(*1)J-PHONEとTU-KAでは、携帯でのインターネット接続(J-SKY及びEZウェブ)ではパケット通信を採用しているものの、パソコン等に接続してのパケット通信は提供していない。(*2)料金は割引サービスなどを一切適用せずに、一般的なプランを選択したもの。
回線交換方式は時間で課金されるもので、パケット通信方式はデータ量で課金されている。
(通信方式の違いではないが…回線交換は回線占有型で、パケットは回線共有型という違い)
少量のデータ送受信(テキスト主体のウェブサイト閲覧やメール)にはパケット通信が向いているが、
大量のデータ送受信(画像も含めた普通のウェブサイト閲覧や添付ファイルありのメールなど)は
回線交換方式の方が向いている。
「パケット通信が安い」というのは間違った表現で、回線交換とパケットの使い分けが重要と言えるだろう。
ちなみに、回線交換方式とパケット通信方式の違いについてはこちらを参照。
なお、ドコモPDCについては、パケット通信(Dopa)だけを利用するシングルサービスと、
音声・パケットの両方を利用するデュアルサービスとがある。
で、それぞれに何種類かの料金プランがあるが、対応機種が限られるためここでは省略したい。
携帯4社の比較
まずは、基本料金で。各社とも、データ通信向けの料金プランは特に無し。
次は各社のインターネット接続サービスについて。
●NTTドコモ
「mopera(モペラ)」を利用してインターネットに接続できる。月額料・申込みなどは不要。通信料として通話料のみ。「#9601」でドコモの提供する情報サービスにアクセスでき、「#9602」でインターネットに接続できる。なお、着信先は東京となるので、東京までの携帯電話への通話料がかかる。パケット通信でも、パケット料だけでインターネットに接続可能。
●J-PHONE
J-フォンアクセスインターネットはJ-フォンのインターネット接続サービスで、「*7300」で接続する。利用料は1分15円から(stdプランの場合、lcプランの場合は17円/分)。また、ODNへ特番「*8800」で接続でき、通信料はアクセスレートよりも安い1分10円からとなる(stdプランの場合、lcプランの場合は12円/分)。ただし、別にODNと契約をする必要があり、こちらはODNモバイルパックを利用することで月額980円となる。請求はJ-PHONEとは別途にODNより請求される。
●au
回線交換方式だと、特にインターネット接続サービスはない。DIONを使うと通信料が割引されるのがせいぜい。パケット通信では、0.15円/パケットでインターネットに接続できるau.NETがある。
※「DAREDEMOインターネット」については、現在サービスが提供されているのか不明なため削除しました。
●TU-KA
データ通信料金「サイバーレート」だけでインターネットに接続できる「InternetFreeway」がある。特番「*202」で接続する。料金は1分10円から(料金プラン・時間帯による)。
Eメール利用についてのサポートなど。
●NTTドコモ
moperaサービスの一環としてmoperaPOPメール(月額500円)とmorepraIMAPメール(月額1500円)がある。両方とも、通常のメールサービスと同等の機能を持ち、転送なども可能。もちろん、iモードでのEメールアドレス取得も可能。
●J-PHONE
スカイウォーカーのEメールサービス(月額300円)を利用すると受信に利用できる。その際、任意のアドレス取得や、返信先(reply-to)の設定、署名の設定などもできる。PCでも利用できるサービスはない。
●au
EZウェブで取得したアドレスをPCで利用することが可能(ただし、au.NET接続時のみ送受信可能)。
●TU-KA
EZウェブ対応の機種なら、電話機単体でEメールが利用できる。