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B143  文学・芸術・スポーツ  芸術
  写 真・映 像
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  • 母と子の針穴写真     田所美恵子
  • はじめてのポンホールカメラ 入門     熊崎勝

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B143  文学・芸術・スポーツにもどる 分類表に戻る

図書紹介 留意事項







書名:
春画の楽しみ方完全ガイド
No.B143098
NDC
著者・出版社:
白倉敬彦/池田書店
初版2010/08/25
1,680
内容:

菱川師宣、鈴木春信、鳥居清長、葛飾北斎…ほか、人気絵師の名作・傑作を一挙公開。巻頭の「20のツボ」では、春画の特徴、背景や書き入れの見方、緻密な木版技術、江戸時代の利用法など、春画を楽しむための情報が満載。

  第1章 春画を楽しむための「20のツボ」
    おおらかで貪欲な性
  ―江戸の男女はこんなに大胆!?
  ありのままに性を楽しみ、性を笑う
  誇張された性器描写
  ―顔よりも大きい!?堂々たる性のシンボル
  着衣のままの性交
  ―なぜ着物を着たままの交合が多い?
  着衣の男女が織りなす「物語性」 ほか

第2章 春画の名作を鑑賞する
  ―第1部師宣〜清長(菱川師宣;古山師重;杉村治兵衛 ほか)
  第3章 さらに春画の名作を鑑賞する
  ―第2部歌麿〜国芳(喜多川歌麿;鳥文斎栄之;葛飾北斎 ほか)
メモ:


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書名:
別冊太陽
春画
江戸の絵師四十八人
No.B143097
NDC 721.8
著者・出版社:
白倉敬彦/平凡社
初版2006/10/17
¥2,730
内容:
本書には、江戸初期から後期までの絵師48名の作品が収録されています。これだけの絵師が一冊に揃ったことは初めてで、まさに決定版といえます。葛飾北斎の最高傑作『浪千鳥』などの名作から司馬江漢の知られざる作品まで、130作品・図版250点を収録。そのうち3分の1は、本書が初出となります。エロティックかつユーモラスで、華麗なテクニックによって生み出された春画は、江戸文化の粋。本書はその豊かな世界への格好の案内書です。

メモ:


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書名:
秘蔵・性コレクション
明治日本のエロス
No.B143096
NDC 708
著者・出版社:
福田和彦/河出書房新社
初版1998/01/20
¥3,990
内容:

甦る明治日本のマル秘性風俗!!源氏絵・石版画・ヌード写真をはじめ、陶芸・人形などのクラフト美術に秘められた禁断のエロティシズム。驚異のデジタル・ワークで再現するエロティック工芸美術の極致。

  概説 明治のさなかに
  1 明治の源氏絵
    浮世源氏五十四帖
    花月源氏
    欠題「源氏絵」(四ツ切)

  2 木版画・クロモ石版・写真
    欠題 木版画
    阿か井の月
    欠題 クロモ石版画
    ポスト・カード

  3 エロティック・クラフト
    陶芸
    お多福
    大黒天
    博多人形 ほか

メモ:


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書名:
浮世絵グラフィック
ニュ−・セクソロジ−
悦楽の扉
No.B143095
NDC 721.8
著者・出版社:
福田和彦/ベストセラ−ズ
初版1998/06/05
¥2,500
内容:

1 序説―悦楽の扉を開く
2 愛撫の扉を開く
3 体位の悦楽について
4 前面位のすすめ
5 坐位の安らぎ
6 後背位の試み
7 茶臼(女性跨上位)のたのしみ
8 前立位のときめき
9 スワサント・ヌフの悦楽
10 エピローグ―現代の性を問う

メモ:


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書名:
らんぷの本
魔性の女挿絵集
大正〜昭和初期の文学に登場した妖艶な悪女たち
No.B143094
NDC 910.26
著者・出版社:
中村圭子/河出書房新社
初版2013/03/20
1,680
内容:

泉鏡花「高野聖」の婦人、谷崎潤一郎「痴人の愛」のナオミ、江戸川乱歩「黒蜥蝪」の緑川夫人など、官能的な魅力によって男性を支配し、ついには破滅させる、あるいは美の追求のためなら殺人をも厭わないという「怖い魅力」を秘めたヒロインたち。彼女たちの当時の絵姿を、ストーリーとともに紹介。

