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 通常、一般的に光線療法に用いられている治療器具には管球式のものとカーボンを燃焼させて光を放出するアーク方式のものがありますが、管球式のものは主に医科向けのものが多く、アーク方式のものは一般家庭用治療器として販売されています。ここでいう光線療法とはカーボンを使用するアーク方式のものをいいます。

管球式
カーボンアーク方式

治療器の区別
 アーク灯光線治療器には全自動式のものと手動式のものがありますがその良し悪しは、価格的には割高ですが使用上便利で簡単なものの方が、治療に飽きることがなく長時間治療に専念できる特徴があります、光線療法は治そうとする根気との闘いです。またカーボンアーク方式のものは太陽光線のスペクトルに最も似ており、日照不足を補う意味では明らかに優れております。
カーボンアーク灯の種類と特徴
手動式
光線治療器
最新式全自動
光線治療器

カーボンが放す光の特徴
 カーボンの高温燃焼によって放される光は太陽光線が放出する連続スペクトルに最も近似し、日光療法を人工的に再現する最良の合理的手段です。 さらに光の色を治療の目的によって使い分ける事で、より効果的に治療することが出来ます。
総合光線
 カーボン
紫外線中心
 カーボン
可視線中心
 カーボン
赤外線中心
 カーボン

要求される医療用カーボンの特性
 医療用カーボンの製造は日本を始め世界の数ヶ国で生産されていることが確認されております。そのカーボンが放す光の性質の有効性については様々な考え方のもとに製造されているようですが、いずれにせよここでいう光線療法の目的はいつでも好きな時間に、好きな場所に日光浴をし、日照不足を補うことで自然治癒力を回復させ病気を治癒に導く意味からも限りなく太陽に近い光を放出する炭素棒が要求されるのです。
各種カーボンスペクトル分析グラフ
自然の太陽光スペクトル分析グラフ
(カーボンスペクトルの安全性と注意)

上記グラフを比べて見てもわかるように自然の太陽エネルギーよりもはるかに弱いことがわかります。

同様に光による副作用も非常に少ないのです。

かといって、あまり近くでの照射は、火傷を招く恐れがありますので注意が必要です。