00年12月20日 ミレニアム無関係企画 平成の12年間を振り返る
ゲスト:山寺宏一(進行)、崔洋一、坂下千里子、山川恵里佳
平成12年もそろそろ終わり。ということで、干支がちょうど一回りするのである。巷では20世紀を振り返る企画花盛りだが、今回はその向こうを張って平成の12年を歴史的事件とともに振り返る。山寺以外がパネリストとなって事件についてのコメントを寄せる。

平成元年を振り返るのに長くかかってしまってどうなることかと思いきや、中盤は駆け足で。途中で「それぞれの平成」なるその年の出演者にとっての思い出を語ってもらうコーナーや「平成覚えてるかな?クイズ」なるちょっと昔のものをネタにしたクイズも挿入された。

事件は1年で4つ取り上げられるのだが、番組独自の切り口はなべやかんの明大替え玉受験とか中島カメラマンの結婚問題とか山田Dのマイホーム購入あたりか。「それぞれの平成」はまったくもってどうでもいいネタばかりだった。

後半は賞品も出るというクイズが本題になった感があり、優勝はタモリ・山川の成チーム(崔・坂下は平チーム)に。ちなみにジャンプアップクイズはなかった。賞品は平成史ということでソーセージ(約12本)。「こんなに嬉しいことはありません」とタモリ、まるでやる気のないコメント。


今回は、過ぎるくらいしょうもない企画。まあそういう企画もするのが番組らしいといえばらしい。強いてポイントを見出すとすれば「将来、女高田純次と呼ばれるぞ」とタモリに言われた山川か。二十歳にもなってないというのに積極的に絡んでくるわタモリをたしなめるわで、たいしたものだ。「女高田純次」というのはなるほどその通りかもしれなくて、どことなく漂う胡散臭さも高田のそれだった。坂下は天然発言を連発。崔は出演2回にして番組の構造を見事読み取ったようだった。番組らしい企画ではあるけれど、面白くはなかった。次回に向けて力を抜いたか?D

空耳アワーの結果

安齋にとっての平成の思い出は「髪を伸ばし始めた」。回顧企画が長引いたとかでネタ1本。

ミュージシャン 曲名 賞品
パンジェア サンサズ・スピリット 手ぬぐい

 

00年12月13日 業界相談役タモリの芸能人の悩み解決します!! ヒロミの偏食 後編
ゲスト:ヒロミ
今回は前回に引き続き、ヒロミの偏食を何とかしようという企画。前回はいろいろな(というかほとんどの)食材がダメだというところで終わったが、調理したものはわりと大丈夫らしいということではじめにスタッフの好きな料理をヒロミに食べてもらう。出てくる料理はシュリンプカレー、カルボナーラ、うな重、カツ丼。でもどれもこれも反応は芳しくなく、いよいよ真打の登場と相成るわけである。

前回出てきたヒロミの嫌いな食材からタモリが納豆と鰯を選択、この2つからつみれを作ることに。しかし消したはずの納豆の匂いが再び立ち上ったり、だんだんとタモリも予想しない展開になっていく。それに追い討ちをかけるような事実が発覚。今回のメニュー、前にヒロミがタモリ邸に行ったときに出てきたつみれを「旨い旨い」といって食べていたことから決まったようだが、実はそれが嘘だったらしい。後半はもうメタメタである。

できあがった「イワシのつみれみそ汁 納豆風味」はタモリに「納豆好きの人のために 作ったんだけど」と本来の趣旨と異なる発言をさせるものに。なかなか不出来を認めよ うとしないタモリだが、とうとう最後には「失敗だな、こりゃ」と言ってしまう。「良 かれと思って」作った料理だが結局は惨敗、ヒロミの偏食は直らず。前回の宣言に従え ばこれでテレビで料理することはなくなるはずだが、おそらくそうはならないだろう。 番組の味を再現したい方はこちらへ。