第1章 明治末〜大正の文学と挿絵―耽美の風
  画家 橘小夢―日本の伝承文学にあらわれた魔性を描く
  小説家 泉鏡花―神秘的な美女
  小説家 谷崎潤一郎―耽美派文学の旗手
  画家 水島爾保布―モノクロで極彩色の世界を描く ほか

第2章 大正末〜昭和初期の文学と挿絵―震災復興の中で花開いた女性文化
  画家 竹中英太郎―悪夢の女
  画家 蕗谷虹児―静謐と蠱惑
  画家 高畠華宵―異国のファム・ファタル
  画家 山六郎―無機質的な美貌 ほか


中村圭子[ナカムラケイコ]
1956年生まれ。中央大学文学部哲学科心理学専攻卒業。1984年より現職。現在、弥生美術館学芸員。
メモ:


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書名:
写真の読み方
初期から現代までの世界の大写真家67人
原書名:HOW TO READ A PHOTOGRAPH:Understanding,Interpreting and Enjoying the Great Photographers
No.B143090
NDC 740.2
著者・出版社:
ジェフリー,イアン【著】、伊藤俊治【監修】、内藤憲吾【訳】/創元社
初版2012/01/20
3,990
内容:
アンリ・カルティエ=ブレッソン、ロバート・キャパ、ウォーカー・エヴァンスをはじめ、東松照明、中平卓馬、森山大道など、写真の黎明期から現代まで、日本を含む世界の代表的な写真家67人と、第1次世界大戦と第2次世界大戦の兵士たちが撮った未公開の写真を多数収録。一枚の写真の中には、複雑に絡まり合って重層化した意味や価値を発見することができる。写真史の第一人者による斬新でホットな写真論。

 ウィリアム・ヘンリー・フォックス・タルボット
  ディヴィド・オクタヴィウス・ヒルとロバート・アダムスン
  ギュスタヴ・ル=グレイ
  ロジャー・フェントン
  ジュリア・マーガレット・カメロン
  ピーター・ヘンリー・エマスン
  フレデリック・H.エヴァンス
  ユジェーヌ・アジェ
  ルイ・ヴェール
  ポール・ジェニオー    〔ほか〕


ジェフリー,イアン[ジェフリー,イアン][Jeffrey,Ian]
1981年に『写真の歴史』(テムズ・アンド・ハドソン、邦訳:岩波書店、伊藤俊治・石井康史訳)、1997年に写真を精査する『写真の本』(ファイドン)、1998年にテーマ研究のシリーズ「タイム・フレームス」(アンフォト)を出版。1999年英国の国立写真映画テレビ美術館のために「リヴィジョンズ」と題した「写真のもうひとつの歴史」を執筆。2000年マーティン・ケンプ編集の「オクスフォード西洋美術史」で写真を起源から概説


伊藤俊治[イトウトシハル]
1953年生まれ、東京芸術大学先端芸術表現科教授、美術史家・美術評論家、美術や建築デザインから写真映像やメディアまで幅広い領域を横断する評論や研究プロジェクトをおこなう。『記憶/記録の漂流者たち』(東京都写真美術館)『日本の知覚』(クンストハウス・グラーツ、オーストリア)など内外で多くの展覧会を企画し、文化施設や都市計画のプロデュースもおこなう。『ジオラマ論』でサントリー学芸賞受賞


内藤憲吾[ナイトウケンゴ]
フリーの編集者・翻訳家・著術家


メモ:


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書名:
夢みる乳房
No.B143089
NDC 748
著者・出版社:
伴田良輔/東邦出版
初版2011/06/02
¥2,415
内容:

“この世でいちばん美しい曲線”を15年間撮り続けた写真家の新境地。究極の癒し写真集。ここ半年ほどで撮影した新しい作品で、従来と同じく、クローズアップで、できるだけ自然光で撮影している。




伴田良輔[ハンダリョウスケ]
京都生まれの作家、写真家。乳房の美を追求する写真シリーズを1995年から開始、これまでに500人近い一般の女性を撮影した。愛猫家としても知られ、その関連の著書がある

メモ:


