農業風景の日常詩
あぜみち・73
   

3/2付
 2月13日に母が老衰の為95歳で亡くなりました。
訪問看護制度を利用して、約半年の間、病院ではなく自宅で、医師や看護師の皆さんにお世話になりながら最後を迎えられたので、母もきっと満足だと思います。
終戦直後の食糧難の時代から、米余りの現在迄、父と共にずっと日本農業の一端を担って働き詰めだった母に「ありがとう、本当にご苦労様でした」と言いたいです。(塚原)


3/9付
 転機でしょうか。
 コロナウイルス騒ぎで世田谷学校給食の集会は延期となってしまいましたが、改めてまた計画されるようです。
ウイルス騒ぎでマスク不足、トイレットペーパー不足、学校が休みで子供の昼食の心配をしたり、大変な思いをされている方も多いと思います。また、食料の一部でも買い占めが起きているようで、改めて食料自給率の低さを認識する状況です。
実際に食料危機は起きてはいませんが、可能性としてはあり得ることがはっきりしました。これをきっかけに多くの国民が目覚めてもらい、安倍内閣は出来るだけ早く解散し、国内農業を大切にし、非常時にも食料の心配をしないで済むような政策を実行する政府を選んでほしいと思います。安倍内閣には色々な意味合いで命を預けられません。
 農薬、除草剤の野放し、遺伝子組み換え編集食品の野放し、ポストハーベスト、プレハーベスト除草剤まみれの輸入農産物、国産の何百倍もの残留成長ホルモン抗生物質残留の牛肉豚肉、食品添加物まみれの加工食品、食べ物だけでもこんな状況です。ここに危機管理能力なしの状況が追加されたら最悪です。声をあげようではありませんか。(國母)


3/16付
休載です。


3/23付
 すっかり春めいてきて、もう日によっては半袖で過ごせるようになってきました。ちょっと早い気もしますが、暖かくなると何だか嬉しい気分になるのは人間の本能なのでしょうか?桜も咲き始めましたね。
 どうなるのかとヤキモキしていた新型コロナ問題は、収まるどころか止まることを知らない状況です。オリンピックも延期になりそう。寂しい卒業式に続いて入学式はどうなってしまうのでしょう。経済への影響もどうやらかなりのものになるようですが、日本人の性格なのか、マスコミの戦略なのか、海外ほどのパニック状態にはなっていないようです。でも、これから新社会人になる若人や、数カ月先の見通せない中小企業業者に、早く対策とメッセージを政府は出してほしいものです。急を要しますね、これは。
 お野菜にはあまり直接的な影響は出ていませんが、緊急時に食料が身近にあるのはとても安心できます。やっぱり地産地消は重要ですね。
(職員.com)


3/30付
 春ですね、例年より10日以上桜の開花が早いですね。我が家の春大根も併せて10日以上も先取りに収穫しております。機会あれば是非御賞味下さい。
話は変わりますが、本日3月28日夜半より雪又はみぞれの悪天候に成っております。
 先月の記事に引き続き大変だ!大変だ!東京2020も延期になり、新型コロナウイルスは全世界に蔓延し、リーマンショック以上のインパクトのある不景気が来るかもしれません。
ここで新型コロナに、これからはじまるかもしれない不景気にも、皆様日本代表のラグビーワンチームの様に、前向きに地道に日々精進していきましょう。
お日様は、東から上り西に沈む、普段当たり前の事があり有難く感じる事になるでしょう。
おしまい。(渡辺)
追記:(4月)代表的花として「さくら」があります。さくらの花言葉は「精神の美」優美な女性」


4/6付
 この度のコロナ騒ぎで、私の住んでいる地区でも祭りや各種団体の総会等がすべて取りやめとなり、何とも閉塞感漂う新年度のスタートとなっています。
そんな中、今回もマスクや食料品を買いだめに走る人を見るにつけ、最近の世界的な異常気象や地震等、不測の事態が発生した時に、今の日本の食料自給率で本当に国民の命を守ることが出来るのか、平和ボケしている日本の政治家達に聞きたいものです。
(塚原)


4/13付
 いま、種苗法の改定が安倍内閣で閣議決定され、コロナウイルス騒ぎのどさくさに紛れて採決されるのではと心配されています。改定案では原則、種子の自家採取や苗の自家増殖は種子登録者の許諾制となり、違反すると高額な罰金、懲役まであります。農家は煩雑な手続きが大変で、種はすべて購入となりかねません。私の所では、米、麦、大豆の種は自分で採取したものを使っています。大豆は播種量が多く、これを全て購入すると結構な負担になります。野菜の種子では、すでにかなりの部分が多国籍企業に牛耳られており、国内種苗会社販売の種でも産地を見るとアメリカやアジア各地、ヨーロッパなどとなっていて、価格も毎年かなりのペースで上昇しています。これが、稲、麦、大豆など主要農作物にも及んでくるのではないかと心配しています。そしていつの間にか、国産の伝統種子、在来種子は消え、遺伝子組み換え編集の種子が主流となり、セットで使う除草剤、農薬まみれの作物しかなくなってしまうのでしょうか。
 改定の理由は開発種苗の海外流出防止としていますが、国内での増殖を禁止しても全く効果はなく、海外での品種登録が重要なので、理由は全くの嘘です。
 種は、私たちの先祖が自然の営みの助けを借り、膨大な時間と労力で守り育てて来たものです。その時間、手間と比べたら比較にならないほど僅かな時間と労力で遺伝子を細工し、法律という仕組みを悪用して、種の権利を一部の企業で独占しようとしています。おまけに、人の健康、子供たちの未来を奪うというリスクまでつけて。
 農民連で種苗法改定反対の署名活動をしています。協力よろしくお願いします。
(國母)


4/20付
 12月、1月に蒔いた大根が育ちました。初めての畑なので期待していました。
ただ一つ問題があります。それは猪がいることです。竹の子、さつまいも、長いもなど食べられてしまったとの近所の方の情報。
ためしに蒔いてみよう。これも一つの賭けです。
肌のきれいな、素性の良い大根ができました。あとは猪がどうか。
駆けずり回っている様子はありますが、食べない様子。
猪にとって大根は好みではないようです。
よかった。よかった。
猪に勝った春大根を、ぜひ食べてください。
(柏崎)


4/27付
 皆さん今日は、もうすぐ5月に入ろうとしておりますが依然として新型コロナウイルスの猛威が続いております。3密(密閉、密集、密接)を避けましょう。換気が悪く、人が密に集まって過ごすような空間に集団で集まることを避けてください。
 話は変わりますが、昨日4月24日、日中は晴天で過ごしやすく15時頃から急変し、雹交じりの雨となり、改めてお天気相手の職業を痛感しました。当日は、2グループに分かれ、1グループは2021年1月収穫予定のネギ苗の定植作業を行い、もう1グループは5月後半収穫予定の人参の換気作業に追われました。
現在は、連日5時〜春大根の収穫、洗い、選別、箱詰め、出荷作業を午後5時まで行う日々が続いております。終了は5月末の予定です。
また、秋冬ゴボウに向けた播種作業も5月連休〜スタート予定で「てんやわんや」の状態です。
 本日は、農作業予定の近況報告がメインのお知らせとなりました。あしからず。
お体に気を付けてお過ごしください。
おしまい。(渡辺)
追記:(5月)代表的花として「アヤメ(アイリス)」があります。さくらの花言葉は「よい便り」「メッセージ」「希望」です。早く、新型コロナウイルスが収束する事を願っております。


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