前回がわりとよかっただけに今回はトーンダウンかと思っていたが、トークが冴えた。ヒロミが小気味よいツッコミを繰り返すおかげでタモリは普段この番組ではあまり見せていないと思われるボケにまわることができ、良い流れになった。実際は悩み相談をタテマエにしたトーク企画、と解釈することもできるかも。スタッフが何人か出演したがメイクの安田さんがいい味。また、「新シリーズ」とか「次は頑張ってください」というナレーションが入っていたことから、シリーズ化を狙っているものと思われる。シリーズ化するならゲストはピンで、話芸の達者な人を希望したいところ。でないととてつもなくつまらないものになりそう。B

空耳アワーの結果

安齋、空似アワーを見たらしい。

ミュージシャン 曲名 賞品
ハロウィン ラウダーテ・ドミヌム 手ぬぐい
ザ・ビートルズ ワイルド・ハニー・パイ Tシャツ

 

00年12月6日 業界相談役タモリ 芸能人の悩み解決します!
ゲスト:ヒロミ
「私タモリが業界相談役として芸能人のあなたの悩みを解決致します」という手紙を見てヒロミがタモリを訪ねてきた。そんなわけで今回はヒロミの悩みを聞く。先の文面はスタッフが勝手に作ったものであるからして、当然タモリ非公認企画である。

さてその悩みであるが、「(人の)好き嫌いが激しい」であるという。しかもヒロミがではなく相手方が。TBSとテレビ朝日に嫌われてるとか何とか。「8時だJ」や「おいしい番組」には出た(どっちもハウフルス)けど他は…という話。TVタックルは?それはともかく、この話は本当のことらしく深刻な模様。

ただ、これはあくまで前振りで本題は食べ物の好き嫌いを直したい、ということらしい。ヒロミの嫌いな食材にいちいち彼がいちゃもんをつけ、タモリがそのフォローをする、時としてタモリもいちゃもんをつけるという流れ。槍玉にあがる食材は納豆、鰯、セロリ、牡蠣、イクラ、オクラ、ニンニク、海老。途中でプロデューサーが寝るという事件も起きながら、食材を次々と滅多切り。

これで終わりかと思いきや、タモリが「じゃ来週は嫌いなものをチョイスして、俺がすごく旨いオリジナル料理を作ってやる」と言い出して次回予告まで登場。ということで次回はタモリが料理人生命をかけてヒロミの悩みを解決するらしい。


6年ぶりに出演のヒロミ、単独ゲストだが「笑っていいとも!」で長らく共演していただけあってなかなかにいいコンビ。杉Jとは叱り叱られのコンビ、キッドとは立てて立てられのコンビのように見えるが、ヒロミとは友達同士のコンビっぽい。一見完全対等であるが、随所に敬意を示すヒロミ、案外いいんじゃないだろうか。これまではあまり好感を持ってない人だったんだけど。本編も肩の力が抜けたトークが続いて和やかである。W杯予選と鯛茶漬けの話あたりがよかった。しかし食に対する執着がまるでないヒロミ、「あと5年で死ぬよ」というタモリの発言も仕方ないのではないか。大丈夫か?次回はどうだかわからないが、ともかく今回はよかったと思う。B

空耳アワーの結果

安齋はらっきょうがダメらしい。タモリは牛乳がダメだと言っていた。「牛乳は殺すぞと言われれば飲むけど、脱脂粉乳なら死を選ぶ」と。

ミュージシャン 曲名 賞品
アリ・ハッサン・クバーン マブルック 手ぬぐい
レニー・クラヴィッツ イズ・ゼア・エニィ・ラブ・イン・ユア・ハート Tシャツ

 

00年11月29日 祝!Gスポット発見50年 イッてるつもり!?
ゲスト:乾貴美子、水野晴郎、家田荘子、パトリック・ハーラン、志賀貢(解説)
今年はGスポット発見から50年のプラチナイヤー。そこで今回は、女性の快感ゾーンを探し求めた研究者に注目して、Gスポット発見の経緯を追っていく。タイトルから察せられるように、進行形式は「知ってるつもり!?」に倣っている。タモリが進行、乾がサポート、志賀が解説、他3人がパネリストといった格好。

番組は再現映像(但し安っぽい)を見ながら途中で小休止、パネリストや志賀の話を聞いてまた続き、という流れ。発見の経緯については年表を用意した(JavaScript対応版非対応版)のでそちらを参照されたし。途中で聞けるのはアメリカの性教育の話や志賀の含蓄あふれる話など。Gスポットの探し方も説明された。

