俳句ノート

<春9>

更改 2022年04月20日

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NO 備考 ちくわ シニア句会 その他
351 大仏の 貌エキゾチック 涅槃西 2021,04,02
352 畝間より 子のもーいーよ 麦の秋 2021,04,02
353 箱根路や 櫻しべ降る 石畳
<桜しべ降る 箱根路の 石畳>
2021,04,02 *2021,04,07 2021,04,20
354 咲き満ちる 牡丹さくらの 重みかな 2021,04,02
355 魚の影 川上向いて 水温む *2021,04,07 2021,04,20
356 北みなみ  銀杏の芽立ち 御堂筋 2021,04,07
357 花吹雪 押され飛込む 自動ドア 2021,04,07
358 (建長寺にて)
飛花落花 山門下の なで仏
2021,04,07
359 八十路過ぎひと日を円く葱坊主
<八十路過ぎのひと日を円く葱坊主>
*2021,04,07 2021,04,20
360 (篠ノ井線 姨捨駅にて)
姥捨の ベンチ外向き 駅の春
*2021,04,07 2021,04,20
361 麦秋や 昔懐かし 隠れん坊 2021,04,20
362 いつになく 人恋しげな 羽抜軍鶏 2021,04,20
363 惜春や 歳をたらざる サザエさん 2021,04,20
364 朝刊の 題字も緑 みどりの日 2021,05,07 2021,05,05 2021,05,20
365 燃え立つて 風が風呼ぶ 野焼かな 2022,02,06
366 *春耕や 鍬の柄に染む 父の痕 2022,02,06 *2022,02,06 2022,02,20
367 *水温む ドル札洗ふ 異邦人 2022,02,06 *2022,02,06 2022,02,20
368 バス停へ 近道ぬかる 雨水かな 2022,02,06 *2022,02,06 2022,02,20
369

父母の 遠忌をすます 二月尽

2022,02,14
370 ふらここに 揺れの残りて 始業ベル 2022,02,14
371

春寒や 山門下の 撫仏

2022,02,20
372

*春寒し 父母の位牌を 抱く離郷

2022,02,20
373

観葉樹 花の芽ひふみ 二月尽

2022,02,20
374

カーテンの 日影に力 日脚伸ぶ

2022,02,20
375

俳聖の 足跡訪ね 浅蜊飯

2022/03/03
376 水温む 舟底こする 川渡し 2022/03/03
377 春めくや 夫婦で廻る めをと池 2022/03/09 2022/03/03 2022/03/20
378 銀座早やショーウィンドーに春来る 2022/03/03
379 登下校 見守り十年(ととせ)  良寛忌 2022/03/03
380 石庭の 波紋を乱す 猫の恋 2022/03/03
381 *芭蕉庵 跡を訪ねて 浅蜊飯 2022/03/09 2022/03/20
382 *銀座早や ショーウィンドーの 春盛り 2022/03/09
383 *登下校 子らの見守り 良寛忌 2022/03/09 2022/03/20
384 三色の 菫ぞ競ふ 花時計 2022/03/09 2022/03/20
385 小流れを のぼる小魚 水温む 2022/03/14 2022/03/20
386 花の屑 並べて消ゆる にはたづみ 2022/03/14
387 白鳥に 国境はなし 北帰行 2022/03/14 2022/03/20
388 始業ベル ふらここの揺れ 残りをり 2022/03/20
389 国訛り さくら散り込む 始発駅 2022/04/01
390 蒲公英の 綿毛一瞬 崩れ発つ 2022/04/01
391 遅速なき 夫婦桜の 開花かな 2022/04/01
392 朝ぼらけ まづ色いづる 花こぶし 2022/04/01
393 隣国の国 近くて遠き 黄砂降る 2022/04/01 2022/04/10 2022/04/20
394

二年振り 里の棚田に 摘む蓬

2022/04/10
395 老眼鏡 かへてスッキリ 目借時 2022/04/10 2022/04/20
396

花冷えや 格天井の 槍の疵

2022/04/10 2022/04/20
397

遅速なき 夫婦櫻の 開花かな

*2022/04/10
398

さくら咲く 訛り懐かしき 駅に降り

2022/04/10 2022/04/20
399 花曇り 声明声の いづこより 2022/04/11
400

大? 小いたち橋や 飛ぶ柳絮

2022/04/11


春10