俳句ノート

<秋7> 

2020,09,03 更改

   

 NO  句  備考   ちくわ シニア句会   枻  その他
301 *さねさしの ここ晩秋の 岬鼻 2018,11,07 2018,11,20
302 秋の蚊の 一直線に 来て刺しぬ 2019,09,06 *2019,09,04 2019,09,20
303 父の絵の 傾き正す 秋彼岸 2019,09,06 *2019,09,04 2019,09,20
304 落蝉の 四肢で掴みし 虚空かな 2019,09,06 *2019,09,04 2019,09,20
305 無住寺に 灯のとぼる 秋彼岸 2019,09,06 2019,09,04
306 稲妻や 見舞ひ書く筆 しばし止め *2019,09,04
307 *オスプレー 来るな壊すな 秋の虹 2019,09,04
308 鎌倉の 海見晴るかす 地蔵盆 2019,09,04 2019,09,20
309 病む人の 句こそ力と 秋の澄み 2019,09,06 2019,09,06
310 深呼吸 木犀香る 城まはり *2019,09,06
311 運動会 特別席の 空の鳶 2019,09,16
312 おしいつく 己の余命を 知る如く 2019,09,16 2019,09,20
313 空の色 風のいろとも 秋なかば 2019,09,16
314 瞬かぬ 埴輪の眼 秋日影
315 天高し スマホの奥の 無限かな *2019,10,02 2019,09,20
316 故郷に 尖る山見ず 稲の秋 2019,09,20
317 虫すだく なかに三脚 そと置きぬ 2019,10,20
318 柿熟るる 江ノ電庭を 覗き行く *2019,10,02
319 運動会 鯖や鰯の 雲の下 *2019,10,02
320 穴まどひ 漫画チックな 蛇注意 2019,10,02
321
322 秋の昼 母に寄り添ふ 実朝墓 2019,10,04 2019,10,02
323 一本松 別れ烏か 頻り鳴く *2019,10,02 2019,10,20
324 秋暑し 箱根関所に ある牢屋 2019,10,02
325 今年米 水控へめと 母のメモ 2019,10,04 *2019,10,02 2019,10,20
326 運動会 虚子が揮毫す 御成小 2019,10,04
328 葛の花 真直ぐに行けぬ 忍城跡 2019,10,04
329 土間奥の 恵比寿大黒 ちちろ鳴く 2019,10,04 2019,10,20
330 捨石の なかの墓石や 葛の花 2019,10,20
331 菊日和 生家ぽつんと 一軒家 2019,11,01 *2019,11,06 2019,10,20
332 秋出水 やさしき川と 思ひしに 2019,11,01 *2019,11,06 2019,10,20
333 台風の 風の吐息を 寝屋に聴く 2019,10,20
334 夕餉時 父母を話題に 今年米 2019,10,21
335 生家跡 広きが寂し 葛の花 2019,10,21
336 山茶花の 散りしく門は 明日掃かむ 2019,10,21
337 冷まじや 大雨後の 泥の嵩 2019,11,01 2019,11,06
338 たもとほる スマホの世界 秋の蜂 2019,11,01
339 三叉路の 先それぞれの 秋の暮 2019,11,01 2019,11,06 2019,11,20
340 秋雨の 駐輪場の 無聊かな 2019,11,20
341 膕に 秋冷いたる 目覚めかな
342
343 *頻りなり 帰帆の水脈に 鰡の跳ぶ *2019,11,06 2019,11,20
344 *防人の 墓とか 石蕗の 花明かり *2019,11,06 2019,11,20
345 *豆柿の 背ナ寄せ合うて 色づきぬ *2019,11,06 2019,11,20
346 月光の 映ろふ路地や けんけんぱ 2019,11,20
347 早稲中稲晩稲の稔る色模様 2020,09,04 2020,09,09
348 秋扇老い爽やかな立ち仕舞 2020,09,04
349 吾の影の背筋を正す敬老日 2020,09,04 2020,09,09
350 星月夜君の鼓動か吾のそれか 2020,09,04