基本的にはこれで終わり。最後は水野に名言で締めてもらおうと思ったらば、「いやー、クリトリスってほんとに…」としくじってしまい場内が沸く。しまらないエンディング。しかしそういうわけでもなく、結局は本家っぽく発見者のグレフェンベルクの言葉を持ち出して綺麗にまとめた。


パネリストのテロップが普段と違っていたり、CM前と後で再現映像を繰り返すなど、本家っぽい(最近は全く見てないけど)つくりを意識してて良い出来。前半、あくまで淡々と進行してゆくのがいい感じだった。関口宏を気取るタモリはちょっと過剰だったかも。場が和んできた後半のノリは全体的に良かった。進行に思い切って関口知宏を持ってきても面白かったかもしれないが、その場合はパネリストに対応しきれなかっただろう。今回は評判は良さそうだが、個人的にはOPのタモリと乾のやりとりが頂点であとは真剣に勉強してしまって、笑いということになるとやや評価を下げざるを得ないといったところ。本家をしっかり見ていたかどうかで笑いに差が出たかもしれない。あと、初出演の人が最近多すぎるのは出演者陣に新風を、ということなのだろうか?B

なお、今回の提供BGMはジャッキー吉川とブルーコメッツ「ブルーシャトウ」。今年2回目じゃなかった?

空耳アワーの結果

久しぶりにジャンパーが出た。2本目の送り主のテロップ、「青森県盛岡市」ってなんでしょうね。社会人としての見識を疑ってしまうミス。

ミュージシャン 曲名 賞品
アリーハッサン・クバーン ハウィル・タンサ 手ぬぐい
フィリッパ・ジョルダーノ 清らかな女神 ジャンパー

 

00年11月22日 道順はまかせろ! 地図描き王決定戦!!
ゲスト:山本太郎、六平直政、金子さやか、小松靖(進行)、石原博道(判定)
地図の描き方は難しく、奥深い。今回登場の山本、六平、金子も渡されたロケ地の地図がわかりにくすぎると不満タラタラである(正確にいえば金子は不平を言ってなかったが)。そんな状況を踏まえてか今回は、出演者がいかに正しい地図を描けるかを競う企画。出発地から目的地まで、乗った車が進んだとおりの行程を記した地図を出演者4人が描く。

ルールは移動中の地図描きは禁止、メモは可というもの。一番下手な地図を描いた人は目的地で強制下車、次の目的地には進めない。したがって、仮にタモリが一番まずい地図を描いた場合は彼が下車するという事態になる。もっとも、彼の地図好きはつとに知られているためそんな可能性はまずないのだが。

まずは下車する人のいない練習ラウンド。移動中はタモリの蘊蓄が語られるが、興が乗りすぎて終盤は専らホラに。地図のほうは金子のひどさ(この回で一番下手と判定された)、山本の乱雑さ、六平の堅実さ、タモリの完璧さが明らかになり、先の展開がある程度予想できる結果となった。タモリは完璧であるがゆえに専ら他人の地図の粗を突っつきまくることに。

続いて1回戦。いよいよ下車する人が出てくる。例によって金子が突っ込みまくられるが、落選は意外にも(?)山本だった。彼を取り残して次へ向かう2回戦は、ポイントとなる一周する地点の描き方で評価が与えられ、これが描けなかった六平と金子の両者が落ち、優勝がタモリに決定。まあ当然の結果か。

優勝賞品は全日本マップル。タモリはもう持ってそうだが、まあいいか。第2回はパリで開催されるとのこと。タモリ曰く「パリの地図野郎、かかってこい」。


ネタとしては普通。やや知的。「昨日今日で身につくもんじゃない」とタモリが言っていたように、勝敗は東京の道をいかによく知っているかにかかっていたように思う。こういう企画だと合間のトークがいかに面白くなるかだと思うがさして面白くなかったような気がする。全員が初出演組ということで波長が多少ずれていたのもあるのかもしれない。そして、地図といえばエレカシ宮本であるが。彼の出演の線はなかったのだろうか?彼は古地図専門?D

