農業風景の日常詩
あぜみち・43
   

3/3付
 先日の産直センターの総会で、代表理事を退任することになりました。思い返せば、私が加入した頃お世話になった先輩達はほとんどなくなり、構成員も上三川町から小山市の生産者が主力になってきたりと時代の変遷を感じます。
 その間、少子高齢化や直売所の増加等で、野菜ボックスの数も減り、更に4年前の原発事故による風評被害の影響もあって、年々経営も難しくなってきていますが、これからも地産地消、安全安心にこだわり続ける栃木産直センターに、どうぞ宜しくご支援をお願い致します。
(塚原)


3/10付
 このたび、代表理事という大役を拝命しました、藤沢修と申します。
 我が家は、家族4人、パートさん8人と一緒に約200坪のハウスでミニトマトの栽培をしております。土壌作りにとことんこだわり、市場で出る野菜、果物くずを利用して作った、100%自家製有機堆肥をふんだんに使い、コクのある味わい深いミニトマト作りをしております。
また、薬品の散布を極限にまで減らし、収穫しながらでも食べられる安全、安心なミニトマト作りを目指しております。
 皆様に教えを請うことや、不慣れな部分もたくさんありますが、お力添えいただきたいと思います。
ご協力よろしくお願い致します。
(藤沢)


3/17付
 3月13日 冷たい風の日でしたが、ディル、コリアンダー、バジルなどハーブを蒔きました。遠くでは高くヒバリの声が聞こえてきます。ハーブは単品では食べないけど、料理によっては欠かせません。主役の魚、肉、チーズ、トマトなどを美味しく引き立てます。また、バジルなどはトマトと一緒に育てると害虫や病気を防いで元気にしてくれるパートナーです。
人間社会も同じかな?主役ではないが欠かせない、癖があるけど役に立つ、一緒にすると具合の悪い野菜もあるし。でも、それぞれの個性があって、それを認めて活かして行ける社会が良いなと思います。
 エゴマの油を絞りました。エゴマは収穫してからが大変で、小粒な実を色々工夫してより分け集めますが苦労します。そして、油は多くても3割くらい。1kgで300cc位です。
最近人気ですね。でも他の野菜や魚、肉などバランスよく食べ、体もほどほどに動かさないと元気では居られないんですよね。
ではまた。
(国母)


3/24付
 初めまして、稲葉です。今回から時々記事を書かせて頂くことになりました。宜しくお願いします。
 今私は、春夏野菜の種蒔き定植作業で大忙しです。何を作ろうかと思案中!この時が1番楽しいかな?雑誌やテレビを参考に"ちょっと珍しい野菜"をいつも探しています。
直売所では、"ちょっと珍しい野菜"が人気のようです。このセレクトが半年間の成果に影響します。今年もあれもこれもと気になる野菜を集めていたら、約50種類位(!?)になってしまいました(汗)
 失敗も多いのですが、消費者の方に喜んでもらえた時は本当に嬉しいです。この中から皆さんにお届けできる野菜もあるかな?その時まで楽しみにお待ち下さい。
(稲葉)


3/31付
 お待たせしました。いよいよ春大根の出番です。
12月に、マルチの穴に2個ずつ大根の種が蒔かれ、その上にパオパオという和紙のようなものが掛けられ、その上にビニールが掛けられます。
2個の大根の種子が、暖め合い、競争し合い、まるで背比べ。
2ヶ月経つと2つのうち1つが間引きされ、おろぬき大根として食べられます。 葉物が少ない時期、大切な野菜の一つと言えます。(今週のBOXに入っています)2ヵ月後、りっぱな大根へと成長します。
 種が蒔かれてから4ヶ月経ちました。来週あたり出荷できるかと思います。
安心、安全な、前日畑から抜かれ洗われた大根を、ぜひご賞味あれ。
(柏崎)


4/7付
 桜満開、いよいよ本番です。田んぼの準備も本格的となり、忙しい毎日です。
 この時期、思いがけない寒さがあったりで、苺のハウスの温度管理は気が抜けません。この頃の急激な天候の変化に対応しなければいけない農業は、本当に大変な仕事だと思います。楽して金儲けはできないと言いますが、努力だけでは追いつけないものがあります。
 これ以上、地球の環境がこわれない事を願うばかりです。
(五月女)


4/14付
 玄米食にしてから二年あまり、ダイエット効果はもちろんのこと、血圧にも効果がある様です。
というのも私の医者嫌いを心配して、弟が血圧計をプレゼントしてくれ、測定したところ130前後の理想的な値にびっくり(以前はもっと高かった)。
父(94歳)も血圧の薬を何年か飲んでいましたが、玄米食に切り替えてから徐々に薬の量を減らし、現在は全く飲んでいませんが、私同様適正な値で安定しています。
 高血圧は全ての病気の要因にもなるだけに、毎日アルコールを飲む私にとっては嬉しい限りです。この意外な効果に改めて玄米食を見直しています。
(塚原)


4/21付
 桜の季節もいつしか過ぎ、葉桜の季節となりました。
日頃より栃木産直センターの農産物をご購入いただきましてありがとうございます。
 今年は気温の変化が激しく、私の栽培しておりますミニトマトの実の色付きが安定せず、苦戦する毎日です。4月に入り、田植えの準備も始まり、生産者にとっては忙しく、活気づく時期を迎えております。
農家と気象条件はとても深い関係にあり、恵みをもたらしてくれたり、時には自然の脅威を思い知らされたりしますが、少しでも良い品質のものを生産し、皆様にお届けできるよう努力致しますので、今後ともよろしくお願い致します。
(藤沢)


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