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書名:
mamma まんま
No.B143088
NDC 911.56
著者・出版社:
谷川俊太郎【詩】、伴田良輔【写真】/徳間書店
初版2011/01/31
¥1,680
内容:
谷川俊太郎がおっぱい、そして女性への賛歌を詩作、伴田良輔が現代日本女性の乳房写真をコラボレーションした作品集。


谷川俊太郎[タニカワシュンタロウ]
1931年東京都生まれ。52年、初の詩集「二十億光年の孤独」を刊行。以降、詩人、絵本作家、翻訳家、作詞家、脚本家として幅広く活動中。主な著書に、詩集「世間知ラズ」(萩原朔太郎賞)、「私」(詩歌文学館賞)など、訳書に「マザー・グースのうた」(日本翻訳文化賞)など、作詞に「月火水木金土日のうた」(第4回レコード大賞作詞賞)など


伴田良輔[ハンダリョウスケ]
1954年京都府生まれ。作家、写真家。近年は映画も監督


メモ:


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書名:
平凡社新書
建築のエロティシズム
世紀転換期ヴィーンにおける装飾の運命
No.B143086
NDC 523.346
著者・出版社:
田中純/平凡社
初版2011/10/14
¥819
内容:
一九世紀末から二〇世紀初頭のヴィーンを舞台に、装飾がそこで担った意味の分析を通じて、近代建築のエロティシズムを考察した意欲作。

  第1章 オーストリアの終焉―聖なる春のヴィーン
  第2章 建築家のダンディズム―アドルフ・ロース1
  第3章 反フェミニストの遺言―オットー・ヴァイニンガー
  第4章 装飾と犯罪―アドルフ・ロース2
  第5章 装飾としてのペニス―ジークムント・フロイト
  第6章 両性具有の夢―アドルフ・ロース3
  第7章 恐るべき子供たち1―オスカー・ココシュカ
  第8章 恐るべき子供たち2―ルートヴィッヒ・ヴィトゲンシュタイン


田中純[タナカジュン]
1960年生まれ。東京大学大学院教授。表象文化論・西洋思想史。著書に『アビ・ヴァールブルク 記憶の迷宮』(青土社、サントリー学芸賞)、『政治の美学』(東京大学出版会、毎日出版文化賞)などがある

メモ:


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書名:
集英社新書ヴィジュアル版
天才アラ−キ−
写真ノ愛・情
No.B143084
NDC 740.4
著者・出版社:
荒木経惟/集英社
初版2011/05/22
¥1,155
内容:
50年にわたる写真家人生を爆走してきた荒木経惟。天才アラーキーの写“真骨頂”、自らの人生の一瞬一瞬を凝縮した傑作九十一点を収録!写真のアングルを教えてくれた父母の死、愛妻・陽子の物憂げな顔、逝ってしまった愛猫・チロ、懐かしい昭和の町並みと人々、愛した女たち…。生と性と死を鋭くとらえた写真とともに、アラーキーが自らの人生への愛を語りつくす、「私小説」のような一冊。

  第1章 私写真論
  第2章 陽子、わが愛
  第3章 身近なひとの死が教えてくれた
  第4章 バルコニー
  第5章 オンナはすべて素晴らしい!
  第6章 街は気配とバランス
  第7章 チロちゃんのこと
  第8章 花はミモザ


荒木経惟[アラキノブヨシ]
写真家。1940年、東京府下谷区(現・台東区)三ノ輪生まれ。千葉大学工学部卒業。電通に入社し、在職中の64年に『さっちん』で第一回太陽賞を受賞。独立後、数多くの写真集・作品を発表し、国内外から高い評価を受ける。2008年、「オーストリア科学・芸術勲章」受勲

メモ:


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書名:
いのちの乳房
乳がんによる「乳房再建手術」にのぞんだ19人
No.B143082
NDC 495.46
著者・出版社:
荒木経惟/赤々舎
初版2010/11/11
2,625
内容:
乳がん手術で失われた乳房を「乳房再建手術」によって取り戻した、19人の女性たちがモデルとなってつくる写真集。撮影は荒木経惟。モデル一人ひとりの、神々しいまでの存在感と生命感を写しだした。情報を超えて、写真でしか表現できない"人間"を、この写真集は伝える。