空耳アワーの結果

ミュージシャン 曲名 賞品
セックス・ピストルズ ゴッド・セイブ・ザ・クイーン 手ぬぐい
マライヤ・キャリー ジーザス・ボーン・オン・ディス・デイ Tシャツ

 

00年11月15日 天下のまわりもので芸能人の器を計ろう!
ゲスト:石田靖、伊澤真理、河相我聞、高田純次、富田隆
ミニロト6が始まって年末ジャンボの季節も到来、ついでに静岡ではサッカーくじも試験運用され、ちょっとした宝くじブーム。そんな中、備えあれば憂いなしの言葉から、宝くじに当たった場合に備えて大金に慣れておこう、とスタッフ25名・タモリ・石田・伊澤・河相・さらにはスタッフの上司からも金をかき集めて大金(106万円)を用意、「宝くじに当たった気分を味わおう!」なる企画がスタート。

しかしそこへ乱入してきた高田により状況が一変。「器が大きいと大金だろうが目じゃない」「100万くらいでビビってちゃ話になんない」と、出演者が大金を持ち歩く時の挙動を観察しようという上記の企画に。器の小さい貧乏人は要らぬ心配をしてドキドキするという富田の解説から、石田・伊澤・河相の3人に心拍計をつけて平常時との差を見る。

最初の実験は「人気のない道を歩いてみる」。むきだしの106万円を持って道を歩く。当然のごとく、3人とも心拍数は急上昇。次に「公園を歩き買い物をしてみる」。106万円をクリアファイルに入れて持ち運び、公園の屋台で買いものをする。これも3人の心拍数は大きな値に。途中でもし3億円が当たったらというテーマでトーク。「番組を作りたい」などとわりと建設的な声があがった。

結果として、実験対象になった3人が3人とも器が小さいということになったが、ここで高田に器の大きさを見せてもらおうということに。こういう状況ではさすがにきついのか、彼も心拍数上昇が大きく、結局今回の中で一番器が小さい人になってしまった。


今回は言ってみれば高田デー。上のレビューにはほとんど名前が出てこなかった彼であるが、番組内ではかき回すだけかき回していた感じ。半分くらい彼の喋りだったような気もするし、カットされた部分でもさぞ喋っていたのだろうと思われる。同じ次元ではないとはいえ、久しぶりにタモリと対等にやり取りする人(なぎら健壱は、やっぱりちょっと引いてるような)が出てきたので面白かった。普段の彼はよく知っているわけではないが、ふてぶてしさがよく出ていたと思う。もっとも今回一番笑ったのは明細ばかり出てくる伊澤の財布だったかも。また、ゲスト全員が実質初出演(高田はずっと過去にあったかもしれない、伊澤はピンで初出演)という珍しい回だった。C

空耳アワーの結果

ミュージシャン 曲名 賞品
リンプ・ビスキット ショウ・ミー・ホワット・ユー・ゴット 手ぬぐい
ガンマ・レイ リベリオン・イン・ドリームランド 手ぬぐい

 

00年11月8日 すらすら読んでぽんぽん当てよう! 擬音語・擬態語かるた会
ゲスト:清原久美子(進行)、崔洋一、藤臣柊子、クリス・ペプラー、星野和子(解説)
擬音語・擬態語はよく使われるが、その意味をはっきり理解しているかと言われると、戸惑ってしまうものである。そこで今回は、擬音語や擬態語の意味を楽しく遊びながら勉強する。正しい日本語ギャル語のように、たまに見られる言語ネタ。

「かるた会」であるからそれっぽい競技になる。清原が読む擬音語・擬態語の意味を聞いて、それに当てはまる言葉の札を取るというのが主な流れ。もちろん、多く取ったほうがよい。清原と解説の星野以外の全員が参加する。オンエアで問題になる言葉は「かっきり」「ぎんぎん」「ぐーすか」「ぐでんぐでん」「さめざめ」「けちょんけちょん」「のうのう」「ぱりっ」「れろれろ」「ずかずか」。また、問題になった言葉に付随する解説で「ぴったり」「しゃーしゃー」「じゃーじゃー」「ぐっすり」「すやすや」「げろげろ」「どたどた」「ずけずけ」「つかつか」「」「」も語られた。

