農業風景の日常詩
あぜみち・49
   

3/7付
 3月は種まき、野菜苗の移植の時期です。今日、南瓜の種をまくという人も。
ホーレン草、にんじん、大根、ブロッコリー、レタス、ネギ、モロヘイヤなど、暖かくなったのでたくさんの種をまくことができます。
 じゃがいもは大きくても小さくても芽の数が一緒なので、芽を見ながら1/2〜1/3に切って植えます。6月には食べられます。
11月に植えた玉ねぎ、一冬越して大きくなりました。5月には食べられます。お楽しみに!
 2月におじいちゃんが90才で、2年前にはおばあちゃんが89才で旅立ちました。農業をしているからこそ、いつも一緒にいて、看ることができ、介護施設に入所することなく、家から送り出すことができたこと、安堵しています。
(柏崎)


3/18付
 先日の集団健診で前立腺以外は全く問題がないとこがわかり、安堵しています。これまで一度も健康診断なるものを受けたことがない上に、毎日相当量の飲酒の習性もある為、肝機能や中性脂肪でひっかかるのでは、と心配しましたが、知人に見せたところ、ビックリする位良い数値だと驚かれました。
更に血圧も正常であることを考えると、玄米食や新鮮な野菜を毎日食べていることが、健康やダイエットにもつながっていると思われ、改めて日頃の食生活の大切さを実感しています。
(塚原)


3/22付
 一雨ごとに暖かくなりましたが、お変わりございませんか。春とはいっても朝夕まだまだ冷え込みます。体調管理を心がけたい時期ですね。
 暖かくなってきますと農家の仕事も増えてきます。田んぼを耕し、種もみを用意して、田植えの準備を始めたり、作物の植え付けや収穫をしたりと、忙しい時期になってきます。
 我が家のミニトマトは3月、4月、5月と収穫量が増え、味も濃くなり、おいしさのピークを迎えます。新鮮でおいしいミニトマトを皆様にお届けできるよう、仕事に励みたいと思います。
 桜の開花ももうすぐです。皆様の食卓に彩りを添えられるよう、生産者みんなでがんばりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
(藤沢)


3/29付
 みなさんこんにちは!
 やっと春が来たと思ったら、先週は冬に逆もどり。桜の開花も足踏みです。
 先日、私は東京に桜を見に行ってきました。満開とまではいいませんが、ちらほら咲いていて、良い休日を過ごせました。
 毎回そうなのですが、旅行先のスーパー、直売所をのぞいては、野菜の市場調査をしてしまいます。職業病かな?
(稲葉)


4/6付
 4月1日に菅原文子さんや、福島の佐藤常子さん、農民連の吉川さん、渡辺さんがいらっしゃって、エゴマについて情報交換や、私の所の搾油設備と搾油の実演をご覧になっていきました。私の近所からも3名の農家の方が出席してくれました。菅原文子さんは故菅原文太さんの奥様です。
 みなさんとエゴマの栽培や商品化について色々お話し出来ました。福島からの佐藤さんは、エゴマを作って5年ほどたち、自分で使うのを中心にして、販売もしており、血圧やコレステロールも高くなく、歳は伺いませんでしたがお元気そうでした。エゴマの効果でしょうか。また、健康食品として需要が多く生産が追いつかない状態や、今後の見通しなど意見交換しました。絞りたての油、エゴマパウダーの試食もしていただきました。これから農民連が中心になって、何かネットワークを作ってくれたらと思いました。
 今、農作業はキュウリ、トマト、カボチャや各種野菜の種まき、田植えの準備など忙しくなってきました。あれも、これもと気分的に少し焦るような感じです。木の芽も動き始め、草の芽も伸び始め、追いかけられている気分です。そんなとき、朝早くウグイスが鳴いているのが聞こえます。はじめは下手でしたが、毎日少しずつ上手になります。焦らず、できることを少しずつこなしていこうと思います。
(国母)


4/12付
 めっきり春らしくなってきました。土手に咲く菜の花、芝桜、思川桜も満開です。
黄、紫、緑、そこらじゅう鮮やかな色、春ですね。
田には、畦塗りをする人、田植えの準備が始まったようです。
カボチャ、茄子、きゅうり、かんぴょうを植える準備も。
我が家では、ネギ、ブロッコリー、レタス類を定植しています。
 田も畑も野良仕事をしている人が増えました。大根の収穫も始まりました。大根おろし、サラダなど生で食べるとおいしい春大根、みずみずしくておいしい。今年も良い出来です。
(柏崎)


4/19付
 これから春本番というのに九州では大きな地震が続いています。
 がれきになった家を呆然とみる人々の姿に胸が痛みます。報道によると、日本中どこもかしこも危険な場所だらけ。なのに原子力発電所を良しとするのは、どんな神経の持ち主なのでしょう。人間の力には限界があることに気付いてほしいです。
 うわべの言葉の支援でなく、普通の人がふつうの幸せを感じる暮らしが取り戻せるように手助けしてほしいです。心に抱えた不安を一つでも消してほしい。それを政治に求めているのですが、夢物語でしょうかね。
(五月女)


4/26付
 これから本格的な農作業が始まるという矢先、家内が腎臓結石のために医者通いや寝込んだりとあまり仕事になりませんでした。
そんな折、東京に住む私の姪が来てくれ、食事の用意や後片付け、犬の散歩に足腰の弱った母の介護と、合間には農作業も手伝ってくれ大助かり。家の中に若い娘が居るだけで明るくなり賑やかに感じますが、昔はどこの家にも若い人が多く、農作業を手伝っている姿をよく見かけたものです。
 今は高齢者ばかり目立ち、政府はさかんに「攻めの農業」を唱えていますが、TPPがらみの空念仏にしか聞こえません。
(塚原)


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