荒木経惟[アラキノブヨシ]
1940年、東京生まれ。千葉大学工学部卒業。第一回太陽賞受賞。オーストリアより科学・芸術勲章を受ける。


メモ:


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書名:
おんな
立ち止まらない女性たち
No.B143079
NDC 748
著者・出版社:
日本写真家協会【編】/朝日新聞出版
初版2010/08/30
¥2,940
内容:
土門拳、木村伊兵衛、田沼武能ら145人の写真家が撮った昭和と平成の女性たち。永久保存版写真集。戦後復興から現在へ。14万8千点から選びぬいた211点の写真で見る女性戦後史。

メモ:


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書名:
スク−ルガ−ル・コンプレックス
No.B143078
NDC 748
著者・出版社:
青山裕企/イースト・プレス
初版2010/07/23
¥1,879
内容:
挑発か、無防備か―少年の視点で切り取られた、少女に対する戸惑いと妄想。思春期の原風景としての“スクールガール・コンプレックス”。

キャノン写真新世紀優秀賞受賞


青山裕企[アオヤマユウキ]
1978年4月15日愛知県名古屋市生まれ、東京都在住。05年、筑波大学人間学類心理学専攻卒業。07年、キヤノン写真新世紀優秀賞受賞(南條史生選)。20歳の時に自転車による日本縦断の道中で写真を撮り始め、24歳の時に世界2周の道中で写真家になる決意をし、帰国。以降フリーランス・フォトグラファーとして活動。現在はユカイハンズ代表として、アーティスト支援活動も行っている。

メモ:


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書名:
若松孝二
性と暴力の革命
No.B143074
NDC 778.21
著者・出版社:
鈴木義昭/現代書館
初版2010/08/25
2,100
内容:
若松孝二より他に神はなし。17歳で「若松映画」の虜になり、若松孝二を追い続けて30数年。
その生き方と映画作法の秘密に肉迫する会心作。

  序論 若松孝二の映画と革命

  若松孝二かく語りき(1)
    抑圧された人間を代表した映画
    対論VS.阿部勉(新右翼・一水会顧問)
      第三世界とニッポン、連帯は可能か?
      日本赤軍・  三島由紀夫・リビア・パレスチナ

  若松孝二はこう見ろ!(1)
    若松孝二の「新宿伝説」
      『新宿マッド』から『われに撃つ用意あり』へ

  若松孝二かく語りき(2)
    密室劇の思想あるいは「胎児の夢」

  若松孝二はこう見ろ!(2)
    密室の恍惚は特権的肉体の静かな最前線
      『胎児が密猟する時  』と『犯された白衣』

  若松孝二かく語りき(3)
    越境する肉体
      性と政治の回路、そして世界戦略

  若松孝二はこう見ろ!(3)
    男の叫びが聞こえる
      『われに撃つ用意あり』と『鉄拳』

  若松孝二はこう見ろ!(4)
    原田芳雄をめぐって
      『キスより簡単』と『出張』

  若松プロの好漢
    帰ってきたユートピアン・沖島勲
    『ニュー・ジャックアンドベティ』から20年・  男のメルヘン『出張』

    〔ほか〕


鈴木義昭[スズキヨシアキ]
1957年東京都台東区生まれ。高校卒業後、映画館のモギリなどいわゆるフリーター生活を経て、男性誌・芸能誌などを中心にフリーのライター・編集者となる。76年「キネマ旬報事件」で竹中労と出会い、以後師事する。ルポライター、映画史研究家として芸能・人物ルポ、日本映画史研究などで精力的に執筆活動を展開中。

メモ:


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書名:
ビジュアル文化シリーズ
シネマとジェンダー
アメリカ映画の性と戦争
No.B143073
NDC 778.253
著者・出版社:
塚田幸光/臨川書店
初版2010/03/20
2,730
内容:
第二次大戦やヴェトナム戦争、9・11期にいたる映画のなかの“性”は何を語るのか?『レベッカ』から『真夜中のカーボーイ』、『羊たちの沈黙』まで。

