- 関連プロパティ
background
N7.0 Win |
N6.0 Win |
e6.0 Win |
e5.5 Win |
e5.0 Win |
e5.0 Mac |
e4.5 Mac |
O7.0 Win |
O6.0 Win |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
値 | [<'background-color'> || <'background-image'> || <'background-repeat'> || <'background-attachment'> || <'background-position'>] | inherit |
---|---|
初期値 | 簡略化プロパティなので定義しない |
適用 | すべての要素 |
継承 | しない |
パーセンテージ | 'background-position'のみ可 |
レベル | - |
メディア | visual |
'background-color'、'background-image'、'background-repeat'、'background-attachment'、'background-position'を一ヶ所で指定する簡略化プロパティです。
書き方は、各プロパティの値を半角スペースで区切って並べるだけです。順序は任意で、各値は省略可能です。
順序としては、背景色の上に背景画像、その上に内容となります。ですので、透過になっている部分からは背景色が見えます。
指定しない値は、すべて初期値が用いられます。"background: url("kanadarai.jpg") 50px"という宣言では、'background-color'、'background-repeat'、'background-attachment'の値が書かれていませんので、初期値が用いられます。つまり、"background: transparent url("kanadarai.jpg") 50px repeat scroll"となります。
例えば、以下のように指定すると、
body {
background-attachment: fixed;
background-repeat: no-repeat;
background: url("kanadarai.jpg") 50px;
}
以下と等価になり、上の2つの宣言が無駄になります。
body {
background-attachment: fixed;
background-repeat: no-repeat;
background: transparent url("kanadarai.jpg") 50px repeat scroll;
}
基本的に背景はボーダー領域までですが、body要素、html要素といったルート要素に指定すると、例外的に背景は全域(マージン含む)に表示されます。また、結合ボーダーモデルの場合は、セルの背景はパディング領域までとなります。
- 注意点
-
- 指定しない値は、すべて初期値が用いられます。
- 背景と前景の組み合わせで、文字が見えづらくならないように気を付けましょう。
- 背景画像を指定する時には、なるべく背景色も同時に指定しておきましょう。
- UAは[fixed]を[scroll]として扱っても良い事になっています。
- CSSでの基準のディレクトリは、ソース文書のディレクトリでは無くスタイルシート自身のディレクトリとなります。
- 問題点
-
- "background-attachment: fixed"のページ媒体での処理方法が記載されていません。