まずは環境作りから

携帯電話でデータ通信まずは環境作りから

通信用途を決定しよう

パソコン?それともPDA?

データ通信にはデータカード!

ついに接続、データ通信

 

第一弾 通信用途を決定しよう!

携帯でのモバイル通信は一般電話とくらべてかなり高額なものになる。
つまり、家の中でわざわざ携帯電話で通信をするメリットは少ないわけで、
その意味で、外出先でどのように通信をするのかを決めることが重要になる。

たとえば、、、
メールチェック中心→別に速度は遅くても構わない→携帯電話でもいい
インターネットで情報収集→速度は速いほうがいいし、長時間つなぎたい→PHSでのデータ通信が有利
移動時の時間がもったいないので使いたい→PHSは高速移動に弱い→やはり携帯電話でのデータ通信?
地方によく行くが、その都度アクセスポイントを変えるのは面倒→距離による価格差が少ない携帯電話が有利
といった具合。

このように、データ通信で損をしないためにも、通信用途・通信環境を考えたほうが良い。

第二弾 パソコン?それともPDA?

パソコンといってもノートパソコンの話し。
最近はパソコンも軽くなっていて、B5やらA5のものなら1kg近いものもある。
一方、PDAはもともと手のひらサイズのものも多く、サイズもまちまち。
サイズの小さいものにはキーボードを搭載していないものものある。

さて、それぞれの特徴をみてみよう!

<ノートパソコン>

やはり使いやすいのは最大の特長。
画面は大きいし、キーボードも押しやすいし、使い慣れたWindowsなのもいい(Macの人、ごめんなさい!)。
ソフトや周辺機器も自宅のパソコンと共有もできる。
反面、ネックはやはり大きさ。
大きいことと便利さとは比例するものだから、仕方がないけれど、でもPDAなんかと比べると大きい。
そして、起動時間が遅いのもやはりネック。
通常のパソコン程度かかり、これでは気軽に起動して、使って、そして終わらせるというモバイルちっくな使い方が難しい。

<WindowsCE機>

MicrosoftのWindowsCEを搭載している機種を指す。
ノートパソコンのような形をしているものもあるが、通常のWindowsとは大幅に異なる。
大きさはパームサイズ(手のひらサイズ)のものから、A5サイズのものまで多様。
(なお、パームサイズとキーボードつきのタイプではOSのバージョンが若干異なる。)
WindowsCEの特徴はハードディスクを使わないこと。
このため、起動や操作が軽快になり、作業が高速化している。
また、駆動時間が長いことも特長で、長いもので数十時間も使えるものもある。
また、値段も安く駆動時間も長いモノクロタイプ(液晶が白黒)もある。
また、WindowsCE用のアプリケーションも出始めている。
逆に、わざわざWinCE用にソフトを買うのはやはり面倒。同じWindowsなのに。
また、データの共有も結構大変。
WinCE機にはFDDなどがついていないものが多いからだ。
その他、Windowsのマルチタスクにも対応していないという欠点もある。

<独自規格PDA>

独自規格、といっても指す機種はシャープのZAURUS(ザウルス)。
(ちなみに、ザウルス以外にも独自規格はあります。が、ここでは割愛。)
日本のPDAといえばやっぱりザウルス、という人も多いはず。
そのザウルスは、ほかのPDAが次々とWinCEを搭載していく中で独自規格を保っている。
独自規格ということで、厄介なのはソフトがほとんどないこと。
あるのはシャープの純正のものくらい。
また、キーボードつきのモデルは少なく、ほとんどがパンでタッチして操作するタイプ。
しかし、ザウルスはいままでのノウハウなどがあるため、周辺機器などでもさほど苦労することはないだろう。
また、便利そうなものはたいてい備えるため、ほかに必要なものも少ないかもしれない。

 

第三弾 データ通信にはデータカード!

パソコンやPDAと携帯電話があっても、つなぐ媒体がなければデータ通信はできない。

そこで必要なのがデータカード。

カードの種類は2種類ある。

○PCカード型…PCMCIAタイプ2のカード。主にノートパソコンに挿して使用する。

○CFカード型…コンパクトフラッシュの略。主にPDAに挿して使用する。

なお、CFカードは現在TDKから出ているものしかない。

 

で、データカードは各社から純正のものが発売されている。

代表的なのはドコモの2896P。これはドコモのDopa(ドューパ)にも対応している。

なお、豆知識だが、各社のデジタル携帯電話のデータ通信の仕様は共通なので、

実はドコモのデータカードで他社の携帯のデータ通信にも利用することができる。

※ただし、どちら(携帯電話もデータカードも)も保証対象外になるので自己責任で!

 

第四弾 ついに接続、データ通信

データカードを挿して、携帯電話をつないだら、さあ通信…

というわけにはいかない。

セットアップして、カードをパソコン/PDAに認識させなければならない。

通常はセットアップは簡単に終了するのだが、たまに発信が不可な場合がある。

そういったときに、結構使えるのが次の技。

 

○内蔵56kモデムをデバイスマネージャーで使用不可にする<Windows95/98のみ>

 

これで解決するかも!?

もし「ダイヤル発信ができません」なんてエラーメッセージが出てきたら試してみてください。

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