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灼熱の蜃気楼 富山 その1 7月22日〜24日決行
今年の目標は「道内の端を制覇し、多くの海獣とふれあう」に決定していたスタジオうつほですが、つい内地に行ってしまいたくなって富山行きを決行しました。
瀧口修造関係の展覧会が少なくとも3つあるというので、このチャンスを逃してはと思い、定額貯金を解約して行って来ることにしました。 折しも日本全国に熱波が襲来していました。 暑いものだと思っていったのですが、暑かったです。 羽田で乗り継いで、小松空港に降りたときのジリジリ感は耐えられなかったです。たぶん生まれて初めて味わった暑さでしょう(20度以上になることが年に3日という地で育ったチーフにはとくに衝撃の暑さだった) 小松から富山まで、しらさぎ5号(前面展望のグリーン車)にのりました。 とてもご機嫌でした(特に鉄道マニアのくまちゃんはかぶりつきだった)。のっけからいい気分でした。こんなに贅沢をして寿命が短くならないか心配です。 富山に降りたらますます暑くて、暑いなんてもんじゃなくて、温風ヒーターでした。風が吹かない方が楽です。 ホテルに荷物を置いて、さっそく入善町というところまでまたJRに乗って行きました。ここでは、水力発電所後を利用した「発電所美術館」があって、なかなかおもしろい展示企画をくんでいるようです。ほんとに発電所の中に作品が展示されていておもしろかったし、係の方が親切で大変気持ちよく鑑賞しました。 途中、魚津水族館が列車の窓から見えましたが、涙をのんで次回にしました。(また行くのか!) このあとマニアのくまちゃんにだまされて、短い鉄道路線に乗って海まで行って、日本海に沈む夕日を見ましたが、蜃気楼は見えませんでした。詳しくはくまちゃんが書いてくれると思います。 7月23日 うつぼへ 本日の目標は、「うつぼ」です。 富山と岐阜の県境、岐阜県側の宮川村というところに、「打保」という集落があります。そこに5年ぐらい前からいってみたくてしょうがなかったんですが、チャンスと思い行って来ることにしました。 その前に神岡町というところにも行ってみました。 「水の町」と呼ばれることもあるらしく、道路脇の側溝に、水がじゃばじゃば流れていて、ものすごい暑さの中にも涼を誘うのでした。また、ちょっと大きめの民家の前では、打ち水をしたり、また家の前に水場があって、絶えず水が流れ出ていて風流でした。写真取り損ねました。残念! 昼ご飯を早めに11時半ごろ、大正創業という食堂でざるそばをいただきました。思わずビールを注文。グラスがよく冷えていました。とてもおいしかった! そしていよいよ打保に向かいました。戸数100足らずという感じでしょうか。打保駅はチーフの実家の近くにある(12年間通った)駅と同じ作りをしていて変な面で感激しました。鮎釣りが盛んらしく、種鮎やおみやげ鮎を扱う店もあったりしました。ここでもあちこちから水が流れ出ていて涼しげでしたが、33度ありました。郵便局に避難。長居してすみませんでした。 富山に着いてから、県民会館美術館に行きました。 同じ33度でも、市内は格段に暑いです。 あまりに暑いので、ふらふらのチーフはトイレの扉に顔面をぶつけて、結局展示を見る間ずっと顔を冷やす羽目に。大きなこぶをつくりました。悲劇。 ミロの絵とかあっておもしろかったんですが。 その後ふらふらとアーケードを歩いていたら気分が悪くなりました。冷房と熱気が交互にやってくるのでやられますね。 (つづく) |