ネタばれ掲示板の記録・19(01.2.19〜3.20)

(『エトランゼ』神戸公演)
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『エトランゼ』(2/17マチネ)観てきました〜。
             投稿者:さんろ ( 02/19 00:40:44 )
 
     2月17日土曜日、マチネで観てきました。
     加藤さんいわく、「世界で2番目の観劇」です。(^ ^;
 
     今までのキャラメルボックスの味わいを残しつつ、
     かなり異質な印象を残す作品だと思います。
 
     まず「事件」が起きない。
     登場人物は、それぞれに問題を抱えていますが、
     それは、すでに長いこと格闘して来ていて、
     いい加減、決着をつけなければ(つけたい)、と思っている、と言う、
     「今」を生きている人なら、誰もが経験している状態。
     ものすごく「日常」で、ひたすら「進行形」です。
     そして、現状から逃れようとしてもがいている姿が、
     それぞれに絡み合いながら、描かれていく…。
     だから、何かが解決したという終わり方ではありませんでした。
     せいぜい一歩前に進むか、心の着地点を見つけたくらいです。
     まだまだ救われていないし、みんなこれから。
     気持ちよく終わったって言う感じはしないかも。
 
     そこにある感覚が、あまりにノンフィクションで、
     物語でコーティングしないまま、そこにあるって感じがしました。
     それが、成井さんの言う「ざらっとした」感じなのかなって気がします。
     感情が振り回される快感はないけど、
     こういうのもいいかなって思いました。
 
     まだ2ステめってこともあるのか、台詞のトチリが多かったですね。
     いきなり、坂口さんがセリフを捜していたのには、
     観ているこっちも焦ってしまいました。珍しいですよね。
     3列目で表情がよく見えたせいもあって、緊張感がビシビシ伝わってきました。
     なんとなく、どの人も役が身体に馴染みきってないって感じでした。
 
     印象に残った役は…なんと言っても近江谷さんでしょうか。
     今まで、こんなにイヤな奴が登場したことあった?って、感心してしまう程、
     憎々し〜い人でした。
     いるんだろうな〜こういう人って納得させてしまう、リアルな嫌らしさ。
     近江谷さんて、清濁合わせ持ってる人間の、バランスの保ち具合が、
     凄くうまいなぁって、あらためて気がつきました。
     「無意識に」天使と悪魔を住まわせてるってことは、現実にはよくあるけど、
     舞台の上でそれをサラリとやっちゃうのって、難しいと思うんです。
     あれだけのめった打ちな言葉を投げ付けておいて、
     「いつでも戻って来い」と言ったり、花を送ったりする行為も、
     すんなり受け入れられるのは、ただの敵役として存在してないからですね。
     彼もまた、過ぎて行く時の中で、戦ってるのがわかるからだと思います。
     なかなかかっこいい役ですよね〜。
 
     それから、岡内さん。って言うより里奈ちゃん。
     きれいに生きて行きたいと願う気持ちが、まだまだ溢れている、
     17、8歳の頃のもがきが、瑞々しさも伴って、いい感じでした。
     彼女は、弟の言葉を信じているだけで、
     父親の殺意を、直接感じた訳じゃないんですよね。
     心の傷は、絶望的に深くはないと思うんです。
     だから、あの明るさ、前をしっかり見つめてる目線が持てるんだと思います。
     里奈ちゃんの「自分の分は自分でやる!」って言うセリフ、
     数少ない感動ポイントでした。
 
     そこ行くと、開くんの方はちょっと深刻。
     「アローンアゲイン」を思い出しますね〜。
     この先どうなって行くのか…。
     できれば、開君と里奈ちゃん姉弟のその後の物語を観てみたいと思いました。
     あ、もちろん、磐梯さん付きでね。
     藤岡さんと青山さんのあのカップル(?)けっこうお似合いかも。
 
     それから、久しぶりの西川さん。
     恋する男が似合うなぁ…。(すいません、違うレンズに切り替わってます(*^^*))
     いそうですよね、ああいう男の人。
     罪はないんだけど、もうひとつわかってないって言うか。
     でもラスト、がんばれ、八木沢さん!って、応援したくなりました。
     きっと彼は、何が大切かに気がついたんでしょうね。
     高柴くんは、負けますね、多分。(個人的な願望も含む。)
 
     その前に、高柴君は自分をもっと見つめなおさないと…。
     彼はあんまり進んでない気がします。
     チラシに写ってたし、けっこう重要な役かなって思ってたけど、
     そうでもないっていうか、…どうなんでしょう?
 
     今回、いつもの手法を使わないと言うことでしたが、
     その辺の不自由さは、さほど感じませんでした。
     一瞬、「今っていつ?」ってことはあったけど、
     基本的にややこしい話じゃないし。
     あのセットと、そこを行き来する動きが、うまく整理してくれてました。
     黙って行き過ぎる人々って、何か象徴的ですね…。
     ああいう、無機質っぽい美術って、珍しいんじゃないかなぁ。
 
     いろんな意味で、戸惑う人が多い舞台でしょうね。
     いつもの「人を想う気持ち」が、明確には描かれてないように見えるし。
     ぐっと胸を掴んで、揺さぶられたい!って思う人には、物足りなすぎるかも。
     キャラメルの「ネタばれ」にも、厳しい意見が書かれてましたね。
 
     うぅ…長くなりましたね〜。
     観て来てすぐ書くと、こうなるのかな。
     おつきあい下さってありがとうございます。
     あ、最後に、「携帯電話チェックタイムソング」、
     もっとちゃんと聴かせて欲しかった〜。
     アレに聞き入るなと言う方が無理ってものです!
 
