農業風景の日常詩
あぜみち・18
   

2011/1/12付
 明けましておめでとうございます。ところによると大変な大雪となりましたが、まずは穏やかな年明けとなりました。私んちも正月気分もそこそこに、少し光を取り戻した陽をあびて野良にでています。
 もう大分年を重ねてきましたが、それはそれなり、さらに、創意と工夫を加味しながらやれるこの仕事も、また楽しいもの。そして皆さんのお心遣いをいただきながら、時には胸ときめく季節のうつろいや、また止むに止まれぬさまざまな思いなど、お伝えできたら嬉しいです。今年もどうぞよろしく。
では又。
(国母)


1/21付
 2011年も明けて早や半月、県北は近年にはめずらしく、三日目の雪空。寒風吹き荒れ、寒さが身にしみます。
 昨年は栃木産直センターに対する皆様の温かいご支援に、深く感謝申し上げます。今年も真直ぐに農業に取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。
(猪鼻)


1/25付
 1月も下旬になってくると、そろそろ各種役員の改選やら研修旅行に、総会の準備、また夏野菜出荷に向けての検討会など、身のまわりが段々忙しくなってきます。当然家を空ける事も多く、飲酒の機会も増えてくるので、体調管理には充分気を付けています。
 よく"忙しくてカゼをひく暇もない"と言いますが、そう言えば私も最近全く風邪をひかなくなり、改めて実感している次第です。
(塚原)


2/2付
 2011年は、大雪、低温、火山の噴火、鳥インフル、人間のインフルエンザ等々、問題発生から始まりました。
雪かきに追われる人のテレビ映像を見るたびに「大変ですね」と声をかけたい気分になります。
 気持ちだけでもくじけずに問題を処理するのはなかなかできない事ですが、ムダな力を使わず、いざ進むというの時の力を残しておくのも重要なんだなあと、この年齢になると思います。
 様々な問題をかかえて生きていますが、"ちょっと笑って心を軽くして"これを今年はスローガンにしようかな。楽しい時間を少しでも多く。
皆様もよろしかったらご一緒に。
 いちごハウスの中は、白い苺の花の間をミツバチが飛んで、すっかり春です。
(五月女)


2/8付
 去年の秋のはな頃、庭先の片隅に植えたラッキョウが、子別れして5〜6本になっていた。1株引き抜いて一皮むいてかじってみる。「つお〜ん」と口の中に独特な辛味と一緒にかすかな春の香りが・・・。自然の中でしっかりと季節を捕えていた。
 今年の仕事の中味を「どうしよう・・・」未だ決めかねているのに、コメは確実に更に値下げするだろうし、連日マスコミがいろんな形で「TPP」を流し、いくつかの反対集会をしても、農家の大方は今、不安と焦燥の中で、それぞれの臨む春を迎えようとしています。
では又。
(国母)


2/17付
 "春は名のみ"状態、又雪が落ちてきそうな空です。農作業も身が縮む程寒いです。暖かい春が待ち遠しい今日この頃ですね。
 米作りの準備もそろそろですが、何といっても私たちの経営とくらしを根元から覆してしまう「TPP参加」が一番の心配事です。絶対阻止、のために消費者のみなさんと、かたく手を握り合い、たたかいを進めたい、後悔しないために!!
 暖かい陽射しの中、又楽しく農業が続けられるように。
(猪鼻)


2/22付
 確定申告の時期が近づき、仕事の合間をみて、決算書作りをしています。今年は「農業戸別所得補償制度」で収入増を期待していたところ、米価の大幅下落や猛暑の影響等で、逆に収入減となりガッカリ。
 全てが政治のせい、とは思わないが、出来もしないことを期待させておいて、あとで裏切ることの多い現政権には失望。
(塚原)


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