なぜ便秘になる?
多くの便秘に共通するのは、咀嚼不足、緊張しやすい、生活習慣の乱れです。
便通の邪魔になるがんやポリープ等がない限り、腸がうまく動いてないことが多いです。
咀嚼は胃腸のスイッチを入れ、お通じ改善にもつながります。
お勧めは、朝、まず具沢山の味噌汁を完食し、次にご飯やおかずを食べます。
善玉菌の餌になる食物繊維をふんだんにとりましょう。
逆に、腸内環境の上でこれらを含むものは控えたほうがいいでしょう。
咀嚼でリラックス
咀嚼の刺激で副交感神経優位になり、健康なら約20分後にはお通じがくるとされてます。
咀嚼は自律神経のバランスを整える作用もあります。
唾液中の抗体が感染症を防ぎます。
唾液が少ないと、インフルにかかり易いというデータもあります。
自律神経のバランスは、免疫にも大きな影響があります。緊張が強いとリンパ球が減り、抗体産生も低下します。
咀嚼の効用
充分な咀嚼で消化吸収が良くなり、胃腸の働きも整います。
唾液のヌルヌル成分(ムチン)が粘膜を保護し、便の流れをスムーズにします。
胃腸の血流が良くなり、その場でお腹も凹みます。
唾液の抗炎症成分(リゾチーム)が胃腸の炎症を抑えます。
口腔フローラが健全に保たれ、腸内フローラも整います。