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Re:『エトランゼ』(2/17マチネ)観てきました〜。
           投稿者:ちせ <HOME>  ( 02/20 22:30:13 ) 
 
        さんろさん、こんにちは。
        一番乗りのご感想ありがとうございます。
 
       > まず「事件」が起きない。
       > 登場人物は、それぞれに問題を抱えていますが、
       > それは、すでに長いこと格闘して来ていて、
       > いい加減、決着をつけなければ(つけたい)、と思っている、と言う、
       > 「今」を生きている人なら、誰もが経験している状態。
       > ものすごく「日常」で、ひたすら「進行形」です。
       > そして、現状から逃れようとしてもがいている姿が、
       > それぞれに絡み合いながら、描かれていく…。
 
        あぁそうか、なるほど。
        それがストーリーをかなり淡々とした感じに見せてるんでしょうね。
 
       > そこにある感覚が、あまりにノンフィクションで、
       > 物語でコーティングしないまま、そこにあるって感じがしました。
       > それが、成井さんの言う「ざらっとした」感じなのかなって気がします。
       > 感情が振り回される快感はないけど、
       > こういうのもいいかなって思いました。
       > 
        私はどうしても受け入れきれませんでした。
        なんて言うんでしょう……気持ちが入り込みきれなかったと言うか。
        個人的には、もっと感情が引っぱられる箇所がほしかったですね。
       今回、それが全然なかったので、なんだかおさまりが悪いままでした。
 
       > まだ2ステめってこともあるのか、台詞のトチリが多かったですね。
       > いきなり、坂口さんがセリフを捜していたのには、
       > 観ているこっちも焦ってしまいました。珍しいですよね。
       > 3列目で表情がよく見えたせいもあって、緊張感がビシビシ伝わってきました。
       > なんとなく、どの人も役が身体に馴染みきってないって感じでした。
       >
        坂口さんがそうなるのは確かに珍しいですね。
        初日は多分とちりはなかったと思いますが、役が馴染みきってない
       というのには同感です。個々のリアリティーがまだまだ足りない。
 
 
       > 印象に残った役は…なんと言っても近江谷さんでしょうか。
       > 今まで、こんなにイヤな奴が登場したことあった?って、感心してしまう程、
       > 憎々し〜い人でした。
       (中略しました)
       > すんなり受け入れられるのは、ただの敵役として存在してないからですね。
       > 彼もまた、過ぎて行く時の中で、戦ってるのがわかるからだと思います。
       > なかなかかっこいい役ですよね〜。
       >
        たしかに嫌な人でしたよね(笑)
        でも一番キャラクターが成立していたのは近江谷さんだったと思い
       ます。いい意味でギャグに頼りすぎない、しっかりした役作りができ
       ていたんじゃないかと。
 
       > それから、岡内さん。って言うより里奈ちゃん。
       > きれいに生きて行きたいと願う気持ちが、まだまだ溢れている、
       > 17、8歳の頃のもがきが、瑞々しさも伴って、いい感じでした。
 
        ……うーん、私は逆に、彼女にかなり不満があるんですよ。
        潔癖感は分からなくもないけど、母親にぶつける言葉の中に気持ち
       が入ってないように聞こえまして。彼女の迷いや苦しみや葛藤が見え
       てこなかったんです。
       >
       > そこ行くと、開くんの方はちょっと深刻。
       > 「アローンアゲイン」を思い出しますね〜。
       > この先どうなって行くのか…。
 
        久しぶりに「特殊能力」のキャラクターが出ましたね。
        でも手紙にも電話にも頼らないのなら、その手の持ち札も使わずに
       いてほしかった気がするのは、私だけ?
 
       > できれば、開君と里奈ちゃん姉弟のその後の物語を観てみたいと思いました。
       > あ、もちろん、磐梯さん付きでね。
       > 藤岡さんと青山さんのあのカップル(?)けっこうお似合いかも。
       >
        青山さんは良かったですね〜。
        まともに出てくるのはあの1シーンだけなのが残念。
 
 
       > それから、久しぶりの西川さん。
       > 恋する男が似合うなぁ…。(すいません、違うレンズに切り替わってます(*^^*))
       > いそうですよね、ああいう男の人。
       > 罪はないんだけど、もうひとつわかってないって言うか。
       > でもラスト、がんばれ、八木沢さん!って、応援したくなりました。
       > きっと彼は、何が大切かに気がついたんでしょうね。
       > 高柴くんは、負けますね、多分。(個人的な願望も含む。)
       >
        まぁ多分、結果的にはそうなるでしょうけど(笑)
        ……でも今回の西川さんは、なんだかポジションに重みが感じられ
       なくて、もったいないと思ってしまいました。いつもでしたら、脇役
       の時でも場を引き締める雰囲気とか、なにかしら台詞があったりする
       じゃないですか。今回はそういうのが全然ないように思えて、久々の
       キャラメルだったのになんか残念。
 
