堀越禎三

　兵庫県出身。旧姓は井上。東京帝国大学卒業。日本銀行に入り、理事となり、1947(S22)片山内閣の経済安定本部副長官に就任。 国際商業会議所日本国内委員会事務総長、66経団連事務総長、68〜74経団連副会長。 この間、石川一郎・石坂泰三(13-1-1-9)・植村甲午郎(8-1-13)の歴代経団連会長の下で財界の裏方役として活躍。 また日本ウジミナス社長、公害対策協力財団理事長などもつとめた。亡くなる一ヶ月前にイエズス会カンガス神父より受洗。霊名はトマス。 享年88歳。 禎三は、堀越鉄蔵（同墓）の長女の敏子(M40.2生)と結婚し、堀越家の婿養子となった。敏子が早くに没したため、二女の春子(T5.2生)と結婚した。

＜コンサイス日本人名事典＞
＜講談社日本人名大辞典など＞
＜墓誌より＞

堀越鉄蔵、 石坂泰三、 植村甲午郎