  第0章 映画の性/政治学

  第1章 反転する視座
    ジャンル、ジェンダー、『レベッカ』

  第2章 フレーミング・ジェンダー
    戦争、メロドラマ、フィルム・ノワール

  第3章 カウボーイ戦域/劇場
    ニューシネマ、ヴェトナム、『真夜中のカーボーイ』

  第4章 両足のない「身体」
    ランボー、ジョーカー、「犠牲者」ナラティヴ

  第5章 皮膚とジェンダー
    『羊たちの沈黙』の性/政治学


塚田幸光[ツカダユキヒロ]
1971年生。立教大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。現在、関西学院大学法学部准教授。専攻=アメリカ文学、映画学。『映画研究』(日本映画学会)編集委員。

メモ:


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書名:
文春新書
不許可写真
No.B143060
NDC 740.4
著者・出版社:
草森紳一/文藝春秋
初版2008/03/05
¥735
内容:
見せてはいけない膨大な写真を、いま見る眼福。見てはいけない、となれば見たくなる。これは人情というもの。見せてはならないと、「不許可」の印を凶々(まがまが)しくも押してあるのだから、ますます見たくなる。従軍カメラマンが撮り、軍の検閲でダメになった膨大な写真が新聞社には保存されている。兵士の死体は勿論、負傷した日本兵もいけない。武器の形、地形のわかるカット。裸の兵隊やダンサーの太腿も「不許可」。この呪われた写真の群れを眺めていると、戦前の日本人の奇怪なインテリジェンス感覚が見えてくる。ナチス・ドイツや中国の文革を「宣伝」という視点で分析した草森紳一氏が卓越した自由な精神で、不自由な時代の残像を読みといた、画期的な試み。

  1 カメラの発明によって、叙事詩は生まれなくなった
  2 「不許可写真」は、一コマもののマンガである


草森紳一[クサモリシンイチ]
昭和13(1938)年、北海道生まれ。慶応義塾大学中国文学科卒。雑誌編集者をへて、物書きに。古今東西、硬軟自在、あらゆる分野にわたって書く。平成20(2008)年3月歿。

メモ:


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書名:
岩波写真文庫
田中長徳セレクション
写真 (復刻版)
No.B143059
NDC 740.4
著者・出版社:
岩波書店編集部【編】/岩波書店
初版2008/03/05
¥735
内容:
  1 眼は正しいか
  2 写眞を見るために
  3 写眞はどのように使われるか




メモ:


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書名:
1歳から100歳の夢
No.B143058
NDC 914.6
著者・出版社:
日本ドリームプロジェクト【編】/いろは出版
初版2006/04/07
¥1,995
内容:
明治生まれの人、大正、昭和、平成生まれの人。それぞれの時代を生き、今の日本を共に歩む1歳から100歳、100人の夢を集めた写真集。



メモ:


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書名:
日本残酷写真史
No.B143057
NDC 210.58
著者・出版社:
下川耿史/作品社
初版2006/10/15
¥2,100
内容:
「人間の残虐趣味を満足させるのは、戦争と芸術だけである」と、江戸川乱歩は語っている。写真は、その誕生とともに、人間の秘めたる欲望である“残酷”を満足させるために使われてきた。日本に写真技術が伝わった江戸末期以降、写真は、日本人の“残酷さ”を写し出してきたのである。本書は、江戸時代の「はりつけ」「獄門」(さらし首)などの残虐な刑罰の写真から、維新・戊辰戦争における切腹・斬首、関東大震災での遺体の山や虐殺された朝鮮人、肉弾戦と化した日清・日露での大量戦死者、災害や猟奇犯罪の無残な被害者、そして日中・太平洋戦争での日本軍による残虐行為、東京大空襲や広島・長崎の黒コゲの死者など、秘蔵の残酷写真170枚を収録した、初めての「日本残酷写真史」である。

  残酷写真の江戸から明治
  明治維新と月岡芳年の残酷画
  日清戦争と朝鮮人への攻撃
  日露戦争と一等国への自信
  災害と報道写真の誕生
  関東大震災と朝鮮人虐殺
  日中戦争と虐殺の広がり
  南京大虐殺の虚構と現実
  犯罪現場―報道写真の新しいジャンル
  ナチスとホロコースト
  大空襲、原爆、そして…
  死体産業と下請け業者たち
  人間の歴史とは、死体の歴史である