       > その前に、高柴君は自分をもっと見つめなおさないと…。
       > 彼はあんまり進んでない気がします。
       > チラシに写ってたし、けっこう重要な役かなって思ってたけど、
       > そうでもないっていうか、…どうなんでしょう?
       >
        宣伝写真などからイメージしていたのとは違いますよね。
        もっと坂口さんに大きく関わる役かと思ってましたけど。
        キャラクターはともかく、作品中の役割は弱かったですね。
 
       > あのセットと、そこを行き来する動きが、うまく整理してくれてました。
       > 黙って行き過ぎる人々って、何か象徴的ですね…。
       > ああいう、無機質っぽい美術って、珍しいんじゃないかなぁ。
       >
        でもセット、『MIRAGE』に似てません? 全体的なイメージが。
        
       > いろんな意味で、戸惑う人が多い舞台でしょうね。
       > いつもの「人を想う気持ち」が、明確には描かれてないように見えるし。
       > ぐっと胸を掴んで、揺さぶられたい!って思う人には、物足りなすぎるかも。
       > キャラメルの「ネタばれ」にも、厳しい意見が書かれてましたね。
       >
        個人的にはもっと気持ちが圧倒されるものが好きなので、そういう
       作品(舞台)が観たいなぁと思いました。
 
       > あ、最後に、「携帯電話チェックタイムソング」、
       > もっとちゃんと聴かせて欲しかった〜。
       > アレに聞き入るなと言う方が無理ってものです!
 
        あははは、そうですよね〜。
        あの曲ではチェックタイムの機能を果たしてないように思っちゃう
       んですが(笑)
 
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こんなところで…「3月17日(土)ソワレも観て来ました〜」(^^;;(長いです!)
                      投稿者:さんろ ( 03/20 00:23:57 )
 
     東京で17日ソワレを観て来たんですが、
     これはその前に書きかけていたものです。(途中で中断したままになってました〜)
     読み直したところ、2度目を観たあとと大きく変わってないので、
     すこ〜し手を入れて、書き足して、アップさせていただくことにします。
 
     ちせさんとの受け止め方の相違がこれだけあるのって、珍しいですね〜。
     自分では「甘口にならないように!」って心掛けてるつもりなんだけど。
     でも、違う意見を読むと、自分の芝居の観方がわかったりして、おもしろいです。
 
     >  私はどうしても受け入れきれませんでした。
     >  なんて言うんでしょう……気持ちが入り込みきれなかったと言うか。
     >  個人的には、もっと感情が引っぱられる箇所がほしかったですね。
     >  今回、それが全然なかったので、なんだかおさまりが悪いままでした。
 
     この感覚が、この作品の大きな特徴なのかもしれませんね。
     手の掛けどころがないまま、時間が過ぎていく…。
     私も、感情移入できるキャラクターはいませんでした。
     ただ私の場合、もともと深く入り込まないタイプなので、さほど不満に感じなかったのかも。
     でも、ツボに入る快感がなかったのは、確かです。
     だから、100%満足してるとは言えませんね〜。
 
     あ、今思ったんですけど、「ん〜なるほど!」って唸らせるような、
     絶妙の仕掛けが、今回なかったですねぇ。
     毎回、「超能力」みたいな突飛なものでなくても、なにがしかの「成井マジック」が
     あると思うんですけど…。
     開くんの「色が見える」っていうのは、中途半端な扱いだし…。
 
     >  でも一番キャラクターが成立していたのは近江谷さんだったと思い
     > ます。いい意味でギャグに頼りすぎない、しっかりした役作りができ
     > ていたんじゃないかと。
 
     うん。何か、役に対して挑むような、吹っ切れた演技でした。
     新鮮に感じましたね〜。
 
     >  ……うーん、私は逆に、彼女にかなり不満があるんですよ。
     >  潔癖感は分からなくもないけど、母親にぶつける言葉の中に気持ち
     > が入ってないように聞こえまして。彼女の迷いや苦しみや葛藤が見え
     > てこなかったんです。
 
