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やまのい みちこ

山井道子

やまのい みちこ

1852(嘉永5)〜 1902.5.16(明治35)

幕末・明治期の儒家、教育者

埋葬場所: 3区 1種 9側 19番

 儒学者の東条方庵の娘。37歳の時に山井清溪(幹六:同墓)と結婚。
 その前後から女子修身に関する著述に打ち込んだ。1891(M24) 女子の心得『女子修身鑑』『女子雅俗消息用文』など女性用の教科書を出版した。
 山井介堂(同墓)の娘の子である山井良(同墓)を養嗣子として迎えている。良の長男である中国思想学者の山井湧(同墓)も同墓に眠る。

<日本女性人名辞典など>


墓地

*山井家墓所には7基の墓が建つ。正面「山井氏墓」。左に並んで山井道子の墓石で正面「智澄院山井道子之墓」、右面「明治三拾五年五月拾六日歿 山井幹六 継配」、左面「女 大地家榮 建之」。道子の墓石の向かい墓所左側に山井介堂の墓石で正面「介堂山井先生之墓」。その左隣の墓石は山井介堂の妻の千恵子の墓石で正面「幽貞儒人之墓」、左面「介堂先生 配 川井氏 諱 千恵子 明治四十三年七月一日歿 享年七十有九」。「山井氏墓」の右に並んで「賢達院山井鈴子之墓」、裏面に没年月日。その向かい墓所右側は山井清渓の墓石で正面「清渓山井先生之墓」、左面「嗣子 良 建」、右面「明治四十年五月廿八日歿」。その右隣の墓石は正面「貞窓院山井華子之墓」。その他、墓誌などはなく、山井良は清渓の墓石の建立者として名前が刻むが、山井湧を含む以降の刻みはない。



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