揉んだら逆効果
こりは揉むほど筋肉が収縮し、逆効果です。
筋肉には、反射的に緩む・縮むを自動調整するセンサーが備わってます。(Ⅰa収縮・Ⅰb抑制)
筋肉は、押したり揉んだりで繊維が引っ張られると反射的に収縮し硬くなります(Ⅰa収縮)
腱を引っ張られると、ちぎれないよう反射的に緩みます。(Ⅰb抑制)
従って「揉まない・押さない・引っ張らない」がさとう式の基本です。
1.優しい刺激ほど緩む
縮んだままの筋肉は、老廃物や発痛物質がたまり、痛み、本来の力も出せません。
緩むとポンプ作用が復活し、老廃物が排出され、痛みも消え、筋力も復活します。
緊張を和らげるには、むやみに暴力的な力では逆効果です。
筋肉は食パンの表面が凹まないほどの、優しい刺激で緩みます。
他にも、生理学的に筋肉が緩むいくつかの原則があり、それに則りケアを行っています。
リンパは流さない
縮んだ筋肉は血管やリンパ管を圧迫し、循環不全やむくみの原因になります。
筋肉を緩め、ポンプ作用を復活させることで、大幅な循環や信号伝達の改善が期待されます。
リンパを強制的に流しても、効果は一時的なものです。
リンパは流れる環境に整えることが大事です。