前田の算数
富山大学 「数学教育論」の講義より | |||
算数の楽しさって何? -あはは、ゲラゲラが本当の楽しさ?- | |||
※ 富山大学「数学教育論」での講義より プロローグ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「あはは」「ゲラゲラ」が本当の楽しさ? ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ こんにちは、前田です。 小学校の先生をしています。 私が初めて教壇に立った時から今まで、変わらずに思い続けていることがあります。 それは、「楽しい授業をしたい!」という思いです。 しかし、「楽しさ」に関する私の考えは、初めて教壇に立った頃と今では、 少しずつ変わってきています。 「算数の楽しさ」って一体何なのでしょうか? 今日は、算数の楽しさについて、一緒に考えていきましょう。 まず、私が、初めて教壇に立った頃の授業をやってみますから、 みなさんは、小学生になったつもりで、授業に参加してください。
と、こんな感じです。 当時の私は、こんな風に「あはは」や「ゲラゲラ」の生まれる授業が 「楽しい授業」だと思っていました。 確かに、アニメのキャラクターや、冗談を交えると、 子どもたちを一時的に惹きつけることができます。 しかし、それだけでは、いけないような気がしています。 もっと、「算数そのものの楽しさ」を子どもたちに伝えたい。 そう考えるようになってきました。 では、「算数そのものの楽しさ」って何なのでしょう? まず始めに、 子どもたちから引き出したい 3つのつぶやきについて、紹介します。 |
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