     どうも私は役や演技に対して、まず受け入れるところから入っちゃうのかもしれないな〜。
     里奈さんの解釈について、他の方の感想を見るとそんな気がします。
     あの明るさが、彼女の置かれている状況を、それほど深刻なものに感じさせなかったんです。
     だから、彼女はそこまで傷ついていないんだろうなぁって推測しました。
     でも、「父親の暴力」という言葉が出て来た時、違和感を覚えたんですよね。
     その訳が、2度目を観て私なりに納得できました。
     里奈の独立のほんとの理由は、父親の暴力ではないんじゃないでしょうか。
     彼女の年頃だと、大人に対して嫌悪感(違和感)を抱く頃だと思うんです。
     特に一番身近かな、親というものに。
     そして女の子なら、母親に。
     なんかね、一番腹を立てているのが、母親に対してだったように見えたんです。
     きっと里奈も、ずっと母親同様、幸せな家庭だと思ってたんでしょう。
     それが、父親のリストラで一変した。
     まず、父親の弱さを見てしまった。そして、それをまっすぐ見ようとしない母のずるさも。
     (彼女には、そう見えたってことで、かずみさんがずるいとは思ってないですよ。)
     裏切られた想いだったと思います。
     そこに、父親の暴力、そして弟の正当防衛とは言え傷害事件。
     「弟を守る」という大義名分のもと、彼女は自立のチャンスを掴んだと思ったのでは
     ないでしょうか。
     どこか楽しそうなのはそのせいだ、と思いました。
     彼女は、新しい世界に足を踏み込んでいる喜びを感じているのでしょう。
     ラスト近くで、母親に怒りをぶつけますよね。
     あれは、怒りと言っても、どこか駄々をこねているように聞こえました。
     里奈はまだまだ子どもなんだと思います。
     迷いも苦しみも、ななえやかずみの抱えるもの程深くなくって。
     でも、ななえは覚えていたんですね〜、自分の「その頃」を。
     だから、チャンスを与えたかったんですね。
      
     >  久しぶりに「特殊能力」のキャラクターが出ましたね。
     >  でも手紙にも電話にも頼らないのなら、その手の持ち札も使わずに
     > いてほしかった気がするのは、私だけ?
 
     しかもあの持ち札は、使いどころがよくなかったです。
     だんだん、あれが一番の問題だと思えてきました。
     まず、あれは開と里奈の間でだけ、定義付けられている能力ですよね。
     開に色が見えるのは、ほんとだけど、その解釈は大雑把なものです。
     開が、ななえさんの色を「青」って言ったあと、
     里奈は、「すっきり爽やか?」なんて、自分の予想で解釈してます。
     だから、親達の色の解釈も間違えてる。
     自分のいいように解釈しているんですね。とても子どもっぽいです。
     そういう、中途半端な能力を、話の肝に持って来てるから、
     なんか、すっきりしないのではないかなぁ。
     開くんこそ、もっともっと悩み苦しんでもいいと思うし…。
     気の強いお姉ちゃんに、引っ張られてるから、そう見えないだけなのかな。
 
     >  青山さんは良かったですね〜。
     >  まともに出てくるのはあの1シーンだけなのが残念。
 
     磐梯さんと、檜原さんだけが、自分の思うところに正直に生きてるんですね。
     逆に言うと、他の人物は、みんな自分の道が見えなくなってる最中って感じです。
     自分がどこに立っているのか、わからなくなってる。
     だから、みんなどこかイライラしてるように見えました。
     そのことが、こちらまでイライラさせてくれてました…。
     ん〜わかるんだけど、あんまりすかっとしないのは、やっぱり嬉しくはないですね。
     好みの問題とは言え。
 
     >  ……でも今回の西川さんは、なんだかポジションに重みが感じられ
     > なくて、もったいないと思ってしまいました。いつもでしたら、脇役
     > の時でも場を引き締める雰囲気とか、なにかしら台詞があったりする
     > じゃないですか。今回はそういうのが全然ないように思えて、久々の
     > キャラメルだったのになんか残念。
 
     かっこよくない役ですよね。
     ななえの気持ちに不安を感じて、焦ってる…。
     自分のことばっかり見てて、ななえをちゃんと見てないから、そうなるのに。
     (鉄平さんで学習したんじゃないのぉ〜〜?)
     鉄平さんの時は、それでもちゃんとふたりのストーリーがあったから、
     見ている私たちも、「わかるなぁ」って思えたけど、
     八木沢さんは、コンプレックスがどこにあるのかわからないから、
     ただの保守的なエリートサラリーマンにしか、見えないですね。
     どうしてそこら辺を、ちょっとでもいいから見せなかったんだろうって、思います。
     そのくらいは、わかりやすくしてくれてもよかったのに。
 
     ななえさんにしてもそうです。
     私は2度観て、さらにそう思ったんですけど、
     ななえさんは、八木沢さんがほんとに好きです。
     でも、「今は」考えられない。(何度もそう言ってました。)
     自分の立ってる場所に自信が持てなくて、結婚なんて新しい場所に進めるわけないから。
     で、なんでちゃんとそう言わないのかって言うと、
     八木沢さんに甘えてるんだと思います。
     他の人には、こころ配りのできる人なのに、八木沢さんにだけ、
     とっても不親切です。いじわるなほど。
     この人はちゃんとわかってくれるからっていう、甘えだと思うんですね〜。
     だから、いじわるに思えるほどの素っ気無い対応ができる。
     そうじゃなきゃ、「結婚したいと思ってる」相手にあんな態度とれないですよ〜。
     前に、はらださんへのレスに、「ななえは結婚に意味を感じてないかも」って
     書いたけど、それは違ってたみたいです。
     ただ、ななえと八木沢の関係を、言葉でしか説明してないから、
     ふたりの結びつきが、弱く感じられるんじゃないかなぁ。
     ふたりの絡みも、たいていすれ違ってたし…。
 
