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洞爺湖中島から有珠山を望む
洞爺湖中島から
有珠山を望む



中島の野生シカ
中島の野生シカ



西山火口
西山火口
(焼き熊いかがすかー)



横綱北の湖記念館
横綱北の湖記念館

豪華フェリーでリゾート満喫 そして野人へ…(1)

2002年9月21〜24日 決行


2002年のテーマを、「北海道のすみずみを制覇し、日本中の多くの動物とふれあう」改め、「北海道のすみずみを制覇し、日本中のできるだけ多くの珍しい動物や植物、つまり珍生物とふれあう(4月8日現在)」としたスタジオうつほですが、今年9番目の旅は、豪華フェリーでリゾートしようという目論見でした。北海道から離れたくてしょうがないスタジオうつほなのでした。今年の目標を無視してでも、海外へ(?)行くのです。油田のある海外へ行って、見たこともないような珍生物を見て、(観光の)メッカを経由して、リゾート。こう表現すると、まるでアラブにでも行ったかのようですが、実は…。

☆その1☆ 9月21日(土)

スタジオうつほにしてはもの凄く早朝の9時前に、岩内を出発し、お隣共和町のワイス温泉に入浴した私たちですが、豪華フェリーが苫小牧東港(以下苫東)から出港するのが夜20時のため、今までしたことのなかった胆振観光をしてみようということになりました。

胆振観光といえば、洞爺湖です。初めて、遊覧船に乗って、野生シカのいるという中島に到達しました。

遊覧船乗り場周辺は、公園のように整備されていて、芝生があって食堂もありました。そんな中、うつほは当然ながら、奈良公園のように、シカがうようよと放たれていて自由に触ることが出来る光景を想像してわくわくしていたのですが、しかしながら、シカは、フェンスの向こうの、下草の生えていない暗くて無味乾燥な地味な林の中にいました。食堂で販売されている餌を目当てに、意地汚くフェンスによってたかっている姿は、なんだか悲しく思えました。

それから、有珠山西山火口に行きました。2年前の噴火以来ずっと噴煙を吹き続けている火口が何十個も並んでいます。その火口の至近、というか、間を縫って散策路や展望台が作られています。散策路をちょっと踏み外すと、やけどします。間近で見る火山の威力に、圧倒されました。そして、散策路の入り口には、観光地らしく、出店が出ていて、そのたくましさにも圧倒されました。

さて、洞爺湖畔には、そういった自然と親しむばかりではなく、人間の偉業に感じ入る事もできる施設があります。横綱北の湖記念館です。折しも、大相撲秋場所十四日目、場所も非常に面白くなっている最中、北の湖理事長もさぞよろこんでいることでしょう。ちなみに郷土資料館も併設されています。番付が売っていたので、買いました。

そして、足を洗えば気持ちいいかと思い、蟠渓温泉のオサル湯(野天風呂)に行きました。長流(オサル)川の河畔の、岩に穴が開いていて、そこから湯が自噴しているという野趣あふれる温泉です。足を洗っていたら、ライダーらしき人が来て、服を脱ぎ出しました。慌ててうつほは車に戻りました。くまちゃんによると、ライダーは「最高ですよ」と言いながら入っていたそうです。ちょっと寒かったと思うけどなあ。ライダーって丈夫ですよね。

そして、当初予定していた登別方面の観光を、時間がないので省略して、何故か美笛峠-支笏湖経由で新千歳空港へいきました。そして夕食のラーメンを食べて、その後苫東へ向かいました。

苫東は初めて行ったので、迷いました。でっかい火力発電所があって、その周りをぐるっと回り込んでいかなくては、ターミナルに到達できません。あとは何もない原野です。遠かった。ようやくフェリーターミナルに着いて、待望の豪華フェリーに対面したのですが、暗かったのでその大きさがよくわからないまま、乗り込みました。2万トンです。

周囲に何も無いと、その大きさとありがたみが実感できないものですね。

連休で混んでいて、出港が30分遅れました。出港してすぐは、物珍しさからあちこち歩き回りました。レストランあり、予約制のグリル(これはレストランと違ってコース料理)あり、何故か甲板上にジャグジーがあり、その他諸々の設備がありましたが、いずれも使用時間が限られていて、特に風呂は、夜間出港の場合、出航後2時間で閉鎖なので、今回のような大混雑の日は、30分短くなって、混んで大変です。脱衣所で既に身動きの出来ない状態でした。文句言っているおばさんもいました。無理もないです。混雑が予想される場合は、是非特等船室をとって、部屋付きのユニットバスを利用するのが賢明でしょうね。

行きはどうせ寝るだけだと思い、私たちは1等船室をとりました。窓を優先して、2人用の和室でしたが、3畳間に直面するとちょっとしたショックですね。H日本フェリーの方は、1等船室は基本的に4人で、広めなのですが、「相部屋になるかもしれません」という脅し文句が必ず付いてくるので(しかしどんなに混んでいてもなったことがない)、落ち着かないのですが、新N本海フェリーは、相部屋にならない保証と引き替えに、ある種の圧迫感を覚えます。

どうやって布団を敷いたらいいか、ちょっと頭を使いました。縦か横かでくまちゃんと口論です。ぬいぐるみなら押入れで寝ろ!

(その2へつづく)




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