1500文字〜10000文字まで(PHS単体の場合)。
詳しくはこちらも。

きゃらメール

文字メッセージサービス。
月額使用料は100円。
半角210文字まで(旧機種は70文字)のメッセージを送受信可能。
また、全角・漢字かなにも対応(その場合、105文字までの送受信)。
Eメール受信もでき、電話番号@cmchuo.nttpnet.ne.jpに転送の設定をすることで、着信通知に使える。
メール受信1通ごとに5円かかる。送信料は一般電話(センター)への通話料。
詳しくはこちらも。

きゃらメロディ

きゃらメールを利用してメロディを送受信するサービス。
きゃらメールの添付データになるので、送受信料はきゃらメールと同じ。
インターネットからならこちらが便利!

きゃらトーク(2002年10月受付停止)

DDIポケットのPメールとほぼ同仕様。
おなじみ半角カナを20文字まで送受信可能。
ただし、こちらは全角にも対応(10文字まで)している。
送信は10円で、受信は無料。
詳しくはこちらも。

☆エリア☆

おそらくは、DDIに敗北した一因。
弱すぎるとの噂。DDIは早くから強いアンテナを配置していたが、
ドコモ(旧パーソナル)は弱いアンテナを細かく配置する作戦でいって失敗。
ちょっとした移動で、すぐに圏外になってしまう。
最近になって、強力なアンテナの配置や、エリアの充実を進め、もはやDDIに劣るものではないと思うが、時すでにおそし・・・。

☆データ通信☆

現在64kデータ通信を提供中。

料金プラン

パルディオデータプラスが圧倒的に有利だろう。
また、プラン270と、プランF5を組み合わせることによっても使い方によっては得に。
プランF5(月額定額料1900円、プラン270のみ)
…おおむね県内へのデータ通信が5時間まで込み。
なお、課金は秒単位なので、接続時間の累計が5時間を越えるまでは回数に関わらず接続できる。

通信料

一通話ごとの接続料10円がいらなくなる。
つまり、完全に公衆電話と同額(または若干安い)になる。
接続しなおしがしやすい(必要なものだけダウンロードして、必要ならまた接続する、というやり方)

パルディオネットサーフィン

パルディオネットサーフィンは1分15円でプロバイダーとの契約無しにインターネットに接続できるサービス。
発信先を「166」にするだけでよく、Win95/98ならDNSサーバなどの入力も不要。
料金は一律なので、サービスエリア内ならどこからつなげても、いつつなげても同一料金。
なお、現在は「moperaネットサーフィン」として、携帯のサービスと統合されている。
詳しくはこちら

パルディオEメール

Eメールサービス。電話番号@em.nttpnet.ne.jpというメールアドレスを取得できる。
料金は、10秒7円。10秒以内で送受信が完了すれば7円で済む。
なお、添付ファイルなどが来ると非常に面倒なことになる。
詳しくはこちら

64kデータ通信

99年4月より提供中。
使用できるエリアは限られているが、通信料などは32k通信と同額で利用できる。
ハンドオーバーなどには弱く、移動時の使用には期待できない。

☆端末☆

<64k通信対応端末>

631S(SHARP)

64k対応端末。ストレートタイプ。パルディオEメールを単体で利用することができる。48文字表示の大画面搭載。
「ここだけプラン98」及び「リミットトーク」にも対応。通常のプランでも利用できる。

621S(SHARP)

64k対応端末。フリップタイプ。パルディオEメールを単体で利用することができる。48文字表示の大画面搭載。

622S(SHARP)

64k対応端末。ストレートタイプ。パルディオEメールを単体で利用することができる。48文字表示の大画面搭載。

611S(SHARP)

PCカード一体型の高性能機。伸縮式アンテナ搭載。

MobileCard P-in(SHARP)

データカード型PHS携帯電話のデータカードも兼用する。

<32k通信対応端末>

331S−U(SHARP)

フリップタイプ。漢字表示対応で伸縮式アンテナ搭載。ナンバーディスプレイ対応。

332S(SHARP)

ストレートタイプで、331Sと機能は同等。メールボタンが便利。ナンバーディスプレイ対応。

331P−U(Panasonic)

ストレートタイプ。漢字表示対応で、伸縮式デュアルアンテナ搭載。ナンバーディスプレイにも対応。

333P(Panasonic)

超薄型のフリップタイプ。漢字表示対応で、伸縮式デュアルアンテナ搭載。ナンバーディスプレイにも対応。

331T−U(TOSHIBA)

感度がダントツにいい、伸縮式アンテナ搭載。着信メロディーも作れる超小型機。ナンバーディスプレイにも対応。

331N−U(NEC)

3Dキーを中央にもつ多機能機。きゃらメール70文字を一括表示可能。ナンバーディスプレイ対応。

 

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