     >  でもセット、『MIRAGE』に似てません? 全体的なイメージが。
 
     アプルにとっても早く着いちゃって、まだ客席がまばらなうちに、
     センターのやや後めから、舞台を見てみて、納得。
     なるほど、配置が似てますね〜。
     でも、とっても硬質で冷たいイメージですよね。
       
     >  個人的にはもっと気持ちが圧倒されるものが好きなので、そういう
     > 作品(舞台)が観たいなぁと思いました。
 
     これは私も同感です。
     こういう作品があってもいいけど、続いて欲しくないし、
     基本は観終わって、どこかスカッとするっていうか、気持ちよくなりたいです。
     成井さんの脚本の、大胆かつ巧緻なとこが好きだし、そういう作品が観たいですね〜。
 
     結局、ちせさんへのレスという形を借りた、
     17日ソワレの感想になってしまいました〜。
     しかもすごく長い…。 
     読んでくださった方、ありがとうございました!
 
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Re:『エトランゼ』(2/17マチネ)観てきました〜。
               投稿者:Vesta  ( 02/21 01:26:24 ) 
 
       どうも。こんばんは。ネタばれ掲示板には初めて書きます。
 
       > 今までのキャラメルボックスの味わいを残しつつ、
       > かなり異質な印象を残す作品だと思います。
       > まず「事件」が起きない。
 
       なるほど。
       私は事件が起きるストーリーよりは、今回の方が入り込みやすい、
       ふむふむ、そしてどうなっていくの?って感じで観ていました。
       納得いかなくて何かもやもやとしたものが残る箇所もあったのですが。
 
       > だから、何かが解決したという終わり方ではありませんでした。
       > せいぜい一歩前に進むか、心の着地点を見つけたくらいです。
       > まだまだ救われていないし、みんなこれから。
       > 気持ちよく終わったって言う感じはしないかも。
 
       うーん。解決はしていないし、さんろさんと同じように感じました。
       ななえさんの抱えている問題と、かずみ、里奈、開の家族の問題とは
       全然別物だと思うんだけれど、それを関連づけようとしているのが
       無理なのでは??と思ったし。言い過ぎかもしれん。。
 
       > そこにある感覚が、あまりにノンフィクションで、
       > 物語でコーティングしないまま、そこにあるって感じがしました。
       > それが、成井さんの言う「ざらっとした」感じなのかなって気がします。
 
       ざらっとした感じとは、観ていてよくわかりませんでした。
       後味の悪さが、ざらっ、とだったら、苦言を呈したいです。
       そうではないのだろうけれど、今のところ、わからないまま。
 
       > まだ2ステめってこともあるのか、台詞のトチリが多かったですね。
 
       > なんとなく、どの人も役が身体に馴染みきってないって感じでした。
 
       18日(日)には、近江谷さんがかなりかんでいました。
       なので観劇中、一瞬現実に引き戻されることもしばしばでした。
       もったいないと思いました。
 
       > 印象に残った役は…なんと言っても近江谷さんでしょうか。
       > 今まで、こんなにイヤな奴が登場したことあった?って、感心してしまう程、
       > 憎々し〜い人でした。
       > あれだけのめった打ちな言葉を投げ付けておいて、
       > 「いつでも戻って来い」と言ったり、花を送ったりする行為も、
       > すんなり受け入れられるのは、ただの敵役として存在してないからですね。
 
       そう思います。
       愛情をああいう形でしか表現できない人もいるんじゃないかな。
 
       > それから、岡内さん。って言うより里奈ちゃん。
       > きれいに生きて行きたいと願う気持ちが、まだまだ溢れている、
       > 17、8歳の頃のもがきが、瑞々しさも伴って、いい感じでした。
       > 彼女は、弟の言葉を信じているだけで、
       > 父親の殺意を、直接感じた訳じゃないんですよね。
       > 心の傷は、絶望的に深くはないと思うんです。
       > だから、あの明るさ、前をしっかり見つめてる目線が持てるんだと思います。
 
       なるほど。さんろさんはそうとるんですね。
       父親は配役として登場してこないしその場面がないので何とも想像するしか
       ないのですが、私は、里奈が父親から繰り返し暴力に遭い、
       これ以上心に深く傷を負わせられたくないので
       家出したのだと思うので、深く絶望しているのでは?と思いました。
       だから岡内さんは少し元気がありすぎかもしれない。
       何でも要領良く覚えてすぐに手伝える状況というのは、調子良すぎるというか。。
 
 
       > それから、久しぶりの西川さん。
       > 恋する男が似合うなぁ…。> いそうですよね、ああいう男の人。
       > 罪はないんだけど、もうひとつわかってないって言うか。
 
       見せ場もあったし、良かったと思います。
       印象が薄いといえばそうなんだけれど。
       坂口さんと大内さんの載っているチラシ。
       なぜ西川さんが載っていないかを考えてみるか。。
       舞台をみた限りでは、わからんなー。
 
       > その前に、高柴君は自分をもっと見つめなおさないと…。
       > 彼はあんまり進んでない気がします。
       > チラシに写ってたし、けっこう重要な役かなって思ってたけど、
       > そうでもないっていうか、…どうなんでしょう?
 