下川耿史[シモカワコウシ]
1942年、福岡県生まれ。著述家。風俗史家。

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書名:
平凡社新書
ハリウッド100年史講義
夢の工場から夢の王国へ
No.B143056
NDC 778.253
著者・出版社:
北野圭介/平凡社
初版2001/10/22
¥798
内容:
『大列車強盗』(’03)から『タイタニック』(’97)まで、アメリカ映画100年の「夢」とは何か。「つくる人・上映する人・観る人」という新しいフォーカスから、ハリウッド誕生、その盛衰、テーマパーク化する現在までを描き切る。アメリカ文化研究、注目の俊英が、最新の映画学の成果・情報をフルに活かして挑戦するまるごと一冊、画期的「ハリウッドの夢」講義。

  ハリウッド前史
  1 夢の工場―物語装置としての映画
    ハリウッド誕生
    夢見るハリウッド
    古典的ハリウッドの成熟
    黄昏に輝くハリウッド

  2 ハリウッド再生―夢の王国へ
    七〇年代以降―生産工場からエンターテインメント・ビジネスへ
    世界が舞台、今日のハリウッド―八〇年代から九〇年代まで


北野圭介[キタノケイスケ]
1963年大阪府生まれ。ニューヨーク大学大学院映画研究科博士課程中途退学。ニューヨーク大学、ニュージャージー州立大学ラトカーズ校などで教える。現在、新潟大学人文学部助教授(国際文化関係論)。

メモ:


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書名:
平凡社新書
女が映画を作るとき
No.B143054
NDC 778.21
著者・出版社:
浜野佐知/平凡社
初版2005-01-11
\777
内容:
ピンク映画三百本!三十年以上にわたって、日本のセクシュアリティの現実と向き合ってきた女監督が、忘れられた作家、尾崎翠を描き、社会から閉ざされてきた老齢女性の性愛を描く。男社会で抑圧されてきたテーマと真っ向から取り組み、フィルムとともに日本各地を経巡り討論し、その交流から生まれたエネルギーは、世界の女性映画祭やレズ&ゲイ映画祭へと向かう。

  第1章 ピンク映画まっしぐら
  第2章 『第七官界彷徨―尾崎翠を探して』
  第3章 『百合祭』の長い旅
  第4章 女性映画祭と共に―ヨーロッパの女性映画祭・主宰者インタビュー
  第5章 「早く生まれ過ぎた世代」から―高野悦子さんに聞く
  終章   映画監督は男の世界か?


浜野佐知[ハマノサチ]
1948年徳島県生まれ。高校時代に映画監督を志し、68年ピンク映画の業界に入る。70年監督デビュー、以来30余年にわたって300本を超える作品を製作、監督する。84年(株)旦々舎設立。自主製作映画『第七官界彷徨―尾崎翠を探して』(1998年)、『百合祭』(2001年)を発表。世界の女性映画祭、レズ&ゲイ映画祭と積極的に交流する。2000年第4回女性文化賞受賞。

メモ:


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書名:
シネマ女性学
No.B143042
NDC778.040
著者/出版社:
松本侑壬子/論創社
初版2000/11/25
\2000
内容:
1980年代末からの10数年間に映画の中の女性像あるいは彼女を取り巻く人間関係は大きく変化した。それはこの時期に世界中に広まった男と女の価値観や幸福感の多様化、欲望や行動の変化、またそれを可能ならしめる情報や科学技術の発達などの反映にほかならない。本書では、約130本を10のテーマごとに製作年代順に並べた。映画を手がかりにして人間関係をジェンダーの視点から見た、映画学と女性学の境界線上の、まだ学問としては確立していない新しい分野の試みである。

  第1章 男と女
  第2章 夫婦
  第3章 母と娘
  第4章 家族
  第5章 女の友情
  第6章 仕事
  第7章 戦争・暴力と女
  第8章 自立への模索―少女・若い女
  第9章 美しく老いる
  第10章 伝記



メモ:


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書名:
コロナ・ブックス
びっくりヌード・おもしろポルノ
日本裸体写真百年史
石黒コレクション
No. B141058
NDC 740.21
著者・出版社:
石黒敬章/平凡社
初版2002/02/06
\1800
内容:

