農業風景の日常詩
あぜみち・57
   

7/4付
 夏空がまぶしく感じられるころとなりましたが、お変わりなくお過ごしでしょうか。
 今年は気温の変化が激しく、体調を崩される方が多いように感じます。気温の変化は、農産物にもとても影響しますので、安定した晴天が続いて欲しいものです。
 私が生産していますミニトマトは、今シーズンの出荷はすべて終了し、来シーズンに向けての苗を定植したり、土壌作りに励んだりと、暑さと戦いながら地道な作業を続けています。生産者は、実りの秋を迎えるまで地道な作業をコツコツ続けていくことで、皆様に美味しい農産物をお届けできるように頑張っております。でも、熱中症には要注意ですね。
 今後とも栃木産直センターをよろしくお願いいたします。
(藤沢)


7/11付
 みなさんこんにちは。
 まだ梅雨明けもしていないのに暑い日が続きますね。
今、干瓢むきの真っ最中です。無漂白の干瓢を作っています。
干瓢は甘くておいしい出汁が出る、おいしい野菜です。
これから9月までは大忙しです。
(稲葉)


7/18付
 いつの間にか夏至が過ぎ、暑さも本格的で農作業にはつらいです。梅雨とは名ばかりで、集中豪雨のような雨があった後、ほとんど降らずエゴマもかろうじて芽を出した後、なかなか大きくなりません。
雨は降るところには集中豪雨で、少ない所は取水制限が出るほど少なくて、なかなか人の都合には合わせてくれませんね。
 茹でて食べるための、実の大きい落花生の苗の植え付け、直蒔きもしました。落花生は発芽したところをカラスにやられるのですが、種を播くのを見ていて、後で食べに来ると良く言われます。
トマトと落花生は相性が良いとのことなので、今回トマトの間にも落花生を蒔きましたが、トマトに紛れてカラスに見つからず無事発芽し育っています。
このことはカラスには内緒にしてくださいね。
 サツマイモの苗も植えたのですが、こちらは電柱の上からカラスがしっかり見ていたようで、20本近くも引っこ抜かれてしまいました。悔しい。
國母


7/25付
 「梅雨明け」とか。空梅雨だったように思います。
干瓢のふくべが畑にゴロゴロ。天気続きで良い乾瓢ができるでしょう。
数日前の"大雨とひょう"で、レタス類が駄目になり、届けることができず残念です。
 ブロッコリー、キャベツ、レタス、人参、いんげんなどの秋野菜の種蒔きの時期。
お手ごろサイズの坊ちゃんかぼちゃ≠今蒔くと、10月に食べられます。ホクホクとして、おいしいですよ。
また、6月に収穫した小さなじゃがいもを切らずに植えると、秋の新じゃがとして食べられます。試してみてください。
(柏崎)


8/9付
 日中はなお厳しい暑さでしのぎがたい毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか。
 7月は一気に夏が来てしまったようにとても暑かったですが、梅雨明け宣言した途端、また梅雨に逆戻りのような天気ですね。
 我が家のミニトマトは、7月下旬に苗を定植し、かわいらしい黄色い花が咲き始めました。9月に入る頃にはトマトの実が赤く色付き、収穫が始まります。最初は、小さなカゴの底が隠れるくらいの収穫量ですが、収穫をするたびに倍に、倍にと収穫量が増えていきます。
 夏の暑さの中での作業は、とても身体に負担がかかりますので、休憩を取りながら、無理をしないように心がけています。皆様も熱中症などなりませんよう、水分を多めに取って大事にお過ごしください。
(藤沢)


8/22付
 みなさんこんにちは。
毎日雨が続きますね。宇都宮では日照時間が平年の25%だそうです。
今、日照不足の影響で野菜が高値になっていますね。直売所で"きゅうり"1本が、市場からの取り寄せで、昨日は「48円」、今日は「70円」になっていてびっくりでした。
 野菜の高値は、農家にとってうれしいのですが、育たない。売りたくても無い。
久しぶりに、てるてる坊主を作ってみたくなりました。
(稲葉)


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