       カメラマンの同僚とあるけれど、たぶんななえさんより年下
       後輩なのだろう。
       ななえさんからみると、恋愛対象とはみていないんやろね。
 
       > 今回、いつもの手法を使わないと言うことでしたが、
       > その辺の不自由さは、さほど感じませんでした。
 
       電話のシーンもあるにはあったので、いつもとの違いが
       さほど感じられませんでした。
       手法を使っていないんだ!ってそれほど強調するほどのことでは
       ないと思った。
       台詞はかなり早口なので、ストーリーを追いかけるのに気が抜けないのは
       変わっていないですし。うーむ。
 
       > あのセットと、そこを行き来する動きが、うまく整理してくれてました。
       > 黙って行き過ぎる人々って、何か象徴的ですね…。
       > ああいう、無機質っぽい美術って、珍しいんじゃないかなぁ。
 
       背景を使ったり、(西川さんが涙をぬぐうシーン)や、
       次のストーリーで出演する役者が通って行ったり
       (里奈と開がカバンを持ってななえの家へ向かって行く場面とか。)
       は良かったと思います。
 
       それではこのくらいで。
 
  ------------------------------------------------------------------------
 
Re:『エトランゼ』(2/17マチネ)観てきました〜。
            投稿者:はらだ <HOME>  ( 02/19 18:05:18 ) 
 
       こんにちは、はらだです。
 
       > 2月17日土曜日、マチネで観てきました。
       > 加藤さんいわく、「世界で2番目の観劇」です。(^ ^;
       あー残念。同じときですね。
 
       > 今までのキャラメルボックスの味わいを残しつつ、
       > かなり異質な印象を残す作品だと思います。
       良くもも悪くも、と付け加えておきたいなと。
 
       > まだ2ステめってこともあるのか、台詞のトチリが多かったですね。
       > いきなり、坂口さんがセリフを捜していたのには、
       > 観ているこっちも焦ってしまいました。珍しいですよね。
       > 3列目で表情がよく見えたせいもあって、緊張感がビシビシ伝わってきました。
       > なんとなく、どの人も役が身体に馴染みきってないって感じでした。
       凄かったですね、珍しいですよね。
       まあ日常生活ではよくあるといえばよくあるんですけど。
       舞台上ですからね…。
 
       > 印象に残った役は…なんと言っても近江谷さんでしょうか。
       > 今まで、こんなにイヤな奴が登場したことあった?って、感心してしまう程、
       > 憎々し〜い人でした。
       > いるんだろうな〜こういう人って納得させてしまう、リアルな嫌らしさ。
       > 近江谷さんて、清濁合わせ持ってる人間の、バランスの保ち具合が、
       > 凄くうまいなぁって、あらためて気がつきました。
       > 「無意識に」天使と悪魔を住まわせてるってことは、現実にはよくあるけど、
       > 舞台の上でそれをサラリとやっちゃうのって、難しいと思うんです。
       > あれだけのめった打ちな言葉を投げ付けておいて、
       > 「いつでも戻って来い」と言ったり、花を送ったりする行為も、
       > すんなり受け入れられるのは、ただの敵役として存在してないからですね。
       > 彼もまた、過ぎて行く時の中で、戦ってるのがわかるからだと思います。
       > なかなかかっこいい役ですよね〜。
       あーでも最後のそれは、花送っちゃっていいのかなーって。
       観てから、認めてくれて送ってくれるんならいいんですけど。
       まあいろいろ気遣ってのことなんでしょうね。大人だなあ(良くも悪くも)。
 
       > それから、岡内さん。って言うより里奈ちゃん。
       > きれいに生きて行きたいと願う気持ちが、まだまだ溢れている、
       > 17、8歳の頃のもがきが、瑞々しさも伴って、いい感じでした。
       結構いい感じでしたよね。結構ダイナミックで良かったです。
       あ、思い出したけど、退学届けを出さなかった理由が
       「友達と離れたくない」ていうのはちょっと。
       部活やってたっていうのもぴんとこないなあ。
 
       > そこ行くと、開くんの方はちょっと深刻。
       > 「アローンアゲイン」を思い出しますね〜。
       思い出しますね。パターンのような気もする。『四月になれば彼女は』も思い出しましたし。
 
       > この先どうなって行くのか…。
       > できれば、開君と里奈ちゃん姉弟のその後の物語を観てみたいと思いました。
       > あ、もちろん、磐梯さん付きでね。
       > 藤岡さんと青山さんのあのカップル(?)けっこうお似合いかも。
       あー意外に似合いましたね(笑)
       妄想少女と照れ屋さんのカップルって結構いいかも…。
 
       ところで八木沢さんと高柴さん…どっちだ?どっちが彼女のためになるのかなあ。
 
       > あ、最後に、「携帯電話チェックタイムソング」、
       > もっとちゃんと聴かせて欲しかった〜。
       > アレに聞き入るなと言う方が無理ってものです!
       あーあれ。どう聞いても西川さんと石川さんだし、何で何も言わないのかな…
       と思うくらいに言い出すのが長かったなあ…。
       本当にCDにしてほしいなー。あ、ビデオで振りつきとかでもいいなあ。
 
