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たなべ へきどう

田辺碧堂

たなべ へきどう

1864.12.13(元治1)〜 1931.4.18(昭和6)

明治・大正期の漢詩人、実業家

埋葬場所: 7区 1種 2側

 名は華。字は秋穀。通称は為三郎。備中長尾の人。
 幼年塾師について句読を学び、青年の頃より多病で学を廃し、悠遊自適詩画を楽しみ、後年の素地をなした。身を実業に起こし、日清汽船会社の経営。又政界に身を投じる。 詩は蚤歳より好む所で絶句こそ日本人に適し、律、長編の作は到底中国人に及ぶものでないとして、絶句の外は1詩も作らず、遂に古人を凌駕する妙境に達する。 「絶句碧堂」の名を以って喧伝される。詩集は凌滄集・衣雲集二冊・碧堂絶句二冊などある。

<明治大正名詩選・日本漢詩・明治漢詩文集>


*田辺碧堂と田辺為三郎は同一人物。


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