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プチいってきました  


「いってきました」に
なり得ない軽い旅

だから「プチ」


クリックすると大!



こういうところに
行きたがるくまちゃん



かわいー


ペンギン
気持ちよさそうに
泳いでいました


トドの親子
水入らず?の
トド一家

ちょうど水替えしていて
プールが枯れていた




50000キロ
帰りには5万キロに


…冬タイヤ買わなくちゃ(悲)

室蘭水族館と札幌美術めぐり

2002年9月9日・11・12日 決行

9月9日 昆布岳と室蘭水族館

くまちゃんがどうしても行きたいというので、室蘭に行きました。
「水族館に行く」という言葉につられて行ったのですが、どうもうつほは近頃ぼんやりしていて、考えが定まらず、知らない内にくまちゃんのペースに巻き込まれています。危険です。
そうこうしているうちに、車は、ニセコ山系を横断する、パノラマラインを超えて ニセコ町につきました。昼時でした。
朝からほとんど食べていなかったため、昼にはふらふらです。
それなのにくまちゃんは、あろうことか、うつほがぼんやりしているのをいいことに、昆布岳の山麓の林道を使って、隣町に抜けようと云うのです。
最初は割と近い、東の真狩村に抜けるようなことを行っていましたが、道を間違えて、南の豊浦町に抜けるルートに乗ってしまいました。これが大変でした。
空腹と蛇行で、うつほは目が回っていました。いつもは歌っているのですが、歌も出ません。どうしてあんな砂利道を通りたがるのでしょうか。理解できません。
結局は伊達のびっくりドンキーまで、昼食が当たりませんでした。
かといってそれで痩せることはないのですが。

さて、気を取り直して、室蘭水族館に着くと、ほとんどお客さんがいませんでした。
いつものように風がびゅうびゅう吹いています。白鳥大橋では、風速10mという電光掲示が出ていました。天気はいいけど、寒い。
さっそくアザラシの写真を取りまくって、それからトドも見ました。残念ながら平日のショーは午後1時からだけで、これには間に合いませんでしたが、ショーをやるおじさんが来ると、トドがガオーガオーと鳴いていました。何かくれというのでしょうか。

それにしても、春にはいなかった赤ちゃんトドが、7月だったかに生まれたそうで、母親のお乳をしきりに飲もうとしていましたが、時々、母親はうっとうしそうに払っていました。父親も時々、母親とかみ合ったり、子供を踏んづけたりしていました。お世辞にも、ほほえましい光景に見えないのは、あの形と吼え方のせいなのでしょうか。
今更フォローするようですが、トド、嫌いじゃありません。あしからず。

今回は、気になっていた「つぶやき」も食べてみました。

帰りには黒松内経由で、温泉に入りました。 途中、車の総走行距離が50,000kmに達しました。

後日談ですが、ごほうびに、超撥水というすごいワックス洗車をしてあげました。


9月11・12日 札幌市内美術めぐりの巻

今回は旅ではなく、用足しだったのですが、珍しいところに行ったので、書いておこうと思います。

9月11日(水)、この日は、案外と早く用足しが終わって、1時間ぐらい暇が出来ました。

とりあえずくまちゃんは札幌市内でも盤渓という、スキー場のあるような、山奥に行ってみたかったそうで、西の方に車を走らせていました。
うつほは先日のこともありますので、「また山か」と思い、うんざりしていましたが、ふと、そういえば札幌彫刻美術館に行ったことがない、と思いつきました。

札幌出身で、日本各地に大きな彫刻作品を残している本郷新の作品を中心に、普段は展示されていますが、ちょうど、北の彫刻展2002を本館でやっている期間だと、新聞で読んだ記憶がありました。
本館の方は、それほど大きな造りではないのですが、階段の踊り場を上手に使って、作品が展示されており、いい空間となっていました。
あとで聞いたところによると、今回は8名の作家に絞り込んで十数点を展示していたのですが、前回までは、三十点以上あったそうです。

一方、本郷さんの自宅を改築して作られている別館では、同氏の様々な作品が展示されています。玄関脇の吹き抜けの部屋に入っていきなり、3m強の石膏の像が何体も立っていて、その迫力にちょっとびっくり。近くで、しかも石膏のものを見ると、ブロンズのできあがったものとは違う迫力を感じます。
大型から小型の像、デッサン、家族を描いた絵画など、様々な種類の作品があって、当然ながら彫刻を残しただけではなかったことと、彫刻が一つできあがるまでに、様々なデッサンも描かれ、時には模型もあったり、そして石膏ができて、やっとブロンズになるのかと、彫刻作家の思考の過程を垣間見たような気がしました。

次の日も美術めぐり。 くまちゃんのお母さんのお友達が市内で個展をしていたので、顔を出しました。
明るいお人柄の出ている、とても素敵な風景画です。生命力があふれるような草花が描かれていました。
なんだか心に、緑のパワーがわいてきたような気がしました。

そして中島公園の北海道文学館に行って、知里幸恵展を見ました。
アイヌの展示なので、よくわからないかなと心配していたのですが、この人は、アイヌ神謡を日本語に翻訳して、19才で亡くなった人で、主に金田一京助との関係について展示されており、難しいアイヌの知識をもたないうつほでも、簡単に理解できるものでした。
でも、この人が生きていたら、今のアイヌ文化の振興がどのように様変わりしていたのだろうと考えされられました。


→次の旅「豪華客船の旅と東八幡平・満喫JR山田線




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