20世紀
前半
ジークムント・フロイト(墺)、女性は成熟するにつれて性感帯がクリトリスから膣へ移行すると説く→クリトリスから膣への転移説
アルフレッド・キンゼイ(米)、全ての女性にとってクリトリスこそ主要であり唯一の性感帯と主張
主流となった説は単一オーガズム説
1950 エルンスト・グレフェンベルク(独)、論文「女性のオーガズム時の膣の役割」にて“女性の膣口から約5cmの部分に女性が異常なほど快楽を感じ射精反応を起こすゾーンがある”と発表。立証が困難であったことと彼が一介の産婦人科医であったため、性科学分野からは無視される
1970 ヴァージニア・E・ジョンソン(米)とウィリアム・H・マスターズ(米)、快楽ゾーンの存在を触診により研究。性感ゾーンを確認するが、認められず
1980 ジョン・ペリー(米)とビバリー・ウィップル(米)、性科学研究学会の全米会議にて女性の秘部からミルク状の流動物が20cm以上射出する(所謂潮吹きの)映像を公開。性感ゾーンの存在が認知され、このゾーンを最初の発見者のグレフェンベルクに因みグレフェンベルク・スポット、即ちGスポットと呼ぶことに
1983 マイケル・E・ペリー(米)、ファイバー・スコープでGスポットが膨らむ過程を撮影
この頃 Gスポット日本上陸
渡仲三(日)、電子顕微鏡を用いて膣内から液体が流れ出る様子を撮影。また、膣内の知覚神経を発見したと発表
1990 日本で潮吹きブーム
現在 性科学分野で潮の正体について論議が盛ん