  第1章 土産写真系列のヌード
    下岡蓮杖撮影のヌード写真
    横浜写真のヌード
    セミヌードの横浜写真アルバム
        ほか

  第2章  ポルノ系のヌード写真
     台紙に貼られた名刺判ポルノ写真
     手札大のポルノ写真
      二流写真館?で撮られた手札大ポルノ写真
        ほか

  第3章  芸術を目指したヌード写真
     『美術理想美』に載ったセミヌード
     昭和初年のヌード写真
     戦後のヌード写真


石黒敬章[イシグロケイショウ]
昭和16年生まれ。昭和39年早稲田大学商学部卒。東京12チャンネル(現テレビ東京)に勤務の後、昭和41年石黒コレクション保存会設立。世界の蚤の市を取材して、「太陽」(平凡社)などで紹介の傍ら、集めた骨董品の販売催事や「珍しい時計展」、「世界の珍品展」など展覧会を開催、珍品マニアの先駆けとなる。ユーモア発明家として、「ゆうもあ珍発明展」を企画。珍発明の仕掛け人でもある。「とんちン館」、「黒船館」など資料館設立の企画監修。なんでも珍のつくものが好きで、幕末明治期の珍写真を収集。ゆうもあくらぶ事務局長、日本写真芸術学会評議員。

メモ:


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書名:
雲南の豚と人
No.B143037
NDC292.237
著者・出版社:
伊藤真理/JTB
初版2001/11/01
\1,575
内容:
証券会社の女性アナリストから写真家に転身!カメラ片手に旅立った雲南省で出合ったのは自由気ままな豚たち。JTB太陽賞受賞から4年、その後も追い続ける「豚」と「人々」の表情。

  子豚
  存在感のある豚
  豚と人々
  農村
  家並み
  少数民族
  日常
  雲南で見た日本
  広告
  極彩色
  食
  老人
  冠婚葬祭
  動物
  豚さまざま
  雲南の子供たち
  さらに奥地へ


伊藤真理[イトウマリ]
1964年米国生まれ。12歳のときに日本に帰国。上智大学比較文化学部を卒業。女性総合職として大手証券会社に入社、1991年に退社。退職から2カ月後、カメラ片手に雲南に旅立つ。以来雲南に10年間30数回通い続け7万枚以上の写真を撮る。雲南の豚の組写真で女性として初めて1997年に太陽賞を受賞。以後も豚を追い続け、国内外で幅広く作品を発表。日本写真家協会会員


メモ:


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書名:
ビデオで女性学
映画のなかの女性を読む
No.B143012
NDC367.200
著者・出版社:
井上輝子 木村栄 西山千恵子 福島瑞穂 細谷実/有斐閣
初版1999/10/30
\2,310
内容:
誕生から老いまで―女性の生涯を縦軸に、ビデオ化されている劇映画の中の女性の生き方を横軸に置きながら、女性学を学ぼうとするテキスト。なにげなく見ている映画にひそむ問題を発見していく喜びを味わいつつ女性学の世界へ。第一線の研究者が討論を重ねて作りあげた。大学、社会教育、生涯教育の教材として好適。

  女の子はつくられる
  愛する女・愛される女
  女性と創造/達成
  セクシュアリティ―この不可思議なもの
  女性の力で社会は変わるか
  働く女たち妻と夫の風景
  産む/産まない/産めない
  子どもを育てるということ
  家族とは何か
  母と娘の関係
  女の友情
  バイオレンス・カルチャー
  老いと成熟
  女性学のフロンティア



メモ:


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書名:
部屋と下着
No.B144016
NDC748.000
著者・出版社:
宮下マキ/小学館
初版2000/06/20
\1,995
内容:
お気に入りの下着+こだわりの部屋=70人ぶん!東京・名古屋・京都・大阪・福岡・鹿児島、歩いて撮った女の子の日常。ふつうの女の子70人の部屋と下着姿写真集。

ようこそ私たちの部屋へ! 東京・京都・福岡など、都市で暮らす女の子70人が自分の部屋で下着姿でくつろぐさまを撮影したユニークな写真集。顔からは想像もつかない部屋の様子や下着の好みに、だれもがおどろきます!



