Shinobu Tanijiri
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鹿児島県生まれ。高校時代からクラリネットを始める。
東京芸術大学音楽学部別科修了後、1982年ドイツ・ミュンヘン音楽大学に留学。
クラリネットをゲルト・シュタルケに師事。室内楽をG.ヘッツェル、A.コンタルスキー、K.シルデ、E.ヘフリガーの各氏に師事。同大学を卒業後、ミュンヘン・プーラッハ音楽学校のクラリネット講師を務める。'88年帰国。
'92年 東京交響楽団に入団。オーケストラ活動の他、ソロリサイタルや 室内楽でも活躍。
'96年1月 サントリー小ホールにてリサイタル。
'97年1月 カザルスホールにてリサイタル。
'99年1月 カザルスホールにて行われた第3回リサイタルにおいては、オリビエ・メシアンの"世の終わりのための四重奏曲"に挑み、
大好評を博す。
同年4月 ライブ録音の同曲を収めたCD "谷尻 忍 クラリネット・リサイタル"をリリース。
2000年 在京オケ奏者による木管五重奏団「アグネスクィンテット」を結成。
2001年 イタリア・ポルツァーノでのソロリサイタルでは現地の観客に大好評を博す。
2003年 トッパンホールにて第4回リサイタル"ドイツロマンティック"を行う。
2004年 東京交響楽団を退団。
2005年 自由学園明日館ホールにて第5回リサイタルを行う。
2006年 9月より自身が講師を務める石森管楽器のイシモリホール において、「シリーズ谷尻忍クラリネットアーベント」をスタートさせ好評を博している。楽器を問わずこれほど充実した質の高い
リサイタルは珍しいと「音楽の友」などの評価を得る。
11月 ソプラノ歌曲とクラリネットの共演をテーマにしたCD "岩の上の羊飼い"をリリース
日本を代表する奏者として、雄弁に紡ぎだすその音楽は、多くのファンを魅了している。
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