メイン » » » 土岐鉾治
とき ほこじ

土岐鉾治

とき ほこじ

?〜 1993.3.30(平成5)

大正・昭和期の陸軍軍人(少将)

埋葬場所: 13区 1種 27側

 東京出身。1918.5.27(T7)陸軍士官学校卒業(30期)。同期に今井一二三(後の少将:18-1-10)、今田新太郎(後の少将:12-1-12-20)、陸軍大将の大迫尚道(4-1-31-6)の長男の大迫勝(後に大佐:4-1-31-6)らがいた。 同.12.25砲兵少尉に任官。
 その後様々な要職を経て、'39.8.1大佐に昇進し、小倉工廠検査課長、同.12.1小倉工廠砲具製造所長、'40.4.1小倉第一製造所長を歴任した。太平洋戦争が勃発し、'42.9.26相模造兵廠作業課長を任ぜられ、技術課長も兼務した。'44.8.1少将に累進。'45.4.16相模陸軍造兵廠長に昇進し、同時に第4技術研究所長にも就任した。
 陸軍技術研究所は陸軍関係兵器の調査研究・試験を行う日本陸軍の機関であり、第1から10までの技術研究所が配備されていた。第4技術研究所の所在地は神奈川県相模原であり、戦車や自動車の研究を担当した。兼務していた相模陸軍造兵廠は主に陸軍の戦車部品、本体、試作機の製造などを行っていた。研究から製造の両面の指揮を執っていたが終戦を迎えた。

<帝国陸軍将軍総覧>
<日本陸軍将官総覧など>


墓所

*墓石は和型「土岐家之墓」。右側に墓誌があり、俗名・没年月日。行年が刻む。96才と刻む。同墓には日露戦争遼陽会戦にて武勲を立て戦死した土岐熊雄も眠る。

*戦後の履歴などは不明・調査中。


関連リンク:



| メイン | 著名人リスト・た | 区別リスト |
このページに掲載されている文章および画像、その他全ての無許可転載を禁止します。