| 歴史が眠る多磨霊園 |
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辻 邦生 |
つじ くにお | |
| 1925.9.24(大正14)〜 1999.7.29(平成11) | |
昭和・平成期の小説家 | |
| 埋葬場所: 10区 2種 6側 11番 | |
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薩摩琵琶弾奏家である辻靖剛・キミの三男として東京市本郷区で生まれる。9月24日生れだったことから「くにお」と名付けられる。 長男、次男とも早くに亡くなった。辻家は代々山梨県石和の医家であり、母方の湯田家は鹿児島県の医家である。 東京大学仏文科卒業。1957〜1961(S32〜36)フランスに留学。 帰国後、短篇小説の試作を経て、'63長篇『廻廊にて』で近代文学賞を受賞。 この後、芸術選奨新人賞を得た'68の『安土往還記』や'72に毎日芸術賞を受けた『背教者ユリアヌス』等、独自の歴史小説を次々と発表。 '95(H7)11月『西行花伝』で谷崎潤一郎賞受賞。人間と美に対する信頼を隠さずに表した、人格と作品の価値の高さが一致する稀有な作家として注目された。 他に代表的な作品は『嵯峨野明月記』『銀杏散りやまず』などがある。滞在中の軽井沢で逝去。享年73歳。戒名は禅林院文覚邦生居士。 <小説家人名事典など> *本来、辻家の墓は本籍地の山梨県春日居町国府の大中院にあるのだが、祖母久子の遺言によって多磨霊園に「辻家之墓」を父が建てた。 <文学者掃苔禄>
*妻の辻佐保子(つじ さほこ 1930〜ご存命 旧姓後藤)は名古屋大学名誉教授であり、美学美術史を研究した哲学者である。
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