Top Pageへ戻る

B154  出産・生殖医療・遺伝
紹介図書目録
分類表に戻る

図書紹介 留意事項





書名:
平凡社新書
モナ・リザは妊娠中?
出産の美術誌
No.B154008
NDC 702
著者・出版社:
中川素子/平凡社
初版2007/04/10
¥903
内容:
愛については、さまざまな表現がなされてきたが、それに続く妊娠と出産は描かれることが少ない。「モナ・リザは実は妊娠していた」との説もあるが、その微笑みと同様に、生命の誕生は大きな謎だった。受胎告知、キリストの誕生、『源氏物語絵巻』から、フェミニズム・アート、ビル・ヴィオラ、森村泰昌まで。芸術作品をテーマとした一八のエッセイから、妊娠・出産、そして生命の連鎖を見つめてみよう。

  黄金の雨の恍惚―グスタフ・クリムト「ダナエ」
  母権制から父権制へ―アテナの誕生
  出産は神が与えた刑罰か―楽園追放後のイヴ
  天使の知らせをどう聞くか―「受胎告知」
  世界で最も多く描かれた赤ん坊―「キリスト降誕図」
  白象の夢から仏陀が生まれた―「托胎霊夢」
  愛欲の空しさをこえるもの―「国宝 源氏物語絵巻・柏木(三)」
  生命としての胎児―レナルト・ニルソンの胎児写真
  産む・産まないは誰が決めるのか―バーバラ・クルーガーのポスター作品
  傷と痛みへの共感―松井冬子「浄相の持続」
  流産を描く―フリーダ・カーロ「ヘンリー・フォード病院」
  大地母神の復活―フェミニズム・アートの諸作品
  女性の身体とは何か―笠原恵実子「PINK#9」
  レオナルド・ダ・ヴィンチは何を産んだのか―森村泰昌「身ごもるモナ・リザ」
  妊婦の美―葛飾北斎「身重の女」
  生と死の連鎖―中嶋興「MY LIFE」/ビル・ヴィオラ「ナント・トリプティック」
  生命誌の謎―工藤不二男「幻郷」


中川素子[ナカガワモトコ]
1942年東京都生まれ。東京芸術大学大学院美術研究科修了。文教大学教授(造形美術論)

メモ:


ページのはじめに戻る





書名:
集英社新書
お産の歴史
縄文時代から現代まで
No.B154007
NDC 385.2
著者・出版社:
杉立義一/集英社
初版2002/04/22
¥756
内容:
出産の歴史は人類の歴史とともにある。わが国では縄文時代中期の出産の様子を示すと思われる土偶も、いくつか発掘されている。そうした太古の時代から二一世紀を迎えた今日まで、出産を取り巻く状況は大きく変化してきた。七世紀から八世紀にかけ中国の医学、医術がもたらされ、一七世紀、西洋医学が取り入れられ、独自の出産文化を生み出してきたのだ。本書は医学史的見地から、さまざまな文献史料を参照し、日本人の出産の歴史を辿る。

  ヒトとサルの出産
  縄文・弥生時代
  古墳時代
  飛鳥・奈良時代
  平安時代
  鎌倉時代
  室町時代/戦国・織豊時代
  産科習俗
  江戸時代前期
  江戸時代中期
  江戸時代後期
  近代の出産
  現代の出産


杉立義一[スギタツヨシカズ]
1923年兵庫県生まれ。京都大学医学専門部卒。京都府立医科大学研究科修了。医学博士。産科医院開業の傍ら医学史を研究。日本医史学会常任理事、アメリカ医史学会会員。80年『京都の医学史』(共著、思文閣出版)により毎日出版文化賞特別賞、91年日本医師会最高優功賞、日本医史学会矢数医史学賞を受賞


メモ:


ページのはじめに戻る






書名:
赤ちゃんが授かる知恵
どうすれば子宝に恵まれるか
改訂新版
No.B154005
NDC495.480
著者・出版社:
西川潔【監修】西川吉伸【著】/日本文芸社
初版2001/02/20
1,365
内容:
「不妊症治療はゴールのないマラソン」と表現した方がいますが、かわいい赤ちゃんの待つゴールは必ずあるのです。それには、医師との信頼関係がいちばん大切です。医師が皆さんをサポートします。ご夫婦の愛の結晶が授かるために…!!本書をお読みいただいたご夫婦の方々に、一日も早く赤ちゃんが授かりますよう念じて執筆しました。

