歴史が眠る多磨霊園


ほり たつお

堀 辰雄

ほり たつお

1904(明治37)〜 1953(昭和28)

昭和期の小説家

埋葬場所: 12区 1種 3側 29番

 芥川龍之介に師事。1926(T15)中野重治らと同人誌「驢馬(ろば)」を創刊、詩・エッセー・翻訳を発表、中野らが左翼化していった中で芸術派の道を歩み、30(S5)短篇集「不器用な天使」を出版、同年発表の「聖家族」で文壇に認められた。 雑誌「四季」によって後進に与えた影響は大きい。代表作に33「美しい村」、38「風立ちぬ」、39「かげろふの日記」、41「菜穂子」、44「こう野」などがある。 また「大和路・信濃路」のエッセーにも優れたものが多い。肺結核を病み以後軽井沢に移り住む。

<コンサイス日本人名事典>
<「あの人はどこで死んだか」矢島裕紀彦 青春文庫>


墓所2

*生前、師の芥川龍之介に倣い戒名はいらないと言い残しており、妻の両親の墓が横長の背丈の低い墓で、気に入っていたので辰雄の墓もこう作ったそうだ。墓石の謹書は自筆である。


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