どんな形であれ勝負であるからして序盤から大いにやる気を見せるタモリは順調に札を重ねる。隣に座るクリスは圧倒されっぱなしで全然稼げず。対面の崔や藤臣はそれなりに札を取ってタモリを追う。最終戦直前でタモリ7、藤臣5、崔3、クリス1という状況だったが、当然のごとく最後は一発逆転問題。藤臣が取ったので藤臣が優勝した。賞品は擬音語・擬態語が冠せられた食品・グッズの詰め合わせ。


それほど人気がないと思われる言語ネタが毎年何回か見られるのは、やはりスタッフに言語マニアがいるのだろうか。個人的には日本語は嫌いじゃないからいいけど。今回いちばんのキモは出演者紹介か。清原の紹介コメントがことごとく裏目に出る素晴らしいものとなった。また、ちょっと樹木希林っぽい星野の雰囲気が穏やかでいい。珍しく進行でない立場で現れたクリス・ペプラーは天然ボケをかましたりして、こういう立場でもいけると思った。C

空耳アワーの結果

コージー富田が空耳アワーならぬ「空似アワー」をやっているらしい。また、1本目の投稿者が「高橋洋二」となってた。触れてなかったが、構成作家の高橋洋二?単なる同姓同名?

ミュージシャン 曲名 賞品
ジョージ・ハリソン セット・オン・ユー Tシャツ
スリー・ドッグ・ナイト ママ・トールド・ミー 手ぬぐい

 

00年11月1日 愛犬家対抗! 賢犬王決定戦
ゲスト:松田純、こずえ鈴、井上貴子、坂上みき(進行)、藤原喜明、鈴木茂一(判定員)
愛犬家は世の中に多く、芸能界にも多数いる。今回登場の松田、こずえ、井上も自分が飼っている犬が一番可愛い、一番賢い、と主張してやまない愛犬家だ。しかし、犬の賢さなんて比べられるのだろうか?…と思っていたら「デキのいい犬、わるい犬 あなたの犬の偏差値は?」なる本(邦題)に犬の知能をはかるテストがあるらしい。今回はそのテストをいくつか行って一番賢い犬を検証することに。

エントリーは松田のココ(ミニチュアダックスフンド)、こずえのメル(ロングヘア・チワワ)、井上のベップ(プードル)、そして遅れてやってきた藤原のマックス(アメリカン・ピット・ブルテリア)である。テストの種類は問題解決、問題解決及び操作能力、言語理解能力、問題解決(難)とあり、達成度や達成スピードによって得点(0点から5点)が与えられ、総合得点で賢犬王が決まる。

合間合間に愛犬との会話や愛犬自慢が披露され、見ているほうが恥ずかしくなるような各人の犬バカ(タモリはこう表現)っぷりが明らかに。藤原とマックスの絡みなどは、「ハードゲイみたい」と評されてしまった。

さてオンエアされた4問にオンエアカットの1問を加えた5問の結果、賢犬王はマックスに決定。立派なトロフィーが贈られた。一方最下位となったココはビリ犬王に。しょぼいトロフィーが贈られた(直後にココが破壊)。


自分の犬が課題を達成できない時の飼い主のうろたえぶりが面白い。いつものノリで適当にルール変更を行おうとするタモリに対して怒りを見せる坂上(首筋の皺が年齢を感じさせる)は深夜番組には向いてないと思った。番組を通して見ると、序盤のタモリの「飼い主の知能を先に比べたほうが」という発言に激しく同感せざるを得ない。それだけすごい飼い主がいるということだ(誰とは言わないが)。また、タモリが触れていたが鈴木の喋り方が妙によかった。マックスの賢さにも感心。C

なおトロフィーには日付が記されていたが、これはロケ日ではなく初回オンエア日だった。

空耳アワーの結果

OPの台詞が「いつまで待ったらやってくるのか」となってて爆笑。安齋が1時間遅刻してきた。20年ぶりの同窓会で中抜けして、と言い訳する安齋に対しタモリは「仕事なんだから」と。タモリの同窓会での出来事も語られた。

ミュージシャン 曲名 賞品
デキシーズ・ミッドナイト・ランナーズ カモン・アイリーン Tシャツ
クイーン 誘惑のロックン・ロール Tシャツ