アイツも入社、日本科学未来館で見た未来

オ・マ・ケ 〜ASIMO研修中〜

やっぱ折角なんで取り上げときましょう。
日本科学未来館に就職したASIMOが今現在何をやっているか?なんですが、私が訪れた2002年1月26日はまだ研修中という事で、インタープリターの先輩に付き従いながら3Fロボットコーナーの展事物の案内方法等を学んでいました。というよりは、要はそうしたデモンストレーションをしている訳です。
お客さんの前に姿を現したASIMOの胸にはしっかりと日本科学未来館のマークが。気分は既に一人前のインタープリターですな。
他の多くのイベントと同様、ASIMOの活動限界30分に配慮した15分ばかりの内容ですが、先輩のお兄さんによる展示物の説明に一つ一つ頷くASIMOにお客さんも凝視状態。途中お兄さんのネタ振り前にASIMOがしゃべり始めてしまうなど、まだまだ研修生だなオイって感じがかえって会場の空気を和ませてました。
今回は今まで見てきたイベントとは違いかなり間近で見る事になったので、なかなか聞き取れなかったASIMOの駆動音が結構聞き取れましたね。文字で表すとキュイーンキュイーンといった何の工夫も無い表現でしか表せないのが情けない限りですが、つまりはまあイメージ通りってところです(ちょっと残念?)。更に静かな場所ならまた新しい発見もあるんでしょうけどね。
何はともあれ無事にお仕事している姿に一安心?といったところでしょうか。
さて、今回のテーマに沿えば、彼はまさにミームの伝達者たる役割を担うという事になるんでしょうか?最もその先端を行く者としての動向を今後も見つめて行きたいところです。
まだ見る機会の無かった方は、いつでも会えると思うので一度訪れてみてはどうです?
ASIMO


蛇足
ところでこの会場で、2月2・3日に「ROBO−ONE」なる世界初の二足歩行ロボット格闘技大会イベントが開催されていましたね。
某有名個人サイトでは別の趣旨で大注目となってましたけどそれは取り敢えず、こうした個人によるハンドメイドの機械が競争をし合うイベントってのが面白いし、それなりの注目を浴びていたのも興味深い。
よくミニ四駆とかベイブレードとか企業のプロダクトの枠から抜け出せないようなモノの中で競争し合う玩具があるけど、これはそんな規格なんて無きに等しい荒唐無稽の集まり。作る人のセンス丸出し。それが楽しそうで良い。
行きたかったッス。


[参考]
ロボット・ミーム展パンフレット
++日本科学未来館++
URL:http://www.miraikan.jst.go.jp/
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