俳句ノート

<春10>

更改 2023年05月11日

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NO 備考 ちくわ シニア句会 その他
401 春の泥 猫の足ふく 御祖母さま 2022/04/11
402 幼子と 指切りげんまん うららけき 2022/04/20
403 耐えにたへ 春が来たよと 雪椿 2022/04/20
404 大手橋 渡り校門 さくら満つ 2022/04/20
405 蒲公英に 菫に屈み 駅遠し 2022/05/07 2022/05/09 2022/05/20
406 春潮の 渦に散骨 釣りの友 2022/05/07 2022/05/09
407 春の風邪 朝のコーヒー 紅茶へと 2022/05/09
408 城址出て 飛花の真中に バスを待つ 2022/05/09 2022/05/20
409
冴返る 指にビビツト 静電気
2023/01/16
410
*故郷の 休耕田や 蝌蚪の紐
2023/02/20
411
撤去せし 生家の跡や 梅真白
2023/01/16
412
*バスひとつ 手前で降りぬ 花ミモザ
2023/02/20
413
*大仏の胎内廻り(潜る)日永かな
2023/02/20
414 啓蟄や 働き蟻は 早や仕事 2023/01/16
415 啓蟄や 地下鉄地上へ 出て停まる 2023/03/01
416 冴返る 洗濯挟み パキと折れ 2023/03/03 2023/03/01 2023/03/20
417 花ミモザ 開くことなき 長屋門 2023/03/01
418 暖かや 母のお膝の 耳掃除 2023/03/03 2023/03/01
419 筑波嶺に 一礼をして 春田打 2023/03/03 2023/03/01 2023/03/20
420 春愁や 夫婦茶碗の 大と小 2023/03/01
421 水温む 目玉の動く 蝌蚪の紐 2023/03/03 2023/03/20
422 花ミモザ 一つ手前で バスを降り 2023/03/03
423 春雷や 三年振りに 訪ふ故山 2023/03/13 2023/03/20
424 眠る田を 起こし覚まして 春田内 2023/03/13
425 江ノ電の 一日切符 買ふ日永 2023/03/13 2023/03/20
426 手に馴染む 句帳の表紙 二月尽 2023/03/20
427 梅の香や 今朝は一気に 男坂 2023/03/20
428

春の闇 生家のどこか 軋みをり

2023/04/07 2023/04/03 2023/04/20
429

ワイパーで 払ふ花屑 いろは坂

2023/04/07 2023/04/03 2023/04/20
430

花筏 肩寄せ合うて ひと休み

2023/04/07 2023/04/03 2023/04/20
431

手に馴染む 句帳一冊 二月尽

2023/04/07 2023/04/03
432

花屑を 払ひて上がる 離れ庵

2023/04/07 2023/04/03
433 満開の 桜の下の 弧愁かな 2023/04/10
434 *手に馴染む 句帳のしめり 弥生尽 2023/04/20
435 *花屑を 払ひ突つ掛く 宿の下駄 2023/04/20
436 桜咲く 下に話の 花の咲く 2023/05/11
437 特急の ノーズを汚す 黄砂かな 2023/05/11
438 白梅の 白の濃淡 白の酔ふ 2023/05/05
439 人遠し 桜蕊降る 稚児の墓 2023/05/05