  序章 女性の幸せを願って―カウンセリングルームから
  1 あなたは本当に不妊症?セルフチェック
  2 不妊の原因と治し方―女性編
  3 不妊の原因と治し方―男性編
  4 妊娠のしくみと基礎知識


西川吉伸[ニシカワヨシノブ]
昭和30年、兵庫県生まれ。昭和53年、甲南大学経済学部卒業。昭和61年、聖マリアンナ医科大学卒業。同年、大阪大学産科学婦人科学教室入局。平成6年、医学博士号取得。大阪府立成人病センター、大阪労災病院等を経て、平成7年、医療法人西恵会西川婦人科内科クリニックへ。現在は、西川婦人科内科クリニック副院長、医療法人西恵会理事、日本不妊学会評議員、他


西川潔[ニシカワキヨシ]
昭和7年、大阪生まれ。大阪医科大学大学院卒。医学博士(不妊症婦人のホルモン動態研究にて学位授与)。大阪医科大学講師。昭和46年、不妊症・更年期の専門クリニックとして西川婦人科クリニックおよびカウンセリングルーム開設。昭和59年、女性のための総合健康管理センター(レディースメディカルセンター)西川婦人科内科クリニック開設。現在は、西川婦人科内科クリニック院長、医療法人西恵会理事長、不妊症・更年期カウンセラー、日本不妊学会功労評議員、他。診療治療に従事するかたわら、研究・学会活動の他、「女性の幸せのために」をテーマに新聞などの健康相談、エッセイ執筆、ラジオ・テレビ出演で活躍中。著書に『西川潔の赤ちゃんが授かる本』(海竜社刊)、『赤ちゃんが授かった!』(主婦と生活社刊)など多数ある


メモ:


ページのはじめに戻る







書名:
障害をもつ子を産むということ
19人の体験
No.B154006
NDC493.900
著者・出版社:
野辺明子、加部一彦、横尾京子【編】/中央法規出版
初版1999/03/01
1,890
内容:
生まれた子に「おめでとう」と言ってほしい…衝撃と混乱の中で迎えたわが子の誕生を、親たちが語る体験集。

  第1章 19人の体験
    「望まれて生まれてきた」と伝えたい
    死を願うほど娘は強くなっていく
    息子の死から学んだ生きるということ
    不妊治療の末に生まれた待望の娘に障害が
    心の中にある「差別観」を確認していく日々
       ほか

  第2章 
    体験を読む―3つの立場から
    さりげないやさしさが親・家族を励まし、力づける
    医療者が「人を思いやる」ことの難しさ
    親の目を通して見える看護の本質



メモ:


ページのはじめに戻る






書名:
フェミニズムの主張 3
生殖技術とジェンダー
No.B154001
NDC367.200
著者・出版社:
江原由美子編/勁草書房
初版1996/09/20
3,780
内容:
生殖技術をめぐる「生殖・技術・言論」の三層とジェンダーとの錯綜した関連を解きほぐす。漂流する「女性の自己決定権」はどこへ向かおうとするのか。

  第1章 人間・生命・倫理
  第2章 女性の自己決定権の擁護
  第3章 胎児・女性・リベラリズム
  第4章 「女性の自己決定権の擁護」再論
  第5章 性と生殖をめぐる政治
  第6章 「不妊治療」をめぐるフェミニズム
  第7章 生殖技術と家族
  第8章 『生殖革命』という言説
  第9章 生命・生殖技術・自己決定権



メモ:


ページのはじめに戻る







書名:
産めない女に価値はない?
No.B154004
NDC916.000
著者・出版社:
家田荘子/扶桑社
初版1999/08/30
1,500
内容:
「女は子供を産んで一人前」―はたして本当にそうだろうか。不妊治療をしている女性や、体外受精、精子提供、卵子提供で出産した女性の生の声を徹底リポート。

  不妊の自分が欠陥商品みたいな気がして…
  地方都市の団地では「不妊治療中」は禁句のセリフ
  気づかずに普通の家族を目指していた自分がいた
  アメリカで他人の卵子の提供を受けて出産
  医師インタビュー・
  医者はまず患者のために治療をするべきだ
  精子の提供を受けてハーフの子供を産んだシングルマザー
     ほか



メモ:


ページのはじめに戻る