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いってきました  




餌付け風景
餌付け風景




ショー練習アザラシショー
練習風景






赤ちゃんアザラシ
赤ちゃんアザラシ
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春の小樽水族館

2002年3月26日 決行

2002年のテーマを、「北海道のすみずみを制覇し、日本中の多くの動物とふれあう」改め、「北海道のすみずみを制覇し、日本中のできるだけ多くの珍しい動物や植物、つまり珍生物とふれあう(4月8日現在)」としたスタジオうつほですが、今年最初の旅は、ごく近場の、小樽水族館です。

 午前中は、札幌の近代美術館で、木田金次郎の展覧会を見てから、小樽へ向かいました。

 うつほにとっては、久々の「閲覧行動」です。

 物を見るということは、普段は気づかないものですが、かなり体力のいる行為だと思います。立っていなければならないし、じっと物を見つめる、そして、考える。
 20歳前後の頃は、1日に数軒美術館をはしごしても、なんとかなったのですが、年々軒数が減っています。まず先に、対称の数が増えると、頭が整理つかなくなります。なにを見たかわからなくなる。それから、体が付いていきません。小さな個人美術館でも2軒ほど見ると、足が痛くなる。最近では、1日に2軒が限度です。そのくらい余裕を持って見た方が、作品に対しても、失礼にあたらないかもしれません。

 やっぱり近美はいいのを持っているなあ。ほとんど全部大作でした。まああのくらい広いところを、60号ほどの作品で埋めるには、大変なんでしょう。

 けっこう時間をとって見てしまいました。満足。

 さて、話は戻って、小樽水族館。

 ここは3月まで冬季閉鎖をしていて、春彼岸のころにやっと開くのですが、毎年開館直後にまずは行ってみるのがスタジオうつほの恒例行事となっています。というのも、この時期は、アザラシの子供が産まれる時期で、今年もそんな情報はなかったのですが、とりあえず行ってみました。

 いました。子供。

 毛がまだ白くて長くて、乾くとぱさぱさしてだんだんぽわぽわになる、ゴマフアザラシの赤ちゃん。

 飼育槽で母アザラシから離れて、陸に上がってひなたぼっこを始めました。

 だんだん毛が乾いてきて、けばだってきます。

 かわいー。

 どうやら、この赤ちゃんは、予定外だったらしいです。

 発情期に雄と雌を分けて飼育しており、今年は一頭も生まれる予定ではなかったらしいのですが、いつの間にか出来ていたそうです。今はやりですね。

 アザラシの写真を撮りまくって、満足。

 他に、屋内ではカエルの特設コーナーなどもありました。

 春休みということもあって、平日でも、親子連れやカップルでかなりにぎわっていました。テレビのニュースで、イルカショーの様子を放送するからでしょうか。そういう私たちは、時間の都合で、ショーを見てこなかったのですが、海獣だけは、餌付けを見て、そして、ショーの練習をしているアザラシも見てきました。興味の対象がメジャーなイルカではないスタジオうつほにとっては、かえってラッキーかもしれません。

 次は、室蘭水族館がターゲットです。4月末開園のはず。うー、楽しみ!!

(おわり)

→次の旅 呪われた町へようこそ…春のヤマセ




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