俳句ノート

<秋6> 

2018,11,20 更改

   

 NO  句  備考   ちくわ シニア句会   枻  その他
251 故郷の 川の匂ひか 秋の鮎 2017,10,05
252 秋彼岸 角の取れたる 祖父の墓 2017,10,05
253 冷まじや 天井にある 千社札 2017,10,05
254 名月や 金砂銀砂の 波頭 2017,10,05
255 故郷の 香りいただく 栗ご飯 2017,10,05
256 知床の 島に灯火 鳥渡る 2017,10,16 2017,10,20
257 杉玉の 色褪め熟るる 新酒かな 2017,10,16 2017,10,20
258 身震いて 野分の中へ ヂーゼル車 2017,10,16 2017,10,20
259 浜菊や 磯節十八番の 父なりし 2017,11,01
260 歳時記の 父の書込み 秋ともし 2017,11,01 2017,11,20
261 スマホ繰り 世界を旅す 夜長かな 2017,11,01
262 ゆめぴりか 北の大地の 今年米 2017,11,01
263 野分中 ドンキホーテの ごと案山子 2017,11,01
264 老夫婦 一人ひとりの 夜長かな 2017.11.03 2017,11,01 2017,11,20
265 秋の水 網で覆ひし 蛇苦止の井 2018,08,01
266 秋の声 そつと裏戸の 開く気配 2018,08,20
267 豊満な 土偶の御居処 豊の秋 2018,08,20
268

台風裡 一湾に跳ぶ 白兎

2018,09,20
269 昨日より 空の高さよ 水の澄み 2018,09,08 2018,09,05 2018,09,20
270 早稲 晩稲の稔り 田のアート 2018,09,08 2018,09,05
271 *縄文の 土偶の御居処 豊の秋 2018,09,08 2018,09,05
272 鎌倉の 空の彩雲 鳥渡る 2018,09,05 2018,09,20
273 *秋の声 そつとお背戸の 開く気配 2018,09,08
274 垣根越し 朝顔愛でて 朝の礼 2018,09,08 2018,09,20
275 野分後 梢に留まる 風の音 2018,09,05 2018,09,20
276 みな後ろ 姿似てくる 敬老日 2018,09,17
277 流鏑馬の 人馬一体 秋祭 2018,09,17 2018,09,20
278 夕月や 影踏み帰る 童たち 2018,09,17
279 *夕月夜 影踏む子らの ケンケンパ 2018,09,20
280 運動会 虚子の揮毫の 御成小 2018,10,5
281 親王の 墓とか供花に 秋の蝶 2018,10,5
282 農仕舞ふ 煙をちこち 冬隣 2018,10,5 2018,10,10 :*2018,10,20
283 ひかがみに 秋冷いたる 寝覚かな 2018,10,5 2018,10,10
284 美しく 老いたし難し 破蓮
<美しく 老いるは難し 破蓮>」
2018,10,5 *2018,10,20
285 *花は葉を 葉は花知らず 曼珠沙華 2018,10,10
286 鉄塔に 唸り声おき 野分晴
<鉄塔の 声唸りをり 野分晴>
2018,10,10 *2018,10,20
287 <玉響の 筑波の双耳 稲つるみ 2018,10,10 *2018,10,20
288 午後三時 ほろ酔ひ気味の 酔芙蓉 2018,10,10
289 明月や 浦の松影 みな斜め> 2018,10,10 *2018,10,20
290 冬隣 となりの赤子 はや目覚め 2018,10,10
291 陵や ひと雨ごとの 深む秋
<陵や ひと雨ごとに 深む秋>
2018,10,15 *2018,10,20
292 *表札の 亡き人の名や 冬隣 2018,10,15
293 クレーンの 競ふ高さや 秋の空 2018,10,15 *2018,10,20
294 風の音 上枝に残る 野分晴 2018,11,02
295 *子ら帰り 二人の夕餉 後の月 2018,11,02 2018,11,20
296 *野分波 一湾に跳ぶ 白うさぎ      2018,11,02
297 歳ともに 冴ゆる心耳や 秋の声 2018,11,02
298 *暮早し 螺旋階段 下の闇 2018,11,02
299 *歳々に 冴ゆる心耳や 秋の声 2018,11,02 2018,11,20
300 スマホ繰り 世界を旅す 夜長かな 2018,11,02

 

秋7