俳句ノート

<秋5> 

2017,10,20 更改

   

 NO  句  備考   ちくわ シニア句会   枻  その他
201 運動会 特別席の 空の鳶 2016,10,07 2016,10,04 2016,10,20
202 *敬老日 余生静けき 氷川丸 2016,10,07 2016,10,04
203 龍田姫 香嵐渓を 染め上げぬ 2016,10,07 2016,10,04
204 歳寄れば みな障害者 愛の羽根 2016,10,04
205 表札も 一位の樹なり 実を含ふむ 2016,10,04
206 紅葉茶屋 にも上席の あるらしく 2016,10,04 2016,10,20
207 美しき 鼻のゆらせし 林檎かな 2016,10,04
208 草紅葉 利根の源流 ひと跨ぎ 2016,10,17
209 箱根路や 秋七草を 数へ行く 2016,10,17
210 老眼鏡 替へてにはかに 秋めきぬ 2016,10,20
211 秋桜 見え隠れ行く 猫帽子 2016,10,17 2016,11,02
212 吟行や 手帳に栞る 柿落葉 2016,10,20
213 割箸の 淡き緑や 走り蕎麦 2016,10,20
214 入相の 鐘や散り急く 谷戸紅葉 2016,10,20
215 竹の春 御薄いただく 竹の寺 2016,11,04 2016,11,02
216 椋鳥の 納まりきれず 零れけり 2016,11,04 2016,11,02 2016,11,20
217 身にしむや 息子は詐欺と 云ふ標語 2016,11,04 2016,11,02
218 *早稲中稲 晩稲の斑 田色づく 2016,11,02
219 恰好よく 老いたし難し 疣毟り 2016,11,02
220 *大利根の 源流ここに 草紅葉 2016,11,02 2016,11,20
221 *秋めける 老眼鏡を 替へてより 2016,11,02 2016,11,20
222 庭の柿 三つ四つ取りて 田舎閉づ 2016,11,20
223 新米の ずしりと肩に バスを待つ 2017,08,20
224 唐黍を もぐ手の重き 至福かな 2017,08,20
225 谷戸風に 釣舟草の 出帆す 2017,09,01 2017,08,20
226 頂上や まだ色淡き 秋茜 2017,08,20
227 はらからの 芙蓉の花か 両隣 2017,08,21
228 足下より かなかなかなと 父母の墓 2017,08,21 2017,09,20
229 スマホ繰り 急ぎ帰りぬ 盆の僧 2017,08,21
230 旅人となりて訪ふ里稲の花 2017,09,01 2017,09,06 2017,09,20
231 新米の ずしりと背ナにバスを待つ 2017,10,06 2017,09,06
232 食卓に ならぶ白磁や 涼新 2017,09,20
233 食卓の 白磁の小鉢 涼新た 2017,09,18
234 吟行や木犀にほふ城廻(めぐり) 2017,09,06
235 亡き夫の表札残る実南天 2017,09,01
236

校名は 虚子の揮毫や 運動会

2017,10,06 2017,10,05
237 家計簿の収支を合はす鉦叩 2017,09,01
238 土間奥の恵比寿大国ちちろ鳴く 2017,09,01
239 電線の 風切る音や 野分晴 2017,09,18 2017,09,20
240 *銀舎利てふ 言葉を今に 今年米
191 父母を 話題にしつつ 今年米 2017,09,18
242 風さやか 鎌倉駅の ホーム端 2017,10,05
243

*盆の僧スマホ繰りつつ帰りけり

2017,09,06 2017,09,20
244 萩の寺厨子(ずし)の奥なる歓喜天 2017,10,06 2017,10,05 2017,10,20
245 花芙蓉 晩節汚す ことなかれ 2017,10,06 2017,10,05 2017,10,20
246 産土の川にほつちやれ鮭累るい 2017,09,06 2017,09,20
247 *亡き夫の表札ままに実南天 2017,10,20
248 *土間奥に恵比寿大国ちちろ鳴く 2017,09,06 2017,09,20
249 *谷戸に風釣舟草の出帆す 2017,09,06 2017,10,20
250 跖(あしうら)に秋冷いたる目覚めかな 2017,10,06