- フレーム
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今回フレームは骨のような形にしています。
通常はほこり等がかからないように箱に納めたりしますが、
歯車の形や動きが見えるようにこのような骨組みだけのフレームにしました。
フレームはこれらの部品をカンザシで接合します。
ここがこの時計の一番の見せ場でもありますので・・・
センターボーンは全ての歯車を支えますので、正確さが要求されます。
また、約2kgの重りを支える必要があるので、一枚板から切り出しています。
センターボーンの写真の手前中央に穴がありますが、ここから重りを吊る紐を出します。
シンプルですが、構造上非常に丈夫です。
各足は、時計を壁に掛けるとき、振り子の隙間を考慮する必要があります。
問題はデザイン性でしょう。
腕時計ですら星の数ほどのデザインが存在しますので、
色々な形が考えられると思います。
今回は、「誕生」の意味を込めて「たまご」の中で鼓動が動いているイメージにしてみました。
「たまご」には見えにくいですが・・・
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