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まるやま てつお

丸山鉄雄

まるやま てつお

1910.4.1(明治43)〜 1988.12.26(昭和63)

昭和期の芸能プロデューサー、音楽評論家

埋葬場所: 18区 1種 31側

 長野県出身。政治評論家のジャーナリスト丸山幹治・せい(共に同墓)の長男として生まれる。弟に政治学者の丸山真男(同墓)、社会評論家の丸山邦夫(同墓)がいる。
 1934(S9)京都帝国大学卒業し、NHKに入局。主に芸能畑を歩き、'47敗戦後の占領下で、「日曜娯楽版」を三木鶏郎らと制作し、名プロデューサーとして腕を振るう。 この番組は、歌とコントによる痛烈な政治・世相風刺で放送番組史上大きな足跡を残した。豪放気骨の人で知られ、'46NHK長期縦に際しては放送国家管理に反対、部課長会を脱退してストに参加するなど逸話も多い。
 '64日本コロムビア取締役に転じ、'69コロムビア音楽芸能社長となった。'73 LP『激動の昭和』の企画制作により第15回日本レコード大賞特別賞を受賞した。享年78歳。

<朝日日本歴史人名事典>
<講談社日本人名大辞典など>


墓所

*墓石は和型「丸山家之墓」、裏面「昭和十二年四月 丸山幹治 建之」。左側に墓誌があり、墓誌の最初は母の せい から刻みが始まり父の幹治と続く。両親には戒名が刻むが子息4男とも戒名はなく俗名のみ。弟たちも全員同墓に眠る。次男で政治学者として戦後民主主義をリードした代表的な知識人として活躍した丸山真男は「丸山眞男」と刻む。三男は丸山矩男(1917-2004.2.16)。四男の丸山邦男は社会評論家として活躍した。



第308回 丸山真男の家族
丸山家 父 丸山幹治 兄 丸山鉄雄 弟 丸山邦男 お墓ツアー


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