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なべしま もとこ

鍋島元子

なべしま もとこ

1936.10.18(昭和11)〜 1999.11.22(平成11)

昭和・平成期のチェンバロ奏者

埋葬場所: 12区 1種 10側 34番

 東京出身。鍋島家は佐賀鍋島家一門であり、高祖父は白石鍋島家・肥前佐賀藩国老の鍋島直繊米永莪簇院法A樵追磴瞭蘚臘礁澄米永茵砲話房澣聴を務めた。 祖父は男爵を継いだ直高(同墓)、祖母の敬子(同墓)は公爵の宮内顧問官である二条基弘の娘。父は学習院大学教授を務めた直康(同墓)、母の竹子の父は西郷従徳(10-1-1-1)であるので、母方の曽祖父は西郷従道(10-1-1-1)、曽祖伯父が西郷隆盛である。長女として生まれる。
 1958(S33)桐朋学園短期大学作曲科卒業。'69アムステルダム国立音楽院チェンバロ科に留学し、グスタフ・レオンハルトに師事してチェンバロ・ソリストディプロマを取得。'72卒業。 バロックのチェンバロ曲を中心に、古楽器との合奏など西欧各地及び日本各地で演奏活動を展開。'74古楽研究会”オリゴ・エト・プラティカ”を創設。
 '89(H1)ブリュッセルでリサイタルを開催し、アムステルダム古楽アカデミーで教授する。'90ロサンゼルスのバークレーでリサイタルを行い、インディアナ大学やミシガン大学の招聘で演奏会や講座を開いた。 '92イタリア・ピストイア国際アカデミー、スペイン・サラゴサ音楽祭出演、'94オックスフォード、ロンドンでリサイタル、'98ハンブルクでの演奏会、フライブルク音楽院での講座などグローバルな活動を行った。
 国内でも、'90淡野弓子と”アンサンブル・カンターレ・スオナーレ”を主宰し、シリーズ企画を展開。チェンバロレパートリー全域に亘る連続演奏会の他、室内楽や協奏曲の出演を重ねる。 没するまで桐朋学園大学教授を務め、門下から数多くの俊英を輩出した。訳書に『ランドフスカ音楽論集』などがある。また、父親の追悼録である『徳不孤: 殿さん先生あの日あの時鍋島直康追悼録』も著している。享年63歳。

<音楽家人名事典など>


*墓石「鍋島家之墓」。左側に墓誌がある。


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