1 ピロリ菌の年齢別の陽性率 

    胃の症状があり、来院した患者さんの陽性率は約3050%、40歳以上でも同様である。症状がある患者さんを調べみると30~50%なので、一般的な陽性率(罹患率)は従来から示されている80%よりも低い。最近 実際には60%くらいであるとの報告があり、これを支持するものである。


2 一回目の除菌成功率は男性81.1% 女性61.5%

    再除菌での除菌成功も加えた総合除菌率は82%


3 除菌失敗例の性別・年齢は

    男性に比べ女性で除菌失敗が多い傾向がある。特

    若い女性で失敗が多く、これは服薬コンプライアンスの差が 

    影響していると考えられた。