農業風景の日常詩
あぜみち・65
   

11/5付
 日毎に秋も深まり、紅葉の美しい季節になりました。
皆様お元気でいらっしゃいますか。
 急に寒くなりましたので、体調を崩されている方もいらっしゃると思います。ちょうど夏の疲れも出る頃です。お大事にしてください。
 我が家のミニトマトは、日に日に収穫量が増え、毎日出荷できるようになりました。寒くなりましたので、ハウスの中を暖かく保つためにカーテンや暖房機の整備をして、冬に向けて備えております。朝晩の冷え込みが、ミニトマトの味を濃厚に甘くしてくれます。これからますます味が乗って美味しくなってくると思います。
 健康にご留意し、味覚の秋、行楽の秋を存分にご満喫ください。
栃木産直センターの農産物を、味覚、行楽のお供にどうぞよろしくお願いいたします。
(藤沢)


11/14付
 みなさんこんにちは
11月なのに暖かい日が続きますね。本当なら霜が降りて野菜の成長が 鈍るはずなんです。
でも、適度の雨と気温で、ほうれん草が育ちすぎてしまいました。
このままでは年末に野菜が無くなってしまうかも?
本当に自然相手の仕事は難しい。
(稲葉)


11/18付
 今年もエゴマの搾油始まりました。今年のエゴマは順調にいくかなと思っていたのですが、甘くありませんでした。台風に何度か!襲われ倒されてしまいました。刈り取りに苦労し、実もだいぶこぼれてしまいました。
 毎年何かあります。昨年は暑くて雨がちで、実が一部カビてしまいました。今年は慎重に作業を進め、乾燥も順調に進められました。絞った油を検査したところ大変良い油が出来ました。酸化(AV値といいます)1以下でほとんど酸化なし、劣化度(POV値といいます)は10以下でほとんど劣化なしとなりました。
 早速パンに付けて食べてみましたが、かすかにすっとする香りがあるだけで、軽くて自画自賛ですが、体にしみるような感じでした。
 今年のエゴマは有機JAS認証の畑で作りました。今までも農薬、除草剤不使用、有機肥料のみで育てましたが、今年は第3者がそれを証明することになりました。
農民連のカタログ販売でも取り扱ってもらっています。直接國母まで問い合わせていただいてもOKです。
(國母)


11/26付
野菜の豊作、安値
 豊作貧乏、困りました。高値は望みませんが、中値であれば良いのです。
気候に左右される野菜作り、むずかしいです。
少人数の家族用にと、今年は小さい、お手ごろサイズのミニ白菜、ミニキャベツ ミニカリフラワーを作ってみました。
これならば、一回ポッキリ、使いきりサイズ。
柔かい、甘さもあり、おいしいです。
これからも、小さめサイズの野菜に挑戦し、作ってみようと思っています。
(柏崎)


12/3付
 私の住む地区では元日に行う新年会を初めとして、神社の祭礼等を当番制にして行っていますが、今年は私の班が5年に一度の当番になっている為、先日天満宮等に飾るしめ縄作りをしました。昔と違い、しめ縄に使うワラを確保するのも大変ですが、肝心のしめ縄を作れる人がいなくなり、前年のものを参考に作ったものの、何とも恥ずかしい作品となってしまいました。今はビニール製のしめ縄もあるようで、時代の流れを感じますが、この行事もあと何年続けられるのか、甚だ心もとない限りです。
(塚原)


12/10付
 初霜の知らせが届くこの頃、いかがお過ごしでしょうか。 今年の秋は、暖かい日が多かったせいか、一気に冬が来てしまった感じがしますね。  我が家のミニトマトはすくすくと成長し、日に日に収穫量が増えて、皆様にお届けできるようになりました。朝晩の冷え込みが、ミニトマトの味を濃厚に、甘さも増してくれますので、これからもっと美味しくなると思います。  人間にはつらい冷え込みも、野菜には味を深めてくれる重要な要素です。これからの寒い季節、味の濃い野菜たっぷりの鍋料理が本当に美味しいですよね。身体もホカホカ温まります。  今年もあと一か月余りになりました。充実した日々をお過ごしくださいませ。 (藤沢)


12/17付
 みなさんこんにちは。"年の瀬を迎え今年も残すところあとわずかになりました。"と挨拶しましたが…もう、春夏野菜のカタログが届いてしまいました。早すぎです。
 今年は天候に左右された1年でした。台風が多かったり、冬なのに夏日になったり。野菜の成長に右往左往してしまいました。
年末になりましたが、野菜の価格がいつもより安いと思うので、沢山食べてほしいですね。
 また来年も宜しくお願いいたします。
(稲葉)


12/24付
 日本のテレビ、新聞など一般のマスコミはあまり報道していませんが、アメリカ、カリフォルニアで裁判があり「除草剤(ラウンドアップ)で末期がんに、モンサントに約320億円の支払い命じる陪審評決」となったそうです。モンサントは社内でその危険性を認識していた秘密文書もあり、悪質であると判断されました。"世界保健機関(WHO)の外部組織である「国際がん研究機関(IARC)」は2015年にラウンドアップの主成分であるグリホサートを「おそらく発がん性がある可能性がある」物質と指定し、カリフォルニア州が同じ措置を取った。これに基づいて、この裁判は起こされた。"とのこと。訴えていた男性は学校の校庭を整備する仕事をしており、ラウンドアップを使っていたそうです。今、モンサントはバイエルという同じような会社に買収されています。
 このラウンドアップは日本でも大量に販売されています。除草剤といえばラウンドアップ、また、特許が切れたことで、日本のメーカーも同じ成分の物を安く生産しており、名前は変えていますが百円ショップでも売られています。農村の高齢化で、つらい草取りをしないで済むと、大量に買い込み使われています。がんで死ぬ人が増えているといわれますが、この除草剤を始め、色々な農薬、化学物質などの影響があるのではと思います。
発がん性があると判断された除草剤を売り続けるメーカー、それを野放しにする国、関係機関に憤りを覚えます。気軽に除草剤や、殺虫剤など使ってしまう私たちの考えも大きく変えていかなくてはならないと思います。
(國母)


このページの最初へ

前ページへ
次ページへ




私たちのモットー
主な生産野菜





農事組合法人栃木産直センター