東京出身。旧姓小達。本名は西山雅子。小達宗一・スエの長女。小達家の家業は六本木の古くからある亀甲屋の輸入雑貨商・貸しビル業経営。
東京女学館短大中退。1976(S51)日本テレビ系ドラマ「愛が見えますか」のオーディションでヒロイン役に選ばれ本名で女優として出発をした。
'77カネボウ化粧品の夏のキャンペンガールとなり大ブレークし、「夏の目玉」商品のCMから、以後、夏目雅子が芸名となる。
映画「トラック野郎」で6代目マドンナに抜擢。その後、NHK大河ドラマ「黄金の日日」('78)、「おんな太閤記」('81)、「徳川家康」('83)。
映画「大日本帝国」('82)、「時代屋の女優」('83)、「南極物語」('83)、「瀬戸内少年野球団」('84)。
テレビドラマ「西遊記」('78)、「サンキュー先生」('80)、「野々村病院物語」('82)など多数出演。
特に'82映画「鬼龍院花子の生涯」での「なめたら、あかんぜよ」は流行語になり、ブルーリボン主演女優賞を受賞した。
'84作家の伊集院静と結婚。翌年、公演「愚かな女」で主役を務めている最中に、疲労感を訴え入院。本人には知らされていなかったが、病名は急性骨髄性白血病。
闘病生活を送っていたが、肺炎を併発して27歳の若さで亡くなった。
遺作は映画「北の螢」。闘病生活中に付添いの母親に「私がいない間の映画は、みんなコケればいいんだ」と呟いたエピソードがある。
没後、'93白血病の闘病生活による脱毛の悩みから、脱毛に悩む患者の社会復帰を支援したいという本人の意志を継ぎ、かつらを無償で貸与する「夏目雅子ひまわり基金」が設立された。
なお、死後現在に至るまで、写真集の出版、CM起用、夏目雅子の題材としたドラマなどが放映されるなど伝説的存在である。
兄は実業家・プロゴルファーの小達一雄。その妻で元キャンディーズ・女優の田中好子は兄嫁にあたる。
弟にプロゴルファーの小達敏昭。兄一雄の前妻の子である楯真由子は女優であり、姪にあたる。'84作家の伊集院静と結婚。
なお、雅子没後に伊集院静は篠ひろ子と再婚、篠ひろ子の父は沼澤康一郎(24-1-22)である。