農業風景の日常詩
あぜみち・66
   

2019/1/8付
 明けましておめでとうございます。
今年もおいしい野菜を作ります。
 12月、1月は、春大根の種蒔きの時期。種蒔き後、新しいビニールでトンネルをします。ビニールをかける時、風のない時を選びます。風が強いとかけずらく、飛ばされ、うまくトンネルができません。
西に大平山が見えます。太平山がきれいに見える時は、午後、強い風が吹くことが多いのです。山の様子を見ながらの種蒔きです。
 他にも、カブ、チンゲン菜、レタス類、人参、ほうれん草などを蒔きます。大根は4月、他は3月には食べられます。
楽しみにしていて下さい。
(柏崎)


1/15付
 今年は私の干支でもある亥年という事で、家の近くにある摩利支天尊神社の御開帳の年(4月15日)でもあります。
戦前から戦後にかけては、臨時バスが出るほど賑わった所ですが、これはご神体がイノシシで、戦(イクサ)の時、イノシシに乗った摩利支天尊の姿が、見方には見えても、敵からは見えないということで、イクサの守り神≠ニして崇められていたようです。
 しかし現在では参拝客もほとんどなく、逆にイノシシは田畑を荒らす害獣として地域住民を脅かす存在となり、ここにも時代の流れを感じています。
(塚原)


1/24付
 年明けの忙しい時期ではございますが、お変わりなくお過ごしでしょうか。
 今年の冬は、今のところは前年のような最強寒波の影響による被害はなく、寒さと闘いながらの作業が続いております。
しかし、雨が少なくとても乾燥していますね。植物も人間もカサカサと乾燥してしまいますね。インフルエンザも猛威をふるっているようです。お大事にお過ごしくださいませ。
 我が家のミニトマトは最盛期を迎え、収穫や出荷の準備に大忙しの日々です。とても乾燥していますので水かけのタイミングを調節し、水が切れすぎないようにしています。
 どの生産者も皆様に美味しい農産物をお届けできるよう、寒さに負けず作業に励んでおちます。今年もどうぞよろしくお願い致します。
(藤沢)


1/30付
 みなさんこんにちは。2019年が始まって一月が過ぎようとしています。
早いですね。相変わらず寒い日が続いていますが、みなさん風邪などひいていませんか?
 今回、ちぢみほうれん草を入れましたが、冬限定のほうれん草です。葉が肉厚で甘みが増します。カロテンやビタミンCも多く含まれます。お浸しや汁物が美味しいです。
(稲葉)


2/3付
 今年も1月が終わり、異常乾燥状態でしたが、原稿を書いている1月最後の日、雨と雪で辛うじて一息ついたでしょうか。野菜類も寒さもありますが、なかなか育ちません。元気なのは昨年作った菜種のこぼれ種が発芽したものくらいです。いつも思うのですが、きちんと肥料をやって、畝を立てて蒔いたものより、自分から勝手に生えたもの、前作の実がこぼれた、ハーブ類、もちろん雑草もですが、それは元気なものが多いです。条件が自分に一番都合が良い時に自主的に生えてくるからでしょうか。種を蒔いたら雑草の様に力強く育つ、そんなタイミングで種を蒔けるようになりたいです。
 今畑にあるのは小麦です。寒さと乾燥にじっと耐えています。昨年11月、パン用ゆめかおり、うどん用イワイノダイチ、ビール大麦スカイゴールデンの3種を蒔きました。
 今小麦粉に不安を持っています。前回除草剤の話を書きましたが、アメリカや、一部日本でも、除草剤の危険な使い方が広がってきました。麦、大豆など収穫直前に、穂、或いは莢、茎など完全に枯らして収穫作業をやりやすくするのです。畑の場所により熟し度合いが異なるので、除草剤をかけて全体を枯らすとコンバインでの収穫がやりやすいのです。当然実に残留する除草剤も多くなり、従来の基準では不合格となってしまうので、基準が緩められ、なんと今までの基準の6倍まで許されるようになってしまいました。
かわいそうなのは影響を受けやすい子供たちで、この小麦で作ったパンを学校給食で食べさせられます。アレルギーの増加が予想されるそうです。どうにかならないのでしょうか。
(國母)


2/12付
 大雪になるとの予報 たいしたことなくよかったです。
 今回は味噌作りをしました。
1回目は米こうじ作り
2回目は大釜で大豆煮
3回目は米こうじと塩 ミンチした大豆を混ぜ 桶に入れ出来上がりです。
10月までねかせ 10月に2度引きをし やっと食べられます。
減塩、無添加の味噌が出来上がります。
 今回は孫たちと味噌作りをしました。
孫「買った味噌はおいしくないよね。」「うちのが一番おいしい。」と
おいしい味が解るんですね。
ずっと味噌作りを続けなければーと思いました。
(柏崎)


2/19付
 寒も明けて、これから夏に向けて本格的に農作業もスタートしますが、今はジャガイモやネギの定植準備をしている所です。
その合間に屋敷内にあるブドウや梅の木の剪定をしていますが、先月旅行で山梨県の勝沼方面に行った折、きれいに剪定されたブドウ棚を見てきましたので、早速同様にやってみました。
梅の方は2,3年野放し状態だったので、思いきって枝を切り詰め、日当りを良くする事で、大玉でよく熟成した梅の実が収穫できる様、期待を込めながら作業しています。
(塚原)


2/27付
 一雨ごとに暖かくなりましたが、お変わりございませんか。春とはいっても朝夕まだまだ冷え込みます。体調管理を心がけたい時期ですね。
 暖かくなってきますと農家の仕事も増えてきます。田んぼを耕し、種もみを用意して、田植えの準備を始めたり、作物の植え付けや収穫をしたりと、忙しい時期になってきます。
 我が家のミニトマトは3月、4月、5月と収穫量が増え、味も濃くなり、おいしさのピークを迎えます。新鮮でおいしいミニトマトを皆様にお届けできるよう、仕事に励みたいと思います。
 桜の開花ももうすぐです。皆様の食卓に彩りを添えられるよう、生産者みんなでがんばりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
(藤沢)


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