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やまかわ くにお

山川邦夫

やまかわ くにお

1915.10.4(大正4)〜 1966.10.24(昭和41)

昭和期の内科学者

埋葬場所: 3区 1種 9側

 東京出身。曽祖父は江戸時代の儒者・和算家の山川孫水(1789-1866)。祖父も儒者・和算家の山川慎蔵(1834-1900)。父は内科学者の山川章太郎(同墓)。弟は生化学者・東京大学名誉教授の山川民夫。長男は産業医で臓器移植ネットワークの開発者の山川和夫(同墓)。姪は科学ジャーナリストの大熊由紀子。義従弟(母の妹の長女の夫)に寄生虫学者・衛生動物学者の佐々学がいる。
 宮城県仙台第二中学校、第二高等学校を経て、1940 東京帝国大学医学部卒業。'46 論文「鼻孔部熱電流波分析」で医学博士。専門は循環器病学。
 '50 柿沼昊作(12-1-16)に師事し、東京大学医学部第一内科教室助手。'57 順天堂大学医学部第二内科講座教授に就任。'66 順天堂大学医学部付属病院副院長を務めた。心筋梗塞のため自宅で急逝。享年51歳。

<人事興信録>


*墓石は和型「山川家之墓」、裏面「昭和十七年九月 嗣子邦夫 建之」。右側に墓誌が建つ。父の山川章太郎の戒名は神通院殿釋廣濟愿章大居士。母は慕子(M28.11-S54.5.4:釋尼廣德)。山川邦夫の戒名は聚德院釋極済愿●(照+火が上下)居士。長男の山川和夫の戒名は慈光院釋和顏。なお墓所内に建つ灯篭には「山川内科同窓會」と刻む。


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