旅行のページ    VOL.4 日光・磐梯 ・会津若松 (NIKKO・BANDAI・AIZUWAKAMATSU)

       
       

 

   
   

 

 

旅行のページ第4編として、日光・磐梯・会津若松に行った時のことをお話しします。

まずは、日光に行った時のことから話を始めます。

上の写真は、全て日光東照宮にて撮影したものです。

日光東照宮は、江戸幕府の開祖・徳川家康が奉られています。建立は、家康の孫・三代将軍家光によるものです。

 左端は、見ざる(見猿)・聞かざる(聞か猿)・言わざる(言わ猿)を猿の行動により表した彫刻(作者不詳)です。

     神厩舎の周りに8枚の彫刻があり、猿の生まれてからの一生が表されています。これは人の一生にも通ずることだそうです。

 左から4番目は、眠っているネコ、つまり「眠り猫」を表現した彫刻で左甚五郎作と伝えられています。

 右端は、日光東照宮の鳥居で、中央部に「東照大権現」(少し見づらい・・・?!)と記された板が掲げられています。

日光東照宮に行ったのは、初めてではありませんが、以前に行った時は本殿が改修工事中だったため、見ることができなかったので、

今回は見に行けてよかったなとつくづく思います。

 

   
   

 

2番目に、桧原湖と五色沼に行った時の話をします。

上の写真は、桧原湖から見た磐梯山(裏磐梯)と五色沼を撮影したものです。

磐梯山は、別名:会津富士もしくは会津磐梯山とも呼ばれています。

桧原湖と五色沼は、元々は川でしたが、1888年(明治21年)に起こった磐梯山の大噴火により、近くの長瀬川とその支流が

塞き止められたことで誕生した湖です。(他には・・・小野川湖・秋元湖があります。)

この噴火で、小磐梯の山体崩壊による岩屑なだれにより、北麓の集落が埋没し、477名の死者を出しました。

桧原湖では水が澄んでいるときには、水没した集落の神社の鳥居の先端部が見えるのだそうです。

磐梯山は、表(表磐梯;南側)から見ると普通の山ですが、裏(裏磐梯;北側)から見ると、前述の大噴火の跡が生々しく残り、

荒々しい姿を見せています。

 1枚目は、裏磐梯の姿を桧原湖周遊ボートから撮影したものですが、

 周遊ボートの速度が非常に早くて転覆するのではないかとヒヤヒヤしましたが、スリル満点でした。

 2枚目は、五色沼で鯉が泳いでいる姿を見ているところを撮影したものですが、

 ここの鯉は尋常な大きさ(超特大ってとこです・・・!!)ではなく、

 見ている人と変わらないほど大きく、泳ぎ方もスイスイではなく、ドタッドタッとした感じです。

 一度はご覧になって下さい!!

 

 
 

野口英世記念館では、

野口英世先生の左手のハンディに屈することのない黄熱病などの病気の研究に対する熱意が伝わってくる様でした。

「志を得ざれば、再びこの地を踏まず」の心意気に感銘を受け、自分も「志をたて、前進あるのみ!」と決意しました。

 

 

   
   

 

最後に飯盛山と鶴ヶ城に行った時の話をします。

 1枚目は、幕末の白虎隊で有名な飯盛山で、白虎隊の悲惨な最期を表現した剣舞を見学した時のものです。

 2枚目は、鶴ヶ城の本丸を撮影したもので、天守閣の最上部まで上がり飯盛山を目前にみることができました。

白虎隊は幕末の鳥羽・伏見の戦いから始まる戊辰戦争における会津藩の予備兵力で城下防衛の任に当たるべく組織されましたが、

会津藩が新政府軍に対し、圧倒的に劣勢に立たされると、若松城(鶴ヶ城)を死守すべく前線へと進軍する形で、各防衛拠点に

投入されました。一番隊は藩主松平容保の護衛の任にあたるも、二番隊が戸ノ口原で決定的打撃を受け敗走し、

負傷者と共に飯盛山へ落ち延びました。しかし、そこから眺めた闘いによる市中火災を若松城が落城したものと誤認し、

一命を取り留めた飯塚貞吉(後の貞雄)を除く19名が自刃して果てました。

若くして散った19人の隊士の墓に1本1本お線香をあげて、冥福を祈ってきました。

鶴ヶ城は会津藩主の居城でしたが、幕末の戊辰戦争での敗戦で降伏したときに開城されました。

鶴ヶ城では、城が辿って来た過酷な運命を常設展示物を見ることで、痛烈に感じました。

 

 

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