 
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Re:『エトランゼ』(2/17マチネ)観てきました〜。
                投稿者:あやめ ( 02/19 01:22:09 )
 
     私も、「エトランゼ」見てきました<ねたばれ掲示板経由できました(^^;)。
 
     初日だったからか、どうも感動、というかこころを揺さぶられるシーンが
     無かったですね。
     開くんかっこいい〜、とか、綾さんおとこまえ〜とか、同伴者とも、
     役者さんの話にしかなりませんでした。
 
     掲示板にもなかなか感想が書かれてませんでしたね。(今日になって急に「よかった」意見が
     でてきているので、初日より練られてきたのでしょうか?それもなんだかなって感じ)
 
     加藤さんの日記の中でも心配してたけど、アンコールがあって〜というの、
     様式美みたいなものじゃないのかな……。日本人って、ダメなものでもはっきりいえなくて、
     その場の雰囲気に流されてしまうというか。
     だからこそ、アンケートにちゃんと書きました。
     たいてい、いいところ(ここが泣けた、このセリフがよかった)があって、埋めるのも
     容易なのに、今回は逆の意味で容易でしたね(笑)。
 
     「クローズ」では登場人物がおおく、エピソードも多かったのにもかかわらず、
     それぞれの重みだったり、気になるセリフがあったので、ばーばー泣けましたが、
     今回はなんだかな―って感じでした。
     ただ、怖いくらい公式ではほめたたえる雰囲気か漂っていたので、書きにくい気持ちも
     当然、有りました。でも、届いて欲しい、キャラメルボックスのいいところも知っている
     からこそ、よくなって欲しいからこそ、書いたんですが……、どうなるのでしょうね。
 
     近江谷太朗さんは、さすがでしたね。彼が出てきたら、場がピーンとするし、
     この舞台のなかで唯一、「生きた人間」が描かれていたような気がします。
     敵役でしたが、彼なりのプライドとか、そういうものが伝わってきた気がします。
 
     手紙や報告書も、死体や幽霊も使わない―――これが足枷になっていたのじゃないでしょうか。
     そしてまた、幽霊や死人に頼らなくても、いのちの大切さは伝えられると思うのですが……。
     うーん、成井さん、妥協しすぎじゃないかなぁ。
 
     ってことで、水曜日にも、もいちど見に行ってきますが、どうなっているのでしょーか。
 
     では、突然現われて、長文書いていってすみません。
     失礼します。
 
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Re^2:『エトランゼ』(2/17マチネ)観てきました〜。
             投稿者:ちせ <HOME>  ( 02/20 22:33:19 ) 
 
        あやめさん、はじめまして。
        はるばるお越しいただきましてありがとうございます m(_ _)m
 
       >掲示板にもなかなか感想が書かれてませんでしたね。(今日になって急に「よかった」意見が
       >でてきているので、初日より練られてきたのでしょうか?それもなんだかなって感じ)
       >
        あれは、辛口の感想が書かれたからってこともありそうですね。
        初日だから、という言い訳はしてほしくないししたくないです。
        決められた公演期間内である以上、ある程度の完成型を見せるのが
       当然だと思いますし、以前の初日はもっと面白かったと思いますから。
        
       >加藤さんの日記の中でも心配してたけど、アンコールがあって〜というの、
       >様式美みたいなものじゃないのかな……。日本人って、ダメなものでもはっきりいえなくて、
       >その場の雰囲気に流されてしまうというか。
       >だからこそ、アンケートにちゃんと書きました。
       >たいてい、いいところ(ここが泣けた、このセリフがよかった)があって、埋めるのも
       >容易なのに、今回は逆の意味で容易でしたね(笑)。
       >
        私もアンケートたくさん書きましたが、良かった点がひとつも書け
       なかったというのは初めてでした。
        ……ただ、アンケートって、読まれてはいるだろうけど意見が反映
       されてるかどうかはだいぶ怪しいというか。苦言はあんまり生かされ
       てないように感じてしまうんですけど、個人的に。
        この頃のカーテンコールは、私は1回しか自発的に呼ぼうとは思わ
       なくなりました。
 
       >「クローズ」では登場人物がおおく、エピソードも多かったのにもかかわらず、
       >それぞれの重みだったり、気になるセリフがあったので、ばーばー泣けましたが、
       >今回はなんだかな―って感じでした。
 
        登場人物は少ないわりに、それぞれの重みはなんか中途半端に感じ
       ましたね。妙に、書ききれていないみたいな。
 
       >ただ、怖いくらい公式ではほめたたえる雰囲気か漂っていたので、書きにくい気持ちも
       >当然、有りました。でも、届いて欲しい、キャラメルボックスのいいところも知っている
       >からこそ、よくなって欲しいからこそ、書いたんですが……、どうなるのでしょうね。
       >
        どうなるでしょうね。はっきり言って、今年が勝負だと思ってます。
        いくらか感想増えてきましたけど、でもいつものほどの熱気はない
       感じがしますね。やっぱりみんな違和感感じてるのかな。
 
       >近江谷太朗さんは、さすがでしたね。彼が出てきたら、場がピーンとするし、
       >この舞台のなかで唯一、「生きた人間」が描かれていたような気がします。
       >敵役でしたが、彼なりのプライドとか、そういうものが伝わってきた気がします。
       >
       >手紙や報告書も、死体や幽霊も使わない―――これが足枷になっていたのじゃないでしょうか。
       >そしてまた、幽霊や死人に頼らなくても、いのちの大切さは伝えられると思うのですが……。
       >うーん、成井さん、妥協しすぎじゃないかなぁ。
       >
        私もそう思います。
        成井さん、ほんとに最近、妥協しているような部分が多く目につき
       ます。実際にご本人がどう考えておられるのかは知りませんが、本当
       にそうだとしたらやめてほしいし(でもご本人の性格的には違うよう
       な気が)、逆だとしたら……それはそれでかなり不安を感じます。
 
       >ってことで、水曜日にも、もいちど見に行ってきますが、どうなっているのでしょーか。
       >
        水曜日、の夜の回ですか? 私も行きます。
        E列23番にいますので、よろしかったら声をかけてやってください。
 
       >では、突然現われて、長文書いていってすみません。
 
        いえいえ、もっと長くても結構ですよ(笑)
        気が向いたらまたいらしてくださいませ。
 
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Re:Re^2:『エトランゼ』(2/17マチネ)観てきました〜。
                投稿者:あやめ ( 02/21 10:04:03 ) 
 
       はい、夜の回です。
       お声お掛けしてよろしいですか?なんだか、意見が合いそうなので(笑)。
       あ、えーっと、とりあえず、女なので、安心してください←なんかちがう。
 
       では、劇場でお会いできる事を楽しみにしています。
 
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Re:『エトランゼ』(2/17マチネ)観てきました〜。
            投稿者:はらだ <HOME>  ( 02/19 18:16:36 ) 
 
       > 私も、「エトランゼ」見てきました<ねたばれ掲示板経由できました(^^;)。
       こんにちは。
       私はねたばれ掲示板ってほとんど観てないんですが…どうなんでしょ。
 
       > 初日だったからか、どうも感動、というかこころを揺さぶられるシーンが
       > 無かったですね。
       > 開くんかっこいい〜、とか、綾さんおとこまえ〜とか、同伴者とも、
       > 役者さんの話にしかなりませんでした。
       うーん確かにあんまり感銘をうけなかったかも。
       役者さんは結構持ち味も出ていい感じだったと思ったんですが。
       私もアンケートでかなり役者さんのことばかり書いたように思います。
 
       > 加藤さんの日記の中でも心配してたけど、アンコールがあって〜というの、
       > 様式美みたいなものじゃないのかな……。日本人って、ダメなものでもはっきりいえなくて、
       > その場の雰囲気に流されてしまうというか。
       > だからこそ、アンケートにちゃんと書きました。
       > たいてい、いいところ(ここが泣けた、このセリフがよかった)があって、埋めるのも
       > 容易なのに、今回は逆の意味で容易でしたね(笑)。
       私は、そういえば音楽がつまらなかった(←そこまで書いてないけど)以外は
       ほめる部分ばかり書いてしまったような気がします。反省。
       ていうか、どうしてもストーリーに対して感想を持てないですこの話。
 
       > 「クローズ」では登場人物がおおく、エピソードも多かったのにもかかわらず、
       > それぞれの重みだったり、気になるセリフがあったので、ばーばー泣けましたが、
       > 今回はなんだかな―って感じでした。
       > ただ、怖いくらい公式ではほめたたえる雰囲気か漂っていたので、書きにくい気持ちも
       > 当然、有りました。でも、届いて欲しい、キャラメルボックスのいいところも知っている
       > からこそ、よくなって欲しいからこそ、書いたんですが……、どうなるのでしょうね。
       え、ほめたたえられているんですか?
       どんな形になっても受け止めなきゃって気持ちが強いのかも。
       受け入れることはできますけど、出来が良かったとは私は言えません。
       でもこれ、私は役者さんじゃなくて脚本の問題だと思っているので
       これ以上どうしようもないような気がする。
       どうなるんでしょうね…夏は楽しみにしてるんですけど。
 
       > 近江谷太朗さんは、さすがでしたね。彼が出てきたら、場がピーンとするし、
       > この舞台のなかで唯一、「生きた人間」が描かれていたような気がします。
       > 敵役でしたが、彼なりのプライドとか、そういうものが伝わってきた気がします。
       描かれている人物像としては彼が最も生きていたと思いますね私も。
       あ、それと磐梯さん!!彼女は素晴らしかった。
       あともう一人上げるなら…あー名前思い出せない、えりーさんのやった役。
       前田さんのやった役もそれ相応にリアリティはあったと思うんですけど。
       メイン級で役柄そのものから生きてたのは近江谷さんのくらいかなあという気がしました。
 
       > ってことで、水曜日にも、もいちど見に行ってきますが、どうなっているのでしょーか。
       見に行けるんですかーいいですねえ…
 
       > では、突然現われて、長文書いていってすみません。
       > 失礼します。
       次も楽しみにしてますよー
       もっと長くてもOKだと思うのですが。
 
 

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