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もり しゅんとう

森 春濤

もり しゅんとう

1818(文政1)〜 1889.11.21(明治22)

幕末・明治前期の漢詩人

埋葬場所: 14区 1種 3側 3番

 名は魯直、字は希黄、通称浩甫。代々の医者であったが医業を嫌い、詩作に優れた才能を示す。 17歳で尾張の鷲津松蔭の門に入り、のち京都に出て梁川星巌に学ぶ。江戸に出て大沼枕山・小野湖山・遠山雲如らと交わる。 1862(文久2)名古屋に桑三軒吟社をおこし、74(M7)東京に茉莉吟社をたてる。 「春濤詩鈔」「清三家絶句」「東京才人絶句集」を出して称賛をうけた。享年71歳。戒名は老春院森髯居士。妻の森清子は歌人。

<コンサイス日本人名事典、他>


*森春濤と清子の墓は日暮里經王寺より移り、森槐南の墓は青山墓地より改葬。多磨霊園にて親子同墓域に肩を並べる。

墓所

*写真は左から、「森家之墓」、「国島女教師山墓」(森清子)、「詩人森春濤先生墓」、「森槐南先生墓」が建つ。


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