メモ:


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書名:
写真叢書
日本エロ写真史
No.B143008
NDC740.210
著者・出版社:
下川耿史/青弓社
初版1995/09/30
\2,100
内容: 
百五十年前に伝来した写真機は、男たちの飽くなき欲望をレンズに映し、女たちの裸体像に時代を刻印してきた―。ジャポネスクの芳香ただよう幕末・明治期からエロ文化大爆発の戦後まで、歴史の陰にかくされたエロ写真の全貌を掘り起こして体系的に集成し、その変遷をたどる性風俗写真史の傑作。

  第1話 エロ写真のあけぼの
  第2話 横浜写真と“生活ヌード”の流行
  第3話 アマチュア・エロ写真の登場
  第4話 レズ・ブームとエロ写真
  第5話 エロと芸術の分離
  第6話 パリ万博とフレンチ・カード
  第7話 日露戦争とエロ写真
  第8話 大正のモデル・ブームとエロ写真
  第9話 SM写真の登場
  第10話 パロディ・エロ写真の流行
  第11話 「満州」のエロ写真
  第12話 爆発!戦後エロ写真



メモ:


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書名:
岩波新書〈209〉
ヌード写真
No.B143007
NDC740.200
著者・出版社:
多木浩二/岩波書店
初版1992/01/21
\777
内容:
夥しい数の「ヌード写真」が溢れ、さまざまな話題を呼んでいる。芸術性の高いものから俗悪なものまで、この過剰な氾濫をどのように考えればよいのだろうか。ここでは、「ヌード写真」の歴史をたどることによって社会が性をどのように扱ってきたかを明らかにし、「ヌード写真」を読みとくことによって現代における性や身体の意味をさぐる。

  1 性の政治学―ヌード写真をどう論じるか
  2 秘匿された情熱―ダゲレオタイプのヌード写真
  3 写真が性をよこぎるとき―ヌード写真の社会学
  4 ヌード写真の氾濫―ゲームのパラドクス
  5 無性化する身体―性的衝動の排除
  6 私的な視線によるヌード写真―ひとつの歴史のおわり
  7 ヌード写真の変容―神話の誕生


多木浩二[タキコウジ]
1928年神戸に生まれる。東京大学文学部美学美術史学科卒業。現在、評論家。


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書名:
ふくろうの本
図説 世界の発禁本 ヨーロッパ古典編 
No.B143002
NDC726.500
著者・出版社:
青木日出夫/河出書房新社
初版1999/03/20
\ 1,890
内容:  
世界の発禁本の名作を飾った禁断の官能挿絵、一挙公開!!聖ヴァチカンの春画に着想したアレティーノの「淫ら詩集」、ヨーロッパ社会を騒然とさせた「デカメロン」「ファニー・ヒル」、サド侯爵、カサノヴァ、ヴォルテール、ボードレール、デュマなど、巨匠の問題作を飾るエロティシズム。

  ピエトロ・アレティーノ「淫ら詩集」
  ピエトロ・アレティーノ「ラジョナメンテ、あるいは娼婦の対話」
  ボッカチオ「デカメロン」
  ニコラ・コリエー「ルイザ・シゲアの対話」
  ジョン・クレランド「ファニー・ヒル」
  アルジャン公爵「哲学女テレーズ」
  シャルル・ジェルヴェーズ・ド・ラトゥシュ「寺男、あるいはドム・Bの物語」
  ヴォルテール「オルレアンの乙女」
  サド侯爵「ジュスティーヌ」
  サド侯爵「閨房哲学」
       ほか


青木日出夫[アオキヒデオ]
1936‐2006年。京都府生まれ。早稲田大学大学院英米文学研究科卒。翻訳家。アメリカ文学研究家。風俗史研究家。


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書名:
岩波新書〈258〉
女優という仕事
No.B143027
NDC775.100
著者・出版社:
山本安英/岩波書店
初版1992/12/21
\591
内容:
『夕鶴』『どん底』『子午線の祀り』などの不動の主演女優として、山本安英は戦前戦後を通じて日本の演劇を代表する俳優であり続けてきた。築地小劇場時代にいちはやく日本に新しい演劇理論を紹介した先駆者でもあった著者が、自らの歩んで来た道と「演じること」の意味、分身ともいえるつうとのかかわりかたなどについて真摯に語る。

  第1章 演じるということ
  第2章 つうを生きる
  第3